goo blog サービス終了のお知らせ 

ウロコナイ釣行

goo-blog閉鎖に伴い、記事を1本ずつ読み返し、書き直しながらアメブロに移転しています

コモンフグ、ちっさ

2022-02-03 13:00:46 | フグ
2022.1.29(土)

鶴見 新明丸


今度こそは、ガマガエルサイズ、ノラネコサイズのデカいヒガンフグを釣りたいな。
スミイカ・アオリイカ用に、オシアコンクエスト200HGを買ったのですが、せっかくなのでPE0.8号を巻いて湾フグにも使ってみます。


前回のヒガンフグ釣りでは根がかりしまくりましたので、捨てカットウタイプで作りました。トカゲのしっぽ切り作戦です。
オモリを追加で購入し、今回は蛍光グリーンに塗りました。

こんなかんじ。
エサ針は4本付けました。



新明丸の客は、ギラギラしていないというか、なんだかのどかだな。6:30に到着しましたが、まだまばらです。


なんと、右の1番前が空いてました。でも、1番前はなんとなく遠慮し、左の2番に席を取りました。



ガラガラを引いてくるお客さんがチラホラいます。駅から徒歩圏内ですので、電車釣行だと思われます。


女性客の割合が高い気がします。女性料金が半額だからでしょうか。


レンタルロッドのお客さんもチラホラいますが、スピニングリールがついていますね。ま、問題ないか。


左どなりのレンタルロッド君は、運動ぐつにジャージ(合羽無し)です。高校生か大学生かな。ここでは『ジャージ君』と命名させていただきます。



おじさんなので、世話を焼きたい衝動に駆られまして、

「エビは水で溶かすといいですよ。」

なんて声を掛けましたが、


「エサは準備して来ました。冷蔵ですから大丈夫です。」とな。


あ、そ、そうなんだ。
ジャージ君は手練なのかな。



左舷は10人でした。定刻7:30を少し過ぎてのんびり出船し、大貫沖を目指します。寒いです。

潮をかぶるので、前方に避難し、寝転んだところで、パチリ。しかし、寒いな。予報どおり晴れてくれよ。
 

9時近く、ようやく釣り開始。澄み潮で、蛍光グリーンに塗ったオモリがかなり深いところから輝いて見えてます。

 

私の周辺では、まず、右どなり(左舷1番)が釣りました。20cm位のコモンフグです。

タイラバ用のヒラヒラを付けていたので、ここでは『ヒラヒラ氏』と命名させていただきます。


ヒラヒラ氏にリリースしたものかどうか聞かれたのですが、う〜ん、私に聞かれましても。


ま、自分でもキープしたいところですので、キープ仲間をキープする意味を込めて、


「とりあえずキープしましょう。大きいの釣れてからリリースするか考えましょう。」と、適当な返事をしておきました。実はコモンフグの実物を見るのは今日が初めてでして、アベレージサイズを全く理解していないのです。


続いて、左のジャージ君もチビコモンを釣りました。が、しばし見つめ悩んだ末、ポイッとリリースしたではありませんか。やはり、手練なのかな。


続いて私にも、オチビコモンちゃんが釣れました。その後もポツリ、ポツリと釣れますが、ヒガンフグなんて釣れません。
オールオチビコモンズです。ガマガエルサイズには程遠く、トノサマガエルサイズってところでしょうか。

こちらは、ど根性ガエル。


おNEWのリールは、なかなか良かったです。
軽〜く投げれば、遠くに飛ぶし、
軽〜く巻けるし、速いし、快適。



若い船長は少しずつポイントをずらし、何度も何度も丁寧に流しかえる操船です。

「はい。すいません。上げてください。」の声がとても優しげです。



10:45、北へ移動開始し、
11:10、第二海堡の100m沖にて釣り再開です。

オチテクルナヨ、オスプレイ


こちらの海水は普通に濁っています。大貫沖からさほど離れていませんが、澄み潮が入り込んでいる大貫沖とでは海の色が全く違います。

ですが、アララ、こちらも同じサイズのコモンフグばかり。

4匹追加しました。

あちらもこちらも、コモンコモン、カモンカモンじゃん。

おやおや、あれに見えるは、先日お世話になったえさ政。第二海堡のキワを攻めていますね。対して新明丸は根がかりのないところを優しく流す操船です。

えさ政は根がかり上等の攻めの釣りをするんだな。先日の根がかり地獄に納得です。

今日は片舷5人しか乗っていないぞ。いいな。



ジャージ君から相談を受けました。
「フグ、キープした方がいいですかね。」

「キープしましょう。お土産、なくなっちゃいますよ。」

 
 
