浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

願い事(2)

2009年03月30日 | 宮司一筆

日曜日、浦幌神社・乳神神社は肌寒い日となりましたが、

大安ということもありまして、遠方からのお参りもございました。

遥々ようこそお参り頂きました。

 

みなさん、それぞれの願い事をされた事と思います。

  

願い事について、前回、少しお話致しました。

その続きです。

 

願い時をする時、忘れてはならない事が一つあります。

願い事をする前に、日ごろの感謝を様に申し上げることです。

「願う」前に「感謝」です。

 

「昨日」 「今日」 は必ず 「明日」 へ繫がっています。、

明日の幸せを祈るなら、まず今日に至るまでの感謝が先になります。

 

日ごろ、当たり前と思って受けている恩恵に、深く感謝するのが神道の教えです。

様に「豊」かさを「示」して頂いていることに感謝する姿を「禮」(礼)で表します。

 

不運が続くと誰もが、他人と比べて、不幸であると感じてしまいます。

良い日があれば悪い日もある。みな平等です。

自分は不幸だ思い込んでいる人は、神前で神様や周囲の方への感謝を申し上げましょう。

 

二禮 (礼) 二拍手  一禮(礼) が一般的なお参りの作法です。

 

感謝の気持ちを持つ事が、幸せを感じる近道です。

 

宮司一筆

 

 詳しくは→浦幌神社・乳神神社 

 


浦幌神社  春の社日祭

2009年03月26日 | 宮司一筆

3月25日午後1時より、浦幌町帯富・千歳地区の春の社日祭が行われました。

 

 

参列者は、今年の豊作への祈りを玉串に込めてお参りされていました。

写真の白いものは、雪です。

北海道十勝はまだまだ雪が残っております。

寒い中でのお参りご苦労様でした。

今年も農事安全で豊作でありますように。

宮司一筆

 

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願い事(1)

2009年03月24日 | 宮司一筆

誰にでも願い事があり、叶えたいと思うはずです。

願い事は、神社でどのように祈願すればよいのでしょうか?

 

神社の正面には必ず鏡がございます。

鏡はありのままの姿を偽りなく正直に映し出します。

 

 神前で願い事をする時、あなたの心は鏡にどう映りますか?

 

神様の前では、誰もが素直になれます。

素直な気持ちで神様と向き合い祈願することが大切です。

 

自分は何の為に何をしたいのか?

自分は何を望んでいるのか?

 

まず、自分の本心を知ることが願い事を叶える上で大切です。

 

願い事は、具体的に言葉で申し上げると良いでしょう。

漠然とした願い事でなく、具体的にです。

具体的に願うことで、自分の進むべき道がはっきりと見えてきます。

願い事は、言葉で申し上げると言霊の力で神様に伝わります。

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浦幌町 社日祭

2009年03月22日 | 宮司一筆

社日(しゃにち)

浦幌神社 社日碑

 

今年は、3月24日が春の社日(しゃにち)となります。

「社日(しゃにち)」とは、聞きなれない言葉ですが・・・

一体何でしょうか?

社日とは、春分の日と秋分の日に、最も近い戊(つちのえ)の日をさします。

 

この日に、土地の神様・農耕の神様をおまつりする風習があります。 

春の社日は、種まきの時期にあたり、作物の育成を祈ります。

秋の社日は、収穫の時期にあたり、収穫の感謝と作業の安全を祈ります。

 

浦幌町でも浦幌神社の境内に2基、常室・万年・稲穂・養老の地区にそれぞれ1基お祀りされております。

 

いずれも5角形の石碑に、5柱の神様の御名が刻まれ、お祀りしております。

 

神様の御名は、下記のとおり。

 

  天照坐皇大神

   大己貴大神

   少彦名大神

   稲蒼魂大神

   埴安媛大神 

 

 現在では、祭り日が変更になったところもありますが、開拓者より受け継がれてきた「祈りと感謝」が今も変わることなく捧げられています。

 

 3月10日 万年社日祭 

 3月24日 常室社日祭 

 3月25日 浦幌(帯富・千歳)社日祭 

 4月15日 稲穂社日祭

 

今年も土地の神様・農耕の神様に感謝! 農事の安全と豊作を祈ります。

宮司一筆

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こころ模様 

2009年03月20日 | 宮司一筆

人のこころはコロコロ変わりますね。

 

例えば バーゲンセール!

