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陰と陽の体質

2011-11-21 | 免疫

東洋医では2千年以上前から「医食同源」の考え方を作り上げています。

全ての事柄には陰と陽の性質があり、バランスをとりながら成り立っている「陰陽論」は古くからある東洋医学の思想です。
漢方でもこの思想に基づいて、食材にも陰と陽あると考えられています。

陰性の食材は身体を冷やし、陽性の食材は身体を温める作用があり、その間に間性という中庸の性質をもった食材
があるのですが、私達の身体にも陰と陽といった性質が個々にあります。

ですから、(簡単に言うと・・)陰性の強い方は陽性の食材を意識して摂り、、
自分の体質を間性にもっていくことで健康が保たれ、病気を防ぐことができるということなります。
陽性の体質の方は、その逆になるわけです。

筋肉質で、身体が温かく血圧が高めで、血色がよく活動的な方は、「陽」の体質といえます。また性格的にも楽天的、積極的陽気で食欲も旺盛です。

逆に、陰の体質を持つ人は、筋肉が少なく脂肪太りで身体は冷えやすく血圧は低く顔色はあまりよくありません。

体質の「陰と陽」の性質は誰でも持っているものですが、どちらかに大きく傾くことが病気の基になると東洋医学では指摘しています。
現在の日本人は、低体温化が進み、陽性体質の人は珍しくなっていますので、身体を温める陽性の食材を摂ったほうがよいという人が大半
になります。

アメリカでも1977年のマクバガンレポートの中で、癌・心臓病・脳卒中などの成人病の6割が食事の関係を指摘していますが、
食材の陰と陽の考え方を、このように東洋医学では、昔から理論的に作り上げていたというのには驚きですね。

次回は、陰の食べ物には何があるのか?
陽の食べ物には何があるのか?・・・そんなところをお知らせします。

では、、また。。。(^^


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