今度はヒラヒラ氏から質問を受けました。

「その竿、自作の竿ですか?」

「そうです。マルイカ用なんですよ。自作と言っても藤沢釣具のなので、竿先は削る必要ないんですよ。」


実はヒラヒラ氏もマルイカ竿で、ダイワの安いやつです、とのこと。

今日は吉久とどちらにするか迷った末、新明丸に初乗船したそうで、ちなみに去年は吉久でトラフグ5匹釣ったとのこと。


 
ショウサイフグ、居ないな。コモンフグに追われ、東京湾から追い出されたのか。ま、釣れれば、コモンフグでもどちらでも構わないのですが、ちょっと小さすぎるな。


 
湾フグ釣りに、戸惑う私です。どうしたら釣れるのだろう。『ツン』とか、『コツン』てのは、何回かありました。あれ、フグのアタリっすよね。でも、アタリで掛けられない。
 

いつ来るかわからない、あの『ツン』や『コツン』の1度目に集中し続けるなんてできない。

そして『ツン』や『コツン』の2度目は無いんだよな。

2度目が無いのは、エサがすでに無いからではなく、エサがまだあるのに無い。ま、単純に活性が低いってことか。
 
 

結局、アタリを取ることを諦め、5秒に1回、ピヨーンピヨーンと誘い、たまに、まぐれでチビフグが引っかかるという、なんとも味気ない釣りであるな。


1匹だけはアタリで掛けました。
とはいえ、実は、


5秒に1回の空合わせを黙々と続けていましたら、4.5秒のタイミングでたまたま『ツン』とアタリまして、

その0.5秒後に自動的に空合わせしたら、不運なフグが引っ掛かっただけですが。

フグをアタリで引っ掛けるなんて、私にはとても無理だなと確信した瞬間でした。


 

ところで、コモンフグの皮は厚いですね。カットウが深く刺さらない。
針の先っちょに引っ掛かっているだけで、ブッスリとはいかない。

ですので、抜き上げた後にすぐポロリと外れます。

ショウサイフグはブッスリ刺さってぷっくり膨れて、なかなか抜けないので、手返しよくするためにプライヤーで抜いていたもんな。柔肌のショウサイフグ、ゴワゴワ肌のコモンフグ。


13:00第二海堡を後にして、13:30再び大貫沖に南下しましたが、追加ならず、7匹で終了しました。

右のヒラヒラ氏は5匹、左のジャージ君は6~7匹。リリースしてたので、正確には覚えていませんとのこと。


ジャージ君は湾フグ2回目で、
「7月、野毛屋でデカいのたくさん釣れたんです。」
と、寂しくほほえんでくれました。彼もまた不完全燃焼のようです。


今日は根がかりなしで、仕掛けのロストは0でした。


船中、2~17匹。

もうすぐ、鶴見川。

 


新明丸さんに、ご提案があります。

フグを捌く順番についてです。

下船後に早くフグを並べた順なんて、如何なものでしょうか?


海上ではなく、陸の上で捌くなら、よそでは、その日の受付順です。

もしも電車釣行派の常連に配慮するならば、予約を入れた順というのはどうでしょうか。電車釣行派にとっても不利ではありません。大洗の福重丸は予約を入れた順で、公平なのでとても好きです。

我先に下船する常連を見たら『次、この船宿どうしよう』ってなります。

最後に並べましたよ。争うの嫌いです。

まだ船に残っていた、ジャージ君と、もう1人の方が私の後ろに並べたので、最後では無くなりましたが。

コンビニ行って戻って、パチリ。

 
実は、お会いしたい方が新明丸にいました。

18~20年前の『つり丸』の新明丸フグ担当船長の記事がとても印象に残っています。

常連客だったが、船長の娘と結婚して新明丸の船長になっちゃったという憧れのストーリーでした。

ところが義理の父(船長)のスパルタに苦労したそうで、

エンジントラブルした時、ロープ結いつけられて、海に放り込まれ、ブイまで泳がされ、辞めてやろうかと思った。

そんなかんじの、1度読んだら忘れない記事でした。


ようやく捌いてもらう順番がきました。船長が捌く横でビニールを持って待つスタイルなので、質問するまたとないチャンスです。


若い船長に聞いてみました。
 
「あ〜、それ、親父の記事で間違いないです(笑)」
 
「その時、客乗せていたんですよ。水深深くてアンカーが下ろせない場所で、半日、ずっと海の中にいたって(笑)」

「おじいちゃん、軍隊式の人で(笑)」

「親父、『いつか、○○○○してやる』って、言ってました(笑)」


そのお会いしたかった船長ですが、10年程前に引退されたそうです。


理由は聞きませんでしたが、
○○○○したからではないはずです(笑)

