++ それでも夢をみていたい。++

平成18年8月28日
ママは安らかに息を引き取りました。
癌で余命3ヶ月宣告。
  その闘病記録と、終わり。

何処へ行くのか。

2006年07月30日 | *   介護   *
*** イレッサ服用 178日目 ***

夜のうちに実家に戻って来ました。
状態は変わらず。
どうやらパパに顔を剃ってもらったらしく顔色がとてもいい(o^-’)b
イレッサ薬を飲みはじめてから発毛が凄くて
手足顔頭まで兎に角体毛が生き生きとしていて、
顔は定期的に電動の眉毛とか手入れするやつの産毛用で綺麗にしてたんだけど、
やっぱり剃刀で綺麗にすると仕上がりが違うなあ( ̄□ ̄;)!!
近頃特に言葉が出ないので苦労していて、なんだかそういうクイズみたいにあたしが答えてます(;^_^A
昼間に弟と孫が来たらしく、そのあいだ起きて車椅子に乗って疲れたのか、めまいがするらしい。
なのでパッチを変える日だからお風呂をと思ったけど明日に繰越し。
パッチは張り替えました。
食事は嫌がったら食べさせる(口に運ぶ)と言う荒業をパパが発明し効果を上げている模様(;□;)!!
あたしには無理なんじゃ・・・
しかし、少しでも離れていると会ったときごめんねって気になる。
自分が自宅に戻っていて自分の時間をエンジョイしたのを後悔うんぬんでなく。
それが悪い事だったとかではなく、ただ、単純に。
離れていたことをって的な感じに。

ふと
『これは贖罪なのかも知れない』
と漠然と思ったことがある。
実際そんな大それた事ではないけれど。
ひとの命の期限は決まっているのに、
薬や何かで延命したりするのはどうしてなのかとか
だったら決まっているのにどうして延命出来たりするのかとか考えてた時に。
漠然と、購わせてもらっているんだと思った。
あたしはママが調子悪いのを知っていて、
もちろん酷い病気だなんて思わないで(知らないで)だけど、
なんだか具合悪くて不機嫌なママが面倒くさくて
2ヶ月ぐらい実家に行かないことがあったんだ。
そのあいだに入院してまあ、ただ事じゃなくなったんだけど。
もしあの時直ぐに言われた余命で亡くしてたら、
あたしもしかしたら後悔しまくってたかもしれない。
それはたぶんパパも同じで。
だからあたしたちが納得いくための時間を
ママが必死で生きていてくれるのかも知れない。
ふと。そんなこととか考えたりしている今日この頃でした