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●「今できること」の、情報と知恵⑪◆福島原発で働く人の日記

2011-03-23 | 本日のNEWS

★福島第二原発で働く人のミクシイ日記から


2011年03月15日21:36

今日の朝方 発電所から避難させられ
福島の親戚の家で家族と合流しました

とりあえず私は無事です

お前だけは安全な所へ…と言われ
泣きながら企業さんの車で発電所をあとにしました

本当にこのような事になってしまい
本当に申し訳ありません

東電はすごく叩かれてる…

でも逃げずに命懸けで作業を続けてるのも東電です
どうか非難しないで下さい

私も東電の社員として、福島第二原発の所員として、
昨日まで現場対応にも参加してました

大津波警報で夜中の3時足元も見えないまま
死ぬ覚悟で海の目の前での復旧作業…

冷却機能のある機械は
海側のため津波でやられてしまい、
なんとか復旧しようとみんな必死でした

みんな疲労と戦いながら、
足を引きずりながら作業にあたっていました

冷却機能を復旧できなければ、
第二原発も第一原発のような爆発が起きていました

それを防いで全号機冷温停止させたのも東電です

発電所を見捨てて逃げれば、
こんな状況では済まされません
逃げずに立ち向かっているんです

津波の影響は、
想像を遥かに超えていました

地震だけであれば、
第一原発の爆発も起きなかったんです

みんな自分の命を顧みず、
停止する作業に全うしてます

多々噂があるけど、避難勧告の圏外にいれば
健康に影響ある程浴びる可能性は低いです

健康に影響がある程浴びるのは、
発電所で頑張ってる作業員のみんなです

殆ど寝ず食わずで現場に行っています

噂に左右されず、避難勧告圏外へ避難して、
外気になるべく触れないようにして下さい

彼氏は今もずっと発電所で夜勤を続けてます
今はただ皆の安全を祈るしかできない…

一番怖いのは、発電所で作業している皆です

逃げずにそれに立ち向かっているのは、
東電と関係企業さんです

家族との連絡がつかない人もたくさんいるけど、
現場へ向かい作業をしてます

それだけは忘れないで下さい
一人でも多くの人に知って欲しい

悪用防止の為コピーではなく、
URL公開して下さい

発電所のみんなは逃げずに今も戦っています

住民の皆様には不安な思いをさせて、
大変申し訳なく思っています

誹謗中傷覚悟の上で名前も載せます

皆を守る為自分の命と引き換えに、
今も作業をしている人がいます

こんな状況ですが、
自分の命を顧みず立ち向かっているみんなを見て、
一緒に復旧作業に当たることができて、
東電社員であること、
福島第二原発所員であることを誇りに思います


東京電力
福島第二原子力発電所
電気機器グループ
大槻 路子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●内部の方の声を知れて、本当によかった。
 情報に感謝です。

 現場で作業している方々については、
 みなさん悲痛な想いでいらっしゃる
 ことと思います。

 けれど彼女は、
 ミクシイの日記を閉じることにしたらしい。
 誹謗中傷があったようだと読み取れ、
 胸が苦しくなりました。

●原発を促進してきた
 政府・電力会社に対して、
 要望の声を上げたり、対話を求めることは
 大いにした方がいいと思いますが、
 今さら誹謗中傷したところで仕方ない。

 原発を許し、その電気を使い、
 それを促進する政府や企業を
 許してきた責任は、
 全員にあるのですから。
 
 否定や一方的ジャッジは効果を生まない。
 一方的な反対運動や対立の歴史が
 そう示している事実を、一人一人が
 肝に銘じる必要があると思います。

 否定・対立ではなく、
 対話・協力による進化こそが、
 いま必要で、それはまず
 個人から始まるものだと私は思います。


●・ウラン採掘時から、
  海外の採掘地や労働者をヒバクさせ、
 
 ・ウラン輸送時、廃棄物輸送時、
  点検時、稼動時も、
  そこで働く人々にヒバクの危険を与え、
 
 ・事故が起きれば、
  そこで働く人や住民に
  悲惨な想いをさせることになり、

 ・発電後の核廃棄物は
  文字通り「死の灰」となり、
  保管地を放射能汚染するだけでなく、
 
 ・「劣化ウラン弾」の原料や、
  「原子力空母」の燃料として
  戦争ツールに転用されてきた、
  原子力発電。

●・巨大な原発施設建設で利益を得る企業、

 ・それにからむ采配で利益を得る
  政治家や権力者、

 ・原発への公的資金という名の
  国民の血税から利益を得てきた
  電力会社や関連企業、

 ・これらのことに無知のまま、
  便利と効率と慣れによって、
  電気を大量消費してきた国民たち…

 こんな原発生活を選んできた私たちは、
 今こそ事実と責任の重さを思い知り、

 原発を止め、できるだけ
 何も傷つけることのない発電方法に
 早急にシフトすることが
 必要なんだと思います。

●そのために何をすればいいかは、
 考えればイロイロ見つかります。

 そのうちの一つとして、
 政府・自治体・政治家・
 電力会社・マスコミ・家族・親類・友人知人に、
 「自分の想い・要望を伝える」

 ということがあると思います。

 被災地支援と同時に、
 誰にでもできる行動です。

 ほんの1本の電話から、
 始まること、見えてくるものがあります。

 ぜひ、実行してください。


*以下に、とりあえず私が調べた、
 北海道の主な連絡先をお知らせします。
 
 他のエリアにお住まいの方は、
 ご自分のエリアの情報を調べ、
 発信してください。


北電レインボーポスト(ご意見・問合せポスト)
電話…011-251-1111(代表)
原発についての意見を伝えたい、と言うと、
ここから広報部につないでもらえます。
FAX:011-210-9586

●北海道庁・総務部危機対策局
原子力安全対策課

電話…011-204-5011(ダイヤルイン)
メール…somu.genshi1@pref.hokkaido.lg.jp

住所…〒060-8588 北海道札幌市中央区北3条西6丁目

北海道新聞社
電話…011-210-5888(読者センター)

UHB(北海道文化放送)
電話(視聴者センター)…011-214-5440

HBC(北海道放送)
電話(視聴者センター)…011-232-5806(9:30~17:30 平日のみ)
郵送先:〒060-8501 HBC視聴者センター

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