キレイに捌いてもらいました。

鶴見、青龍
醤油スープソバ、600円。

「スープソバって、ラーメンのことだよ。」
色白の宇崎竜童って感じの店主が教えてくれました。
 
 
スープ、チャーシュー旨し。ごちそうさま。

ヒガンフグ、ちっさ

2021-12-08 11:51:37 | フグ
2021.12.5(日)
 
羽田 えさ政釣船店


ヒガンフグ(アカメフグ)
アカメフグ(ヒガンフグ)

どちらの表記も、
フグ釣りの記事で見かけるものです。

ですので、
てっきり、

ヒガンフグ=アカメフグ
だと思っていました。

ところが、小田原魚市場のHPでは、

全く違うフグじゃん。
別のフグだったのか。

横浜中央卸売市場のHPでは、
「必ず標準和名で販売しましょう。」って書いてあるぞ。

そしてヤバいことに、
アカメフグの白子は食用で旨くて、
ヒガンフグの白子は弱毒とのこと。

ですので、

ヒガンフグの白子を食べ、毎年、死亡事例を含む食中毒が発生しているとか…


きっと私のように、ヒガンフグ=アカメフグだと勘違いしている釣り人が、

『アカメフグの白子は旨い』と聞いて、
ヒガンフグの白子を食べた結果なのです。


オソロシイ。


釣れるフグは、ヒガンフグです。
釣り人は、知ってか知らずか、
アカメフグって呼んでいる。


私は知らずに、
アカメフグって呼んでいました。



野毛屋、一郎丸、吉久、吉野屋のHPには、アカメフグって書いてある。


フグ調理師免許持っているのでしょ。
もちろん、標準和名を知っているでしょうに…


横浜中央卸売市場が、
「必ず標準和名で販売しましょう。」
って言うんだから、
遊漁船の看板もそうして欲しい。


もしかして、

ヒガンフグで看板出したら、
客が減るの?


一方、

ヒガンフグ表記の遊漁船もありました。

新明丸と、えさ政釣船店です。
好感が持てます。



仕掛けは、

2パターン、作りました。

こんなかんじ。



藤沢釣具のパーツで作った、
マルイカゼロテン竿。

長さがまちまちなのは、
パキポキ折れたから。


2番目に短いやつを使ってみるか…なんとなくですが…

出船間際。


長靴忘れ、
バイクに取りに戻ったところでパチリ。
目の前の土手の上に置けるので、
バイク乗りには便利だな。


えさ政釣船店15年ぶり。
湾フグ14年ぶり。


湾フグ情報は、あの頃より、だいぶ豊富になり、それなりに予習できましたが、

どうなることやら。


北風強めの予報です。
駐輪場所を指示してくれた船長に、
 
『北風だから、右舷の方が暖かいですか?』と聞くと、


『それ聞きますか?それ重要?』
って、笑ってくれて、

 
『どちらとも言えないです。前ならずっと日が当たりますけど。』

ふ〜ん。
北風なのに、船が北を向くとは限らない?
 
その理由は、
ポイントについて分かりました。
もう少しあとで書きます。


右舷9人、4番目。

直ぐ目の前で、
林良一さんのカワハギ教室。
出船前のレクチャーが始まりました。

全く聞こえない… 

良さん…声ちっさ。ちっさ過ぎ。
拡声器ないのかしら。

定刻7:00出船


『木更津に向かいます。』と、アナウンス。
けっこう飛ばします。

左舷を乗り越えた海水が、
滝になり、右舷に流れ落ちてきます。

北風、ハンパねぇ。
左舷はとんでもない状況のはず…


 
木更津ではなく、
袖ケ浦のとある港内に入り、
岸壁にピタリと付けて釣り開始。

そうか、ヒガンフグって、こういうとこ狙うのか。


謎が解けました。
岸壁にピタリと横付けするのでは、
どちらが日当たりいいか、
出船前には分かりません。


港内につき、風がなくていいかんじ。
たまたま、日当たりのいい側でいいかんじ。


水深、4mとか、そんなかんじ。
 

すると、おおおおお〜
ゼロテン竿にハデなアタリです。

1匹目

ちっさ。

でも、本命ヒガンフグじゃん。
釣果に数えていいのかな?

