上田城を散策し特撮のDNA展を満喫し、お昼にせいろ蕎麦を食べた。
蕎麦や素麺は好きなのでけわりと量も食べられるのだが、なぜかこの日はすぐに腹がいっぱいになってしまい、半分近くを小僧にやってしまった。
腹が減ってなかったわけではなく、美術館を後にしたときはモチリンもグーッと鳴いていたのに、食べたら美味しかったのに、すぐによくなってしまったのだ。
別所線の時間までしばらくあったので、食べ終わってからスマホで撮ってきた写真をチェックしていたら突然めまいがして、ちょっとウエッとなった。
慌てて会計をして店を出て別所線の改札へ向かう通路の途中、どうにも苦しく今食べたものが込み上げてきそうになり、ベンチに座ってうな垂れた。
心配して覗きこむ小僧に大丈夫と言ったとたん、ゲロゲロパッパと無様に足元の床を汚してしまった・・・。
唖然( ̄◇ ̄;)
顔が青くなっているのが自分でわかる、息が荒く目眩がする。
ティッシュで口と手をふき、ペットボトルの水でうがいをし、しばらくすると落ち着いてきた。
このまま別所温泉に行くべきか、しばらくどこかで休んで帰ったほうがいいのか、小僧の顔を見たら「もうすぐ電車の時間ですよ」とこともなくいわれてしまった。
だよね、温泉に入れば気分も良くなるかもしれんし、重い体を立たせて改札に向かい、障害者手帳を見せて往復の切符を買うと駅員から「お一人は介助ですね」と小僧の顔を見て言われてしまった。
まあ冴えない蒼い顔したポンコツはいかにも介助が必要そうに見えちまうよなぁ・・・。
ありがたいことに別所線には障害者割引があり、上田駅から別所温泉駅までの590円が半額になるのだ。
車内の冷房で涼みながら目を閉じ、別所温泉まで11.6㎞、27分をゆられた。
以前この電車に乗ったときに、次は走っていくのもいいな、なんて思っていたら、今ではそういう大会もあるようなんだけど、とてもその道は遠いポンコツだ・・・。

ここへ来るのは13年ぶりくらい、降りた乗客は我らの他はほんの数人、やっぱり平日のお昼過ぎは空いてるや。

こちらは真田幸村の隠し湯とのことで、外の龍の口から出ている湯は飲泉できるが、ちょっと今飲んだら噴泉しそうだからやめておいた。

こちらには地元のおじさんらしき先客が3組いてしっかり頭を洗っていたりしていたので、サッと湯に浸かって出た。
さらに体が温まったので、北向観音の参道のお店でなんか冷たいものでも飲もうと向かう。

が、どこの店も平日の午後のせいか閉店ガラガラばかりで、仕方がないからペットボトルの水で我慢。

500円也。

境内の「愛染カツラ」を見て、


ホレ、♬ 花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる道 ♪なのだよ、「西條八十」先生の作詞なのだよ。
北向観音からはこの眺望。


そのまま通り過ぎて近くの日帰り温泉「あいそめの湯」へ。

この施設はまだ新しくきれいで、おまけに障害者手帳の割引もあって二人で500円也。