昨日は、ギャラリーゴトウ「足立絵美 展 abbey of insect」を観たのでございます。
https://gallery-goto.com/event/adachi/
（写真撮影は許可を得ておりまする）
大好きな作家ゆえ初日に行きたかったのじゃが、川越プチ旅行のツケでお供のＥの仕事が立て込み、土日はどうしても時間が取れず、会期３日目になってしもうた。ｼｸｼｸ
足立絵美が描くPOPOTOPIA（ポポトピア）は、とある庭に転がっているドロップ缶の中に広がる神の国。
今回は、ポポトピアの森の奥の、虫の修道院兼寄宿学校 abbey of insectをテーマに、日本画と立体作品、合わせて20点以上の展示。
10年ほど前の作品も２点展示され、作風の変化が興味深うござります。
会場はこんな感じ。
テーブルの上にある全作品の解説「おせっかいな作品解説」を読みながら作品を観ると、物語などもよく分かり、楽しさ倍増じゃよ。
写真では緻密さや色彩や質感が全く分からぬが、だいたい観た順に10点ほど載せまする。
・《官能甘渉縞》50号F（116.7×91.0㎝）雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔、白金箔、金銀泥、ガッシュ 2022年
昨年の個展で観た50号の大作、お顔の描き込みや髪の毛１本１本など、細部まで緻密で凄いのじゃ。
佳子（よしこ）ちゃんのお顔部分。
きんつばぎんのすけ部分。わたくし、ぎんのすけ殿の大ファンなのじゃ。
・《萌芽館》12号P（45.5×60.6㎝）雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔、白金箔、金銀泥、ガッシュ 2023年
これまでの作品とかなり雰囲気違い、不思議な家が主役。
ぎんのすけ殿のアップ。
・《のんびり屋の死》20号M（72.7×50.0㎝）雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔、金箔、洋箔、金銀泥、ガッシュ 2022年
本展のメインビジュアル。哀れなシュニッツェルちゃん。背景にはたくさんのドクロが。
・《びくびく魚篭》6号S（41.0×41.0㎝）雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、金箔、銀箔、金銀泥、ガッシュ 2023年
パルピカルちゃんがたいそう可愛くてお気に入り作品。
写真が不鮮明過ぎじゃが、パルピカルちゃんのアップも。
・《ファッションフェアトレード》3号F（22.0×27.3㎝）雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、白金箔、金泥 2023年
本展のお礼状に使われている作品。ネコミーコ可愛い。
・《食べたくなる耳》0号F（14.0×18.0㎝）雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔、金泥
本展DMの切手の部分に使われた作品。長老の耳がわたくしの好物になっておる。
・《Aバット》（7.0×7.0㎝）板にジェッソ、岩絵具、顔彩、金銀泥、ガッシュ 2023年
虫の森の園芸係、コウモリのミニ額。
パンタン（操り人形）は、紐をやさしく引っ張って手足を動かしてもよいのじゃ。
ひっぱった写真も載せまする。
・《きんつばぎんのすけ》11.5×15.0×2.0㎝ 陶土、ガッシュ 2023年
ぎんのすけパンタン、ツボ過ぎじゃ。連れ帰りたいぞよ～（ｼﾞﾀﾊﾞﾀ）
・《モンモン》16.0×12.0×2.5㎝ 陶土、ガッシュ、蛇革、古布、ラブラドライト、金箔
頭に２羽の鳥が生えていて可愛いのじゃ。
・《役立たずのハサミ（りぼん）》15.0×10.0×1.8㎝ 陶土、ガッシュ 2023年
今回初めて観るタイプの作品で、本物のハサミのように動かせまする。
こちらは非売（タイトルなし）じゃが、可愛いから載せますぞ。
ちからちゃんにも再会。
ちからちゃんのぬいぐるみ、昨年の個展で展示されていた時から気になっておったのじゃ。
今回５点販売されたようじゃが、既に売り切れで涙。また販売あるとよいのぅ。
できますれば、きんつばぎんのすけ殿のぬいぐるみもぜひ～！（こらこら）
こちらのカードは、お持ち帰りできまする。
左から、本展のDM、お礼状、作家紹介のカード。
作家在廊日にお伺いできず、お会いできなくて残念じゃったが、楽しい解説プリントのお陰で物語もよく分かり、ポポトピアの世界を堪能したのでございます。
会期は４月８日まで。ご興味ある方はぜひ。わたくしも再訪したいぞよ。
この後、ギャラリーを数カ所回って、移動の途中にミニソフでモンブランパフェじゃ。
おかわりを持ってまいれ～！
★【追記】４月８日
最終日に滑り込み再訪して、素晴らしい作品をまた堪能したのでございます。
作家ご本人にもお会いでき、お話もお伺いできて嬉しゅうござりました。
観にいらしていた大好きな作家さん２人にもお会いできたぞよ。
ちからちゃんと再び記念撮影。
