後山の子明石のふるさと自慢&オカリナ日記

主な内容・・・①後山の子明石のふるさと自慢、②趣味のオカリナ&コカリナ日記、③趣味の新聞投稿、④愛唱歌「山の子の歌」

9月5日より稲刈りを始め、延べ4日かけて10日に終了

2020-09-07 21:40:55 | 農業
 5月3日・4日に植えたイネも黄色に色づき、9月5日(土)より稲刈りを始めました。しかし、5日・6日とも途中から急な豪雨となり、1日1枚しか刈れないという悪戦苦闘ぶりです。おまけに7日には台風10号の九州接近により、台風から遠く離れた岡山県東部でも一日中強風が吹きました。台風一過の8日(火)は久しぶりの快晴で、この日は丸一日かけて大変はかどりました。残るは、最初の2日間に雨で中断した残り2枚となり、10日(木)は途中に小雨が降りましたがなんとか終了できました。
 今年の出来具合は、昨年よりはかなり改善で、私の基準で<並>と<やや良>の境目ぐらいでした。正直なところ、「農機具の支払いを除いてなんとか黒字になれば良し!」というところでしょうか。
 それよりも、台風10号がまだ遠い9月6日(日)の雨は、稲刈りが中断しただけではなく、ゲリラ豪雨となり、またしても例の田んぼの畔が崩れてしまいました。2011年9月初めの台風の雨、2018年7月の西日本豪雨に続いて今回のゲリラ豪雨が10年間に3回目となると全くのお手上げです。その都度災害復旧工事はしてもらっているものの、根本原因を解決しない限り同じことの繰り返しになるのは明らかです。

10回目の田植えが無事に終わりました

2020-06-05 21:22:26 | 農業
 2011年3月に60才の定年で後山に帰ってきてから、10回目の田植えを無事に終えることができました。その間、少しずつ慣れてきたのと、近所(=本家)の田んぼも預かるようになり、水稲面積がかなり増えてしまいました。今年は5月3日(日)に苗を配達してもらい、午前中に苗が届いたので、その日の午後に一部を植え、残りを4日(月)に植えて、2日間で済ませることができました。
 家の前の2枚の田んぼに映る「逆さ日名倉」が、今年は特に美しく、いい写真も撮れたのですが、NHK岡山の「もぎたて」で視聴者の写真を紹介するコーナーが(新型コロナ感染症拡大の関係で)お休みになっているので、残念ながら送ることができません。そこで、今回は「JA晴れの国岡山」の広報誌に送ってみたところ、早速7月号に掲載していただきました。ありがとうございました。

岡山県北の東部で最も遅い桜・・・・「行者桜」と命名

2020-04-08 21:17:24 | 作詞・作曲
 今年は桜の開花が観測史上最も早かったようです。東粟倉小学校の入学式が行われた4月8日、桜前線(=ソメイヨシノ)は美作市でも東粟倉地区が満開になりました。NHKテレビの桜だよりによれば、8日現在、岡山県内では新庄村のがいせん桜が咲き始め~7分咲きで、他の桜の名所はほぼ満開~散り始めのようです。
 ここで新しい桜の情報を提供します。それは美作市の後山(=行者山)の麓の護摩堂にある桜の古木で推定樹齢は200年以上、名前は「行者桜」 (ぎょうじゃざくら)です。この桜は山桜の系統で、開花はソメイヨシノよりも遅く、県北の東部で最も遅い桜と言われる所以です。ごく最近、関係者の間で命名されたばかりなので「行者桜」 としては今春が新デビューになります。おそらく4月15日(水)~20日(月)ごろが見ごろになるのではないでしょうか。
 そして後山の子明石は、それを記念して「行者桜」 という曲を作詞・作曲してみました。後山の子明石の作詞・作曲は2015年ごろからはじめ、毎年1曲のペースで、通算6曲目になります。(これまでの5曲はすべて、このブログ中の記事で紹介しています)それでは歌詞だけですが紹介します。
 また、このことを山陽新聞に投稿していたところ、4月27日の「ちまた」欄に、「『行者桜』の曲作りに挑戦」という題で掲載していただきました。ありがとうございました。
 4番の歌詞だけは、秋の「行者参道紅葉ウィーク」を経て、12月に追加しました。