い、いいのかな?



しばらく、混じりっけなし、
本命ヒガンフグ、入れ喰い。
 
8:30、早くも、ツ抜け。

アルゼンチンアカエビサイズが大半ですが、11匹います。

周りで、歓声が上がり、大きいのが釣れたのかなと思っても、


チビに毛が生えたサイズです。

 
釣果写真で見るような、

ガマガエルサイズ?
野良猫サイズ?
なんて、いません。

 
な、なんなんだ、この釣りは。

このポイントが浅いから?

今日だけ特別チビだらけなのか?


やがて、朝のサービスタイムが終わり、

船中、ポツーン、ポツーンタイムになりました。


岸壁沿いにポイント少しづつ変えて、
 
少しサイズアップを追加し、


11:30で、14匹。


その後はクサフグやら、ハゼやら、ゴミしか釣れません。


13:00。

船長が来て、お捌きタイム。
 

4匹だけ、選抜されました。


『う〜ん、あとは逃してください。うちは18cm以下は放流なので。』


はっはっはっ。
なるほど、そういうことか。
 
私が湾フグ、ツ抜けなんて、10年早いんです。

妙に納得し、笑いが込み上げます。


4匹が、棒身にされて戻ってきました。


命拾いした10匹は、元気に泳いでお帰りになりました。

 

残り時間わずかですが、

東京湾を横切り、東扇島岸壁を狙いました。


袖ヶ浦岸壁より更に根がかり多く…


最後に私がデカい岩を釣り、
岩をタマアミですくってもらったところでアナウンス。


『はい。デカい岩が釣れたので、これで終わりにします。お疲れさまでした。』


ん?、私のせい?(笑)

私、4匹。 
船中0~10。


竿頭の人、私の隣の隣、前から6番目の方でした。

釣れた総数は、私とさほど変わらないと思うのですが、


10対4って、なんなんだ。

竿頭はほとんど
キープサイズ釣っていました。


私見ですが、
竿頭は仕掛けをじっと動かさない釣りをしていたような…


私みたいに、
ぴこぴこ、ぴょんぴょん誘っていなかったような…


次は巨大な、
ヒガンフグ釣りたい。




舐めてました

2021-11-07 11:24:27 | フグ
2021.10.31(日)

大洗 福重丸
 


久しぶりに湾フグやりたい。
14年ぶり〜
オモリ買って、
白塗って、

オレンジ塗って、
コーティングして、

キンメダイ用ナイロンハリスで作りました。
フロロカーボン買うの、めんどくさかったから。
舐めています。

湾フグなので、
オモリ交換仕様です。
 

仕掛けは作ったものの、
やはり、
湾フグなんて、釣れない気しかしないな〜



そうだ。

湾フグ前に、
大洗フグでリハビリしよう。
リハビリとか、舐めています。

大洗フグは4年ぶり〜

 

大洗フグ仕掛けも作らなきゃ…と、

保管してあったフグ用25号オモリ、
眺めていたら、
閃きました。

湾フグ仕掛けと、

合体。

マーカーで囲んだ部分、
湾フグ仕掛けをねじ込みました。

ナイロンハリス、こんがらがるだろうな…
ま、いいか。
舐めています。


コロナでもって、
県外へのレジャーを自粛していたら…

あ〜あ。

9月まで、
パカパカ釣れていたフグ、
まったく釣れなくなりました。

出船はしているようですが、
釣果欄が更新されません。
証拠隠滅ですね…

やっぱり大洗フグやめるか、
ギリギリまで悩み、
結局、
あの変な仕掛けを使ってみたくて、


福重丸に電話しました。
『明日、フグ出ますか?』

すると、
『明日フグやりますけど、釣れないようでしたら、タコやります。それでも構いませんか?』

…余程釣れていないようです…



秋です。
真っ暗です。
まだ船長は来ていません。
 

暗闇の中、
年配の方々がよろよろしつつ、
引き潮で低くなった船に乗り込み、
席を取り合っています。

危ないよ〜
止めてくれ〜


ボードに番号札を下げるとか、
くじ引きにするとか、
予約順に席を選べるようにするとか、
どうにかして欲しい。


というわけで、
左舷7人、
ド真ん中の席になりました(笑)。
極鋭ゲーム165センサー。
電動丸3000H、PE4号。


出船。

エンジンスロー。
南の近場、水深30mでやるようです。

アオヤギを1つ、ベリベリ剥がし、
スタートフィシング〜
 

船中1匹釣れて、
その後釣れなくて30分経過…
再び南へ大きく移動。
だんだん明るくなってきました。
台風が通過したばかりで、うねりはありますが、風は無くエンジン全開。
通称大竹沖。
このエリアを1日通して攻めました。
広いこのエリア、どこもかしこも37m。

