毛利甚八 写真日記 旅する天体

作家・毛利甚八が、ニコンD600とオリンパスペンを手に、あの町この村、あの川この海をパチリと撮って、ぽつりとつぶやく。

毛利甚八 写真日記 オリンパスペンと旅する 第9回 川辺川その1

2011年10月12日 02時04分56秒 | カメラ・レンズ
 9月下旬の夜、人吉に着いた。
 ヤマメ釣りの師匠・鮒田一美さんのところへ。

 鮒田さんは「やまめ庵」という料亭を営んでいる。
 1日ひと組の客だけで、予約のみの営業。

 自分で釣ったヤマメ、刺し網で捕ったアユを料理してコースで出してくれる。

 いろいろ釣り自慢の方はいるでしょうが、この人の渓流釣りの技は半端ではない。
 毎年、軽々と100本の尺ヤマメを釣っている。それも、きわめて控え目な数として。
 お客になれば、尺ヤマメの燻製が出てくるかも。


レンズ/ズイコー 17mm F2.8 絞りF8 絞り優先AE ポップアートフィルター

 私は2002年にアウトドア誌ビーパルで「川辺川へ行こう!」という連載記事(文と写真)をやっていて、鮒田さんの取材をしたのが出会いだ。
 魚を釣っている写真を撮りたいと頼むと、10分くらいで仕事が終わった。
 その後も20回は一緒に釣りしたが、まぁ、まぐれで勝つということはありませんでしたね。
 私が5尾釣る時、鮒田さんは40尾という感じ。
 はっきり言って、自分が釣るより、鮒田さんの釣りを見ているほうが楽しい。

 鮒田さんと一緒に人吉の夜へ。
 「左文字(さもんじ)」という居酒屋で飲む。
 下の写真は左文字のマスターと奥さん。


レンズ/ズイコー 17mm F2.8 絞りF5.6 絞り優先AE ISO800 モノクローム

結局、左文字には二日通ったのだが、一緒に飲んだ人は次回に紹介する。

 ほろ酔いで人吉の町を歩きながら、カメラのテスト。


レンズ/ズイコー 17mm F2.8 絞りF5.6 絞り優先AE ISO1600 モノクローム

 撮った後にライブビューで見る時に、けっこう感動が大きい。
「うまく撮れたなぁ」と思うのだが、これをプリントに反映するには少しコツがいるような気がする。カメラの画面も、パソコンの画面もバックライトがあるから、輝きがしっかり見える。
 プリントする時には、白の輝きや黒の締まりを経験的に補正しなければならないようだ。
 いいプリンターが欲しくなる。


レンズ/ズイコー 17mm F2.8 絞りF5.6 絞り優先AE ISO1600 モノクローム

 酔った時はAFまかせで撮るのが楽しいですね。

 では本日はこのあたりで。



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