『ハリー・ポッター』シリーズの世界には「許されざる呪文」と呼ばれ、人間に使うと終身刑になるほど禁忌とされる3つの呪文が存在します。そのうちの一つが死の呪文「アバダケダブラ」です。 一瞬で相手の命を奪うこの呪文は緑色の閃光が特徴で、反対呪文が存在しない絶対の呪文です。同時に強大な魔力がないと効果は発動せず、実力を持つ限られた人だけが呪文を扱うことができます。ハリーが1歳の時、ヴォルデモートはゴドリックの谷に住むポッター家を襲撃して死の呪文を使用しました。ハリーの両親はまもなく命を落としましたが、母の愛情が呪いに対する防衛魔法となり、ハリーは額に傷を受けただけで生き延びることができたのです。