フグ1匹、一安心。
チビタコも釣れました。
7時。
フグ2匹、もう一安心。

ですが、
これにて、
モーニングサービス終了。

肝さえ食われません。

9時。
サバフグ。

水深半分ほどで仕掛け止められました。
やってる事がまるでサバ。


大洗で初めてサバフグを見ました。
サバフグ、北上しているのかな。

サバフグに文句を言っていますが、船長に聞いたら捌いてくれるとのことなのでキープ(笑)。


隣でトラフグが釣れました。
大洗で初めてトラフグを見ました。
トラフグ、北上しているのかな。

チーン。 
11:50沖上がり。


2匹。
過去最低の貧果でした。

フグ、舐めていました。
大洗に来さえすれば、パカパカ釣れると思っていましたので…

 
合体ナイロンハリス仕掛けはダメでした。
手前マツリしまくり。
あれでは釣れません。
フロロカーボン買っとこ。

ホント、舐めてました。



4年ぶりでしたが、
PEライン細い人増えたな。
エビエサ持ち込んでいるが人いたり、
湾フグスタイルに近づいている…
夫婦船。
今日は楽勝で捌き終わりますね…


やはりこの日、
釣果欄の更新はありませんでした(涙)





きよ丸の仙人

2021-04-18 16:44:25 | フグ
東京湾ではフグ釣れませんでしたが、茨城でなら釣れるかな。


東京湾では6~10号オモリを使いますが、外海の深場を狙う茨城では、25~30号を使います。当然、竿も違ってきます。

半田丸のフグ竿を買いました。茨城のフグ、カレイにいいですよとのことでした。

東京湾と同じカットウ針を使用しますが、針数もハリスの長さも違います。

エサまで違います。


東京湾と茨城とでは、ショウサイフグ釣りは、趣を異にします。



これまで、大洗の弘清丸6回、きよ丸6回、福重丸1回、鹿島の不動丸に1回乗りましたが、

釣れました。こんな私にも、じゃんじゃん釣れました。

釣れる釣りは楽しいです。
当たり前ですが。




いわゆる、タイム釣りをします。

竿先は見ません。見たことがありません。上に泳いでいるフグを誘って、誘って、下に誘導して、頃合いを図って、エイヤッ、ってイメージします。

いくつかバリエーションを用意し、あれこれ違った誘い方を試すことぐらいはします。

そんな釣り方でも、ツ抜けしないことは稀で、15~40位は釣れました。


カレイ、タコが、私にばかり釣れることが良くありまして、

たぶん、竿を良く動かすからでしょう。カレイもタコも小突いて釣リますからね。
  


弘清丸、きよ丸の、中乗りさん
の釣り方を紹介します。
 
大洗の船はたいてい小さくて、1番前はまっすぐに立てないほど、きゅうくつです。
大洗の客は心得ていて、1番前だけ空いていることが、ときどきあります。



2016.4.17(日)

大洗 弘清丸
 
早朝のバイクは寒いので、集合時間ギリギリを狙って行きます。

この日、余っていたのは右の前。まじで足元が狭く、どうせならと、右のお立ち台に上がりました。

左のお立ち台は中乗りSさんのいつもの席です。何度かお見かけしている方で、弘清丸HPで連日竿頭の凄腕です。


ご挨拶し、質問することができました。

Sさんは、いわゆる湾フグスタイルで、PEは0.8号か1号とのこと。空アワセはせず、アタリを見て掛けるそうです。
ハリスも短かくて、湾フグ仕掛けそのもの。

湾フグスタイルの達人には負けるよな〜、なんて思いましたが、


どういうわけか、その日の私は絶好調で、ぶっちぎりの竿頭でした。

外道も私にばかり。
タコがパカパカ釣れましたし、70cm超の超弩級イシガレイも釣れました。

Sさんは不思議がっていました。本当に竿先見ていないんですかと。
はい。まったく見ていません。


たまたま、その日のフグの呼吸に合っていたんです。
こういう日があると、天狗になるのでたいへん危険ですが。
 



きよ丸中乗りさんの釣り方には、びっくりします。
 

釣座は、お立ち台の真ん中で、座って海に背を向け、船全体を見渡しながらの釣りです。なので、船長に言われなくても、オマツリに駆けつけられます。中乗りのあるべき姿かもしれません。


