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成分表示

2010-03-10 | コスメ
知らない方がまだ多いので、、書きますが、化粧品は、2001年4月1日から薬事法の改正が行なわれ、全成分表示が義務付けられました。

目的は、安全性を買う側に判断して頂こうという事です。

たとえば、シャンプーの裏に虫眼鏡で見なければならないほどの文字で、、(私の場合・・・泣) 

最初に「水」の文字。。。
これは当然なのです。全成分表示の約束は、「多いもの順に表記する」ことになってます。(ただし、1%以下は順不同。)

一般的にシャンプーは水を50%以上含みますからね。当たり前の事。
その次に表示されている成分名が主成分になるわけですが・・・、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインがほとんど!

注意深く見て欲しいのは、最初の上位3種でシャンプー全体の95%前後を占めますから、その成分がその商品を決めているということです。

他にも、エデト酸、安息香酸Na、サリチル酸Naが必ず入っています。

○ックス、○ヴ、モッ○、スーパー○イルドシャンプーなど、どの有名シャンプーも殆ど同じ活性剤を使用しているのですね。。美容師的には同じシャンプーです(ToT)

特に、このラウレス硫酸Naという原料は、匂いがすごいようです。酸っぱいというか、鼻につくというか・・・、原料をそのまま触ったら、1日匂いがとれないようですね。とにかくラウレス硫酸Naの入ったシャンプーは、香料なしでは使えないのです。従って、香料もきついものが選択されがちです。

しかも、この原料は安い!
安い=安全ではない!!などと、バカな事はいいませんが、この手のシャンプーの中身の原価は(容器は別)、30円に近くなっています。

それは、そうでしょう。500mLを500円で売ってアレだけの宣伝費をかければ、、、そんなものです。

合成モノの活性剤が全て悪いとはいいません。合成モノでも安全性の高いモノも多くあります。

ただ、ラウレス硫酸Naなどは、脱脂力が強い為に、頭皮や髪を気にするようでしたら少し考慮すべきでしょう。

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