行列が混雑していますと前列の人を押してでも前に行きたいと思います。

そして、前列に出たとたん、後ろから押してくる人に腹を立てます。

つい何秒か前にやっていた自分の行動も忘れて、 ころっと変わります。

 

例えが悪いかもしれませんが・・・

こころは、自分の視点やとらえ方でどうにでも変えられるのでは?

 

柔軟なこころをもつことが大事です。

 

私も日々明るいこころ模様を描くよう努力をしております。

宮司一筆

 

 


昨年の5月21日、乳神神社祭の時に撮影した桜 

 

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神社 浦幌町癒しの杜

2009年03月16日 | 宮司一筆
神社は正月だけでなく、毎日のお祭り、毎月のお祭り、四季折々の毎年のお祭りを行っております。
 
これらのお祭りには、私的な祈りは一切ありません。
 
只、様に感謝を捧げ、皇室、国家、国民の安寧を祈ります。
 
そんな、お祭りを何千年も繰り返し、守り受け継いできたのが日本人です。
 
私は、宗教が違うし、関係なーし。と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
 
あなたの親も、またその親も、またその親も、近いご先祖様も、遠いご先祖様も どこかで様と関わってきたはずです。
 
それぞれの宗教を信仰せれていても、日々の暮らし、地域のお祭り、人生儀礼等で様と関わってきたはずです。
 

今現在さまざまな宗教がありますが、あなたは、様とどう関わっていけばよいのでしょうか。
 

簡単です。昔も今も同じです。
 
 「日常生活で、様に感謝する心のゆとりをもち、その気持ちを様に示し、申し上げることです」
 
「示す」+「申す」=「」です。
 

浦幌神社・乳神神社 春よこい

2009年03月16日 | 宮司一筆
3月16日、浦幌神社氏子会の定期総会が開催され無事に終わりました。
 
ホットしております。一安心。
 

今年度も各祭事を氏子とともに協力し、ご奉仕して参ります。
 
氏子の皆様 今後も宜しくお願い致します。
 
 浦幌神社の春祭りは5月20日
 
 乳神神社の春祭りは5月21日
 
北海道十勝の桜は5月開花です。
 
まだ すこし先かな~。
 
 
 

浦幌神社 抹茶のすすめ

2009年03月13日 | 宮司一筆


毎日が、忙しかったり、慌しかったりすると自然に癒しの時間をつくろうと心が働きます。

 

皆さんもそれぞれ自分なりの癒しの時間をつくっていることでしょう。

 

私は、お抹茶を一服頂くとほっとしますね~。

 

 

 

お風呂に浸かったような気持ちになり、落ち着きます。

 

茶道は、敷居が高いとか、作法が難しいとか、家庭的ではないとか思われがちですよね~。

 

 

そこで

 

 

 「 家庭で心を癒す抹茶セット 」なるものを見つけました。

 

 

            詳しくは こちら http://ginza-egaonomoto.ocnk.net/

 

 

生活の延長と思って気分転換に一服頂いてみるのもよいですよ。

 

 


私も、1年半前から茶道をはじめました。「表千家」です。

なかなか良いものです。

日本人のおもてなしの心遣い、奥が深いですね~。

 

 

毎週、浦幌神社の社務所でやっております。

若い方もいらっしゃいます。

おいしいお抹茶とお菓子を頂きながら、静寂に流れる癒しの時間を楽しんでみませんか。

興味にある方は浦幌神社社務所まで↓

 

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宮司一筆

 


「間」をとる

2009年03月10日 | 宮司一筆

年度末ということで皆さん忙しくされていることと思います。

前回、日常生活でちょっとした「間」をとることの大切さをお話しました。

忙しくて「そんなひまはない!」という人も少し耳を傾けて下さい。

日常生活には、一定のサイクルがあります。

そのサイクルの中には必ず一区切り、一区切りの「間」が存在します。


・・・・・・・・「間」・・・・・・・・「間」・・・・・・・・「間」・・・・・・・「間」


この「間」の取り方が、重要です。


「間」の取り方が「悪い」と、「悪間」「悪魔」ということで最悪の結果を招いてしまいます。

「間」が抜けると「まぬけ」な結果が現れます。

 