竿の逆を向いていて、
竿を見れません。


竿が独特で、
短く細いムーチングロッド。ゆ〜っくり、上下させています。まるで櫓を漕いでいるよう。

本当にフグ釣っているんですかっていうスタイル。


ですが、そこはやはり、百戦錬磨です。釣るんですよ、コンスタントに、パカパカと。
なんじゃそりゃ…


右の1番前で釣りしていた時、チャンス到来。そりゃ、聞きましたよ。
どういう釣り方なんですか?どうなっているの?ってな具合に。



仙人曰く、
もとい中乗りさん曰く、
 
『竿なんて見なくても、アワセなくても、フグは7~8割、向こう合わせで釣れるよ。』


む、向こう合わせ???

『後ろ向いているから、2~3割は釣れないけどね。』


う〜〜〜ん。まじ?


我こそはと思われる方、是非お試しください。仙人みたいに後ろを見る必要はございません。前を向いて、さあ、どうぞ。


 

おまけ

鹿島の不動丸に1回乗った理由→大洗の船が予約いっぱいだったから。


いい点がいくつかありました。 

船がデカくて、足もと広々。

大洗のどの船よりもアナウンスが良い。海の状況説明が丁寧かつ分かり易い。


船上で中乗りがチャチャッとさばくので、下船後にさばく大洗船と違い、待つことがない。



残念な点もありました。

鹿島の船はいつもそうですが、大洗港の目の前がポイントだったのに、ホームページには鹿島沖って書いてある。


さばき方が雑すぎました。1人で短時間にやるので、しょうがないですが、あまりにも血まみれじゃないですか。

その点、大洗の船は丁寧です。時間は掛かりますが、家族総出、娘の友人まで加わったりして、5~6人がかりの完全分業の流れ作業で、キレイに洗ってくれます。

総じて私は大洗の船の方が好きです。

やっぱり嫌い

2021-04-17 19:55:19 | フグ
2006.8.19(土)

羽田 えさ政釣船店



自分でさばけない、禁断のフグ。
旨いかな。旨いんだろうなぁ。

ガキの頃からフグは嫌いでした。釣りの邪魔ばかりするので。食えないし。今こそ積年の恨み、晴らしてやる。うひひ。

まずは形から。KT関東、湾フグ竿を買いました。
5~6匹くらいは釣れるかなと。堤防で嫌になるほど釣れるんですから。クサフグやらキタマクラですが。


はい。ま、見事に返り討ちにあいましたがね。

笑ってしまうほど、アタリが分かりません。たまに、エサがキレイに食われています。幸い一匹釣れ、ボウズは免れましたが、カットウではなく食わせ針でした。

食わせ針で勝手に釣れてもな。。
カットウに掛けなきゃ負けですな。


フグは人気で満船でしたが、ギュウギュウ詰めの胴の間に、異次元の達人がいました。

仕掛けはカットウのみ。ベイトリールで、誰よりも遠くにぶん投げ、5秒おきにソフトにチョ〜ン、チョ〜ンと、引き釣り。

シロギスサビキに近いイメージ。投げる間隔は短く、くり返し、くり返し、ぶん投げます。


彼だけが異次元の釣り。船長も感心しきりのようでした。


釣果欄 0~22

彼以外に5匹以上釣れた人、いないんじゃないかな。たぶん、いないと思う。

達人は船長の写真撮影を拒否し、何やらゴニョゴニョ頼んでます。

どうやら、他船の常連なので、浮気隠蔽工作ってやつです。

ふふふ、いろいろあるのね。


フグの刺し身、初めて食べました。
高級品、高級品と、念じつつ、心のどこかで、当たるかしらと恐れつつ。やはり、旨かった。ふふふ。



 
 
2006.12.23(土)

品川 ひらい丸(仕立)


アタリ分からないし、寒いし、つらし、クサフグ1匹(ノーカウント)でした。

竿頭4匹。 




2007、初夏

品川 ひらい丸(仕立)
 

詳細は失念しましたが、さっぱりだめでした。

フグ3回やって、すっかり嫌になりました。もういいや。