前回のブログの続きでございます。
T-BOXの後は、スパンアートギャラリー「2次元と3次元の饗宴 同化したアートの主張」初日を観ましたのじゃ。
https://span-art.com/exhibition/2023/202304_2jigento3jigennokyoen.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)
平面作家と人形作家のペアによる、2次元と3次元のコラボレーションという、たいそうツボなテーマ。
参加作家は、イヂチアキコ、伊藤千恵子、ウエノミホコ、遅野井梨絵、清水真理、建石修志、千代田梓、月見月、鳥居椿、衣、真咲、三谷拓也、むらいゆうこ、森馨
会場はこんな感じ。
それぞれ複数点出展なさっておりますが、コラボ作品のみ1~2点ずつ、観た順に載せまする。
★イヂチアキコ×森馨
・イヂチアキコ《夢の中へ》2023年 日本画(岩絵の具、和紙、箔)
・森馨《Dream of Me》2022年 球体関節人形
★建石修志×真咲
・建石修志《双子座》2023年 パネルに油彩、アルキド樹脂絵具
・真咲《オッドアイの少年「ミゲル」》《オッドアイの少年「クルム」》2023年 ビスクドール(球体関節人形)
★三谷拓也×月見月
・三谷拓也《白い森》2023年 麻紙、典具帖紙、墨、岩絵具、アクリル絵具
・月見月《さく》2022年 粘土、アクリル系塗料、ゴム、針金、グラスアイ、人毛、他
★遅野井梨絵×千代田梓
・遅野井梨絵《死んで花実が咲くものか》2023年 綿布パネル、アクリル、水干絵具
人形化された絵画は展示されておらぬゆえ、展示の絵画を載せまする。
・千代田梓《Luna》2023年 オールビスク
★伊藤千恵子×衣
・伊藤千恵子《斜陽にたゆたう》2023年 岩絵具、水干絵具、アクリル絵具、胡粉、墨汁、和紙、木製パネル
・衣
コラボの絵画は、この写真の人形を描いたそうじゃが、展示はされておらぬゆえ、展示の人形を載せまする。
《秘匿》2021年 石塑粘土、正絹、アクリル、胡粉、油彩、パステル等
★むらいゆうこ×ウエノミホコ
・むらいゆうこ《うさぎの学校》2023年 日本画、アクリル
・ウエノミホコ《グレーうさぎ》《ベージュうさぎ》2023年 ニードルフェルト
★鳥居椿×清水真理
・鳥居椿《合わない視線》2023年 アクリル絵具・水彩/紙
・清水真理《アルビノ少女》《リトルブラニシュ》2023年 球体関節人形
1~2点ずつしか載せんかったが、14名それぞれの作品が素晴らしい上、平面と立体のコラボは楽しさ倍増で、たいそう観応えござりました。
この企画、シリーズ化して頂きたいものよのぅ。
そそ、写真は撮らんかったが、奥の常設展もツボだったぞよ。
会期は4月18日まで。ご興味ある方はぜひ。
この日もうひとつ観たグループ展の話は、また後日。