            行 者 桜 (ぎょうじゃざくら)

                         作詞・作曲   後山の子明石

1.ふるさとの 護摩堂に 今年も咲いた 山桜
  後山(やま)には残雪 おそい春 誰が名付けた 行者ざくら

2.作北の 東(ひんがし)に 稲と粟 実る頃
  9月7日は 大護摩供養 法螺貝響く 行者参道

3.古(いにしえ)の 物語 役(えん)の行者 開いたお山
  行者川(かわ)を渡れば 母御(ははご)さん 女人禁制 奥の院

4.秋深み 紅葉映え 参道から 遊歩道
  耳を澄ませば お滝さん 後(うしろ)を見返りゃ 三ノ丸

今年こそ!日名倉山の茅場の山焼きができればよいが

2020-03-02 21:38:45 | ふるさとイベント
 前回、日名倉山の茅場の山焼きが実施できたのは2016年4月3日(日)でした。隔年実施なので翌年は無し、その後2年続けて雨などで実施できず、今年こそ4年ぶりの山焼きを実施すべく準備をはじめています。予定日は3月29日(日)で、後山地区の住民が各戸から1名美作市消防団東粟倉方面隊の協力を得て、大々的にやりたいところですが、心配されるのは天気です。当日はもちろんですが、前日に雨が降っても、雪が降っても燃えないので、山焼きが再開されてからの8年間によく燃えたのは2回ぐらいしかないのが現実です。
 もう一つの心配は新型コロナウィルス感染症のことですが、現時点において岡山県では感染者が出ていないこと、また山焼きは屋外行事であることなどから、予定通り実施する方向です。
 山焼きが実施できれば、岡山県北の後山地区に春を呼ぶ行事として定着し、文化庁から文化財に指定されている日名倉山の茅場の茅を良質なものに保つことができます。今日では茅葺き屋根の民家はほとんどなくなっていますが、お寺や文化財などの建築物には茅葺き屋根がかなりあります。茅葺き屋根は30年に一度ぐらいの割合で葺き替えをするそうですが、そのための茅を茅場で育てていると言ってもいいと思います。今、あるお寺から屋根の葺き替えのための茅の予約が入っているそうです。茅場は後山地区が管理しているので、茅の注文があれば役員(=区長)に連絡してください。
 また、写真のスポットとしては、5月中旬から下旬には茅の新芽が出そろってきれいです。また、秋が深まればお月見の頃から11月下旬までススキの穂が風に揺れてとてもきれいです。また、日本一の愛の鐘で知られるベルピール自然公園は、この茅場の一角にあるので、カーナビ検索をしてみてください。この場所は標高850~950mで、岡山県美作市と兵庫県佐用町にまたがり、ここからの眺望はまさに絶景です。また茅場は日名倉山の西側斜面にあるため、天気のよい日には夕日もすばらしい
 さらに、日名倉山(1047m)の山頂までは駐車場から1時間弱で登れます。1000m級の山で比較的簡単に登れる山は岡山県内では他にありません。

秋晴れの一日、後山神社の秋祭りが盛大に行われました

2019-10-30 21:10:56 | ふるさと後山
 今年の後山神社の秋祭りは、第3日曜日にあたる10月20日(日)に行われました。今年は、私たちの中筋地区が獅子舞、入谷地区が御神輿、道仙寺地区が当番と屋台で、獅子舞の練習は9月24日から始まりました。獅子舞の演目は8曲、それに奴・お多福を含めるとかなりの人数が必要ですが、地区の若手と元気な者を総動員し、足りないところは他の地区からの応援も得て、なんとか舞い手を確保することができました。当日は天気も良く、また4週間にわたる練習の成果もあり、皆、上手に演じることができました。
 後山神社の獅子舞は江戸時代の終わり頃にあたる嘉永年間(1848年~1853年)から続いており、170年近い歴史があり、美作市の重要民俗文化財にも指定されています。この伝統の獅子舞を絶やすことなく後世に伝えていくことが私たちの大切な使命であることはもちろんですが、それは同時に大変なことでもあります。
 私自身は、毎年神楽笛(6つ穴の篠笛)の一員として参加しているのですが、笛の吹き手ももう少し増えてほしいところです。