浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

夏越(なごし)の大祓式 並びに 心身健康祈願祭

2010年07月01日 | 宮司一筆

北海道 十勝 浦幌町 子宝祈願 安産祈願 縁結びの神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

6月30、全国各神社では、大祓式が行はれました。


大祓式は、6月30日と12月31日の年に2回あり、6月のを「夏越(なごし)の祓い」、12月のを「年越(としこし)の祓い」とも呼んでいます。

1年間を6月30日までと、12月31日までの半年に区切り、それぞれお祓い(おはらい)をする儀式です。

我々は日常の生活で知らず知らずのうちに罪(つみ)・穢(けがれ)を犯しております。

大祓式は、この罪・穢を神様にお祓いして頂き、清浄(正常)な心にかえるように祈願します。



あなたがある目標を得たいと歩んでいるとします。

でも、その道が目標から曲がった道であれば、ただただ息がきれ、疲れるばかり。

いずれ怪我をしたり、しまいに目標が何であったのかもわからなくなってしまう場合があります。



人それぞれ、目標へ通じている清浄(正常)な道があります。

人は、生き詰まると清浄(正常)な道を歩みたいものだと考えます。

そこで、神社で「お祓いを受けよう」と気が働いてお参りに来るのです。

神社でお祓いを受け、神様に祈り、自分自身と向き合うことで、道の軌道修正ができます。

神前に行けば、だれもが清浄(正常)にもどり、不思議とやる気(気力)がわいてくるものです。




神様は、常に皆様の幸せを祈っておられます。

それなのに人は、神様の期待を裏切り、楽な方へ楽な方へと流れ、ついつい失敗を繰り返してしまいます。

でも、それが人間ですよね。

失敗を繰り返してしまうから、昔からお祓いが繰り返し繰り返し行われているのです。

お祓いは、「繰り返し」「繰り返し」行うことで一層きれいな心が生まれるのです。

1年に2回行われる大祓式は、ふと立ち止って、6月には半年、12月には1年を振り返りながら軌道修正する大事な年中行事なのです。



浦幌神社でも本日、大祓式がおこなわれ、氏子崇敬者の罪・穢をお祓致しました。

 その後、神前に進み心身健康祈願祭をおこないました。



今年も残り半分!

皆様が幸せに健康で過せますようにお祈り致しました。


宮司一筆


北海道十勝 子宝 安産 病気平癒 お守りは→こちら

安産祈願 戌の日カレンダーは→こちら

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願 病気平癒の浦幌神社・乳神神社

浦幌町 浦幌神社発 伝統・文化・道徳教育活動ブログ→ 「和ごころ」でいこう!