「受胎告知」は、子供の頃見た「モナ・リザ」と同じ展示場所で、
立ち止まらないで下さい~というアナウンスが響く中、
上段の部分の壁にぴったり張り付いて、数十分じっくり鑑賞。
たまたま眼鏡をコインロッカーに入れてしまったので、
両目の端っこを横に伸ばして焦点を合わせるのに一苦労。
乱視の焦点が合うようになった頃には、疲れまくり。
たまたま隣に美術評論家?らしき青年が、
連れの女性に絵の解説をことこまかに始めた。
「この絵が最初に飾られた場所は、
右側から見上げるような位置だったので、
マリアの右手が長く描かれている」とか、
「空気遠近法で描かれた奥の山は、
一番高い山イコール神を表している」とか。
「黄金率」とか「緻密な植物の描写」とか、
耳から入ってくる解説に合わせて、その部分を見た。
絵の細かい部分まで理解できた。
ありがとう青年。
本物が見れて満足して、
第二会場の素描などを展示している場所に移動してたらスゴイ雨。
なのに、どこから集まったのか人が溢れてる。
第二会場をじっくり見るほど気力が残っていなかったので、さらっと流した。
なるもにあさん記事:DREAM/ING 111
4/4・美術展★レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像
東京国立博物館特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」
マリアがちょっとすっとぼけたようなキョトンとした顔
(でも、いきなり「オメデタです」と言われたわけだから、しょうがないけど)
をしているのに対して、大天使ガブリエルくんの横顔がキレイだった。
ダ・ヴィンチのガブリエルくんはどうだった?
ぐぐってみた~。なるほど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Fra_Angelico_043.jpg
だびんちょのガブリエル君は美少年って感じで好き。
モデルがいたとすると、かなり綺麗な人だったろうな。
って、もしかしたら自画像だったりしてね。
処女懐胎って、実際に人間の体でおきたとしたら、
生物学上女性しか生まれないとか。