忙しい人こそ、気持ちを落ち着けて、「ふと吾に返る」ちょっとした時間づくりが大切です。


「間」のとり方は、人それぞれですが、

朝夕の神棚のお参りが効果的ですのでおすすめします。

手を合す行為は、心が穏やかになります。

神棚が無い人は、近くの神社へ相談ください。

もちろん近くの神社へ直接お参りされるのも良いでしょう。

 

2~3分間の合掌の時間を取ることで気持ちがすっきりしますよ。

宮司一筆

 

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雪解け

2009年03月08日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願 縁結びの神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

北海道十勝は例年より雪が多かったようです。

 

浦幌神社・乳神神社境内の様子

  

境内に積もった雪と格闘しているうちにもう3月です。

お参りの後、境内を見渡しますと少しずつ雪が解け始めているのに気が付きました。

少しだけ春を実感しました。

 

 

ゆっく~り。ゆっく~り。解けてゆく雪を見ておりますと、

「歩みは遅くても 自然に逆らわず 着実に・・・」と教えてくれた気がします。

忙しくてなんだか気ばかり焦っている時ってありませんか? 

実は私のことですが・・・少し反省。

気ばかり焦っている時は、まわりが見えていませんし、前へ進んでいるようで実は進んでいません。

焦りは禁物です。

日常生活でちょっとした「間」(ま)をとることで「本来の自分」に気付くことができます。

 


 

十勝の野山は、まだ雪に覆われていますが、着々と春に向けて動いているのを感じました。

早く暖かくなってほしいのが本音です。

宮司一筆

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「おくりびと」

2009年03月05日 | 宮司一筆

先日「おくりびと」という納棺夫を描いた映画がアカデミー賞外国語映画賞を受賞致しました。

暗いニュースが続いていただけに、うれしく思います。

さっそく見に行きたいと思っておりますが・・・

私の地域では、受賞後に上映されず、残念!

 

 

「死」とは忌避すべきものであり、目をそむけてしまいがちなものですが、

誰もが家族、親族、友達の「死」に直面する時をむかえます。

死者にとっても、死後の世界に旅立つ時をむかえます。

 

「旅立つ者」と「おくり出す者」(おくりびと)のと間にある「生」と「死」を超えた「心・魂」の交流を大切にしてきたのが日本人です。


正月やお盆は、たくさんのお供えをして死者をお迎えし、おもてなしをします。

 

我々はご先祖様(亡くなられた家族を含む)を常日頃より身近に感じております。

御蔭様という言葉があるように、蔭ながら守って頂いているのがご先祖様です。

お盆になると、大渋滞の中でも大移動をしてご先祖様に会に行きます。

ご先祖様の姿を見たり、声を聞いたりはできないけれど、 心や魂で交流しようとお墓参りをする姿勢は、日本人のすばらしい風習です。

ご先祖様に会うことは、家族に会うことと同じで、心が穏やかになります。

 

人生悩んで行き詰まることがありましたら、

お盆でなくても帰省してご先祖様に会うと自然と力が沸いてきますよ!

 我々とご先祖様の心・魂は、常に繋がっているんですよ。

 宮司一筆

 

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子は宝 「ひなまつり」

2009年03月03日 | 宮司一筆

今日3月3日は「ひな祭り」です。

 

女の子の健やかな成長に感謝し、お祝いする行事です。

 

ひな人形、ひなあられ、ひしもち、白酒などをお供えしてお祝いします。

 

年中行事はこどもの心を豊かにしてくれます。

 

家族みんなで楽しくお祝いしましょう。

 

ちょっとご紹介します。

お父さんお母さんのための簡単「ひなまつり」講座!


雛まつりは、紙を切り抜いた人形(ひとがた)で身体をなでて罪けがれを落とし、川や海に流したのがはじまりです。

この人形(ひとがた)がだんだん豪華になって、今のような美しい雛人形がうまれました。

こどもにつく厄、災難を雛人形に持ち去って頂き、健康に成長できますようにお願いして下さい。

宮司一筆


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