潮ひかる/雑感

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『ショーシャンクの空に』を観た

2012-01-26 20:44:36 | 映画鑑賞レビュー
人が人を攻撃するときのあの鋭さはいったいなんなんだろう?
この作品には実に様々な登場人物が登場してくる。
弁護士、刑務官、刑務所所長、バイの男、
人が人を責め立てるとき、なぜあそこまで非道になれるのか。


刑務所に入れられている囚人達の方が何倍も人としてまともな人間に見えてくる。



なんだろう。


捕まっている犯罪者と、そうでない人たちのどこに差があるのか。

ボーダーラインはどこにあるんだろう。


まあ、法律を犯してそれが明るみになったかどうかなのだろうが。


主人公のアンディは殺人罪という無実の罪に問われ投獄されるも、未来に希望を持ち、ゆっくりと、非常にゆっくりと自分の身の回りの環境を整えていく。
そういう作品であったため、

どちらかというと、犯罪者でもなく一般人でもない中庸な立ち位置にいた。

だからこそその境界が曖昧に見えたのだと思う。


アンディのように悪いことをしてようが、まじめに生きてようが、
まっすぐに生きていけるそういう行動力が欲しいと思いました。


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