ちょっとしたドラクエ雑学をまじえながら歴代魔王の由来を紹介!公式に発表されていないので、ここで紹介しているのは仮説です。
DQ1:竜王の由来
そのまま、竜の王さまだから「竜王」
ドラゴンクエスト3に登場する竜の女王の子孫だと考えられる。なので、血筋的にも竜の王さまだといえるのだ。ちなみに、竜王戦は画面に表示されるフォントが微妙に変化する。
DQ2:シドー
死に導くものだから「シドー(死導)」
破壊神という存在にふさわしい名前。ちなみ、ベホマをしようしてくるのはファミコンだと255までの数値しか設定できないから。HP255ではすぐに倒されてしまうので、ベホマを使用してくるのだ。
DQ3:ゾーマ
魔を生み出す存在だから「ゾーマ(造魔)」
ドラゴンクエストのアニメ(勇者アベル伝説)ではバラモスはゾーマが生み出した存在ということになっている。ちなみに、ファミコン版のゾーマには薬草やベホマなどの回復呪文でダメージをあたえることができる。
DQ4:デスピサロ
ピサロ+デスで「デスピサロ」
ピサロはインカ帝国を制服したフランシスコ・ピサロが元ネタ。(ピサロが主人公が暮らす山奥の村を襲うから)ちなみに、ピサロはリメイク版で仲間になるが、主人公にしたひどい仕打ちのことは反省していないようだ。
DQ5:ミルドラース
ミル(粉砕器)+アース(大地)で「ミルドラース」
大地を粉砕するものといった意味になる。もともと影の薄い魔王だったが、リメイク版でゲマが目立つようになり、いっそう影の薄い魔王になってしまったのだ。
DQ6:デスタムーア
デス+ムーア(湿原、土地)で「デスタムーア」
6のストーリーを考えると、大地に死をもとらすものというニュアンスで名付けられたと推測できる。ダークドレアムを20ターン以内に倒すとデスタムーアをボコボコにしてくれるが、デスタムーアは歴代魔王の中ではかなり上位の強さなのだ。
DQ7:オルゴデミーラ
デミウルゴスのアナグラムで「オルゴデミーラ」
デミウルゴスは物質世界を創造した神さまの名前。オルゴデミーラが男なのか、女なのか分かりづらい見た目をしているのもデミウルゴスの不完全さをビジュアルで表現したと考えられるのだ。
DQ8:ラプソーン
ランプ+ソーン(いばら)で「ラプソーン」
ランプの魔神のような見た目をしていて、いばらの呪いをつかうから。杖に封印されていたのもランプに封印されているランプの魔神を参考にしたからかもしれない。ちなみに、ラプソーン戦のBGM「おおぞらに戦う」はラーミアのBGM「おおぞらをとぶ」をアレンジしたものなのだ。
DQ9:エルギオス
エルギオスという名前は「聖」を意味するギリシャ語「アギオス」に由来する。
また、エルギオスの元ネタはサタン(魔王)になった堕天使ルシファーである。ルシファーは「光りをもたらすもの」という意味なので、似たような言葉「アギオス(聖)」をもじって「エルギオス」になった。
DQ10:ネルゲル
ネルゲルという名前は人類に災いをもたらすバビロニアの神さま「ネルガル」に由来する。
ネルガルをもじって「ネルゲル」ドラクエ初のオンラインゲームだったので、ネルゲルは発売当初かなりの強さを誇っていた。(バージョンアップでプレイヤーが強化されていくことを計算に入れて強めに設定していたそうだ)
DQ11:ウルノーガ
魔導師ウラノス+ナーガ(ヘビの神さま)で「ウルノーガ」
ウルノーガの正体は魔導師ウラノスだが、ウラノスの元ネタはギリシャ神話の天空神「ウラノス」である。上の都市伝説でも話したがドラクエ11と天空シリーズのつながりを臭わせる存在だといえる。(ドラゴンクエスト)(USJさんとコラボレーションした作品)