ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「6 year Exhibition LIBRAIRIE6」(シス書店)&「杉本一文 個展」(スパンアートギャラリー)

2016年02月23日 06時25分15秒 | 展覧会・美術関連

LIBRAIRIE6/シス書店「6 year Exhibition LIBRAIRIE6」を観たのでございます。
http://librairie6.exblog.jp/22830973/


大好きなギャラリーの6周年記念展。
ヒグチユウコ、山下陽子、宇野亞喜良、合田ノブヨ、まりの・るうにい、建石修志など、好きな作家さん方17名が参加で、初日に参りましたのじゃ。

ヒグチユウコは、ペン画に彩色の6点の小さな作品《6にまつわる6つの連作》
どれも細密で可愛く、特に竜のような生き物に猫がしがみつく1番がお気に入り。
開廊前に行くも既に行列で、あっという間に完売でありました。

山下陽子はコラージュ3点。繊細で綺麗でございます。

建石修志のオブジェ2点も素敵。特に翼の描写が好き。

金子國義は、手彩色のリトグラフ《お嬢さん》5点セットと、油彩(非買)1点。

四谷シモンは、ドール(非買)とパステル画が1点ずつ。
2月27日にはサイン会もございます。

荒木博志の《CHAIRMAN mini》は、可愛い椅子の姿から、ロボットのように立たせる事もできる楽しい作品。
これを人間が座れるサイズ(160㎝くらい)で制作なさるとの事で、拝見するのが楽しみじゃ。

会期は3月20日まで。

これを書いている今朝、合田佐和子さんが19日に亡くなられたと知り、茫然。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

そして昨日は銀座へ。
スパンアートギャラリー「杉本一文 個展」
http://www.span-art.co.jp/exhibition/201602sugimotoichibun.html
(写真撮影とブログ掲載は許可を得ておりまする)

杉本一文といえば、横溝正史の文庫カバー絵が真っ先に思い浮かびまする。
今回はそのオリジナルプリントや、カバー絵を銅版画に起こした蔵書票や、今まで制作された蔵書票が展示されており、観応えござります。

大きめサイズの蔵書票には、え?これも蔵書票?とびっくりいたしました。
会場に置かれた数冊のクリアファイルにも銅版画が入っております。


静かに見入っておったらば、在廊されていたご本人が話しかけて下さり、色々お話を聞かせて下さった上「写真撮影もどうぞ」と仰って下さり、感涙でございます。
杉本氏。


蔵書票化の例の図解もあり。
置かれているDM全てに、直筆サインをなさっている事にも驚愕。


ありがたく頂いてまいりました。


会期は2月23日、本日までですぞ。

昨日は他のギャラリーも回りましたので、また後日書きまする。