himiko

私の日々の雑記帳です。なおカテゴリーの「ひみこの会」は「卑弥呼の会」限定ページです。

今日は七夕。七夕には何を食べる?

2020-07-07 18:01:04 | 雑記帳
素麺を食べる日だという話が、ネットで出てました。
そんなに広まっていないらしく、スーパーに行っても、
「七夕だ、素麺だ!」みたいなアピールはされていない。
7月1日半夏生の日にはタコを食べようと、チラシが出てて、へーと思ったので、
土用丑の日の鰻などと並んで、そのうち素麺押しが始まるかも。

さて、七夕に素麺。
元々は、古代中国の故事に登場する索餅(さくへい)という食べ物から来ているそうな。
伝説の帝である高辛氏の子が7月7日に亡くなり、その霊が、鬼神となって人々に
瘧を流行らせたので、その子が生前好きだった索餅を命日に供えて祭った。
すると、病の流行はおさまった。
そこから無病息災祈願に、七夕の日に索餅をお供えして食べる習わしができ、
日本に伝わったらしい。
平安時代「延喜式」に、この索餅(さくへい)が、旧暦7月7日の七タの儀式の供え物の一つとして規定されてたということです。

で、索餅って?
お菓子という説もありますが、のちに素麺に変化していくことを思えば、何か麺類だろうと想像できます。
で、「索」というのは両手で縄をなう意味だとか。となると「小麦粉・米粉・塩を練り合わせた生地を伸ばして細長く切り、縄状によりあわせて干したもの。」
という説明がしっくりきます。おう、そうなら形は今ある菓子「麻花兒(マファール)」と同じですね。あれは生地を油で揚げたものよね。菓子説はここからか?
さて、麺類と思われる索餅は、蒸したり茹でたりしたものを、醤(ひしお)や酢に付けて食べたようです。
これなら素麺につながるわー。

今日は素麺か。そうかー。
しかし・・・
私が七夕と聞いて連想するのは五目ちらし寿司なのよ。
たぶん、我が家で母が作ってくれてたんじゃないかな?
繰り返し定番になって食べてたから、今でも七夕のごはんといえば、
五目ちらし寿司だ!

で、こうなりました。両方いけばいい。



なすと素麺の炊き合わせは、私の祖母は「なすのオランダ」と呼んでいました。
しかし、「オランダ煮」で検索すると、なすを揚げるか油いためしてから
醤油と砂糖、または味醂で甘辛煮するものだということなのでした。
じゃ、これは・・・なす素麺?そういう言い方もしたような気がする。

はい。
なす素麺って検索する。
お、あるある。石川県の郷土料理とかいわれてる。
私の実家では、祖母も母も、そこらへんをごっちゃにしてたんだな。
子どもの頃はあきあきしてた我が家の「なすのオランダ」、
懐かしく食べたくなるのでした。



 





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