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日々の泡

うたかたの日々を楽しむ??個人的な忘備録的ブログ。
過去のコトについても思い出しながら書きたいと思います。

【ジブリの夏】全作品集 to 本へのとびら

2022-08-04 21:39:12 | 絵本 to 物語
去年から、何本かのジブリのアニメを観てきましたが
これまでに、どんな作品が作られてきたのかが気になって
図書館で『スタジオジブリ全作品集』を借りてみました。

『風の谷のナウシカ』が、ジブリとしての初めての作品とは意外で
ワタシの記憶なんて当てにならないコトはわかっていましたが
年代順にチェックしながら、まだ観ていない作品についてもチェック!

やはり高畑監督の作品は観ていなかったようで、この本を読むコトで
まずは『かぐや姫の物語』から観て見ようかと思ったりもして
週末はジブリで♪と張り切ったのですが、どれも図書館では予約中。

ふと、思ったのですが、お盆といえば。。。
金曜ロードショーはジブリでは??

気になって調べたら、
8/12『天空の城 ラピュタ』
8/19『となりのトトロ』
8/26『耳をすませば』

なんと!3週間連続で放送されるようで、びっくり!!
ただ、3本ともすでに観ているので、今回はスルーでいいかと。。。

そして。。。
個人的には、9/23‘放映の『竜とそばかすの姫』が気になりました。

ジブリの新作『君たちはどう生きるか』の完成は2023年らしく
本は読んでいたのですが、この機会に再読したら。。。

なぜか、このタイミングで、他人ゴトであったコトが自分ゴトになって
『ワタシはコレカラをどう生きるか?』 今更ではありますが
暑い部屋で考える日々だったりして。。。

だからこそ、宮崎監督の映画では、時代を変えて、オリジナルになるのか?
子どもたちへのメッセージはどんなカタチで表現されるのか?なんてコトが
気になって、原作本を手に取ったんだ。とも思っています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
実は、同時期に宮崎駿監督の『本へのとびら』を読んだのですが
岩波少年文庫の本が50冊紹介されています。

その47冊目。『ジェーン・アダムスの生涯』を一気に読んで
図書館にあった『「危険なジェーン」とよばれても』を読みました。

ジェーン・アダムスは、アメリカのシカゴで「ハル・ハウス」という
セツルメントを始めたのですが、最初から大きな活動を考えたのではなく、
「ひとり、ひとりと友達になり、それぞれが夢を持てるように励ますこと」
第一の目的は友達になるコト。そういった気持ちから始められたようです。

そして、その活動を続けることによって、アメリカ人女性として初めて
ノーベル平和賞を受賞されました。

その絵本の最後に書かれてあった、ジェーンの言葉。

何かにおびえて、すぐにあきらめ、
世界を救うかもしれない取り組を投げ出してしまう。
それが一番良くないことです。

この数日、ネガティブに捉えて、力不足の自分を責めていましたが
素直に、今のワタシへの応援メッセージと思えばいい。
今朝になって、そう思えるようになりました!

人として、大切なモノは素直さと、誠実さ
そして、笑顔と感謝の気持ち。

今夜、ちょっと元気になったワタシがいます。

みなさまも
暑い日が続いておりますが、体調をくずされませんように
こころとからだを大切にお過ごしください。










『銀のロバ』

2022-07-12 10:55:11 | 絵本 to 物語
ある本で紹介されていて、気になったので読んでみました!

『銀のロバ』 ソーニャ ハートネット 著

第一次世界大戦のフランスの森の中での物語。
ふたりの少女が目の見えない脱走兵を見つけたコトから始まっていきます。

少女たちの奮闘ぶりや、脱走兵が少女たちに話す「物語」に引き込まれて
気づいたら、お昼を食べるのも忘れて、一気に読んでいました。

集中して読めば2時間くらいで、さっくりと読めてしまいますが
久し振りに読み応えのある本に出会えた気がして。。。
物語について、アレコレと考える時間を楽しんでいます。

2006年に出版され、オーストラリア児童図書賞を受賞していますが
今の子どもたちが読んで楽しめるのか?は気になります。

多分、おとなが読んで欲しい本と子どもが読みたい本は別モノで
でも、おとなのワタシとしては、子どもたちに読んで欲しい。
そう思ってしまう1冊。

【スキマ読書】とも言えない、一瞬の出会いではありましたが
コレカラの長い時間、折に触れて思い出す1冊になりました。

そして、著者の別の作品も読んでみたいと思ったので
早速、『木曜日に生まれた子ども』の予約を入れました。
火曜日は図書館が休みなので、明日が楽しみです🎵

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
物語の中で「キリスト誕生とロバの物語」が語られていたせいか?
ふと、三浦綾子さんの「ちいろば先生物語」のコトを思い出しました。

ちいろば先生。こと、榎本保朗牧師の説教集を読んだりした時期もあって
意外な思い出にひたったりと。。。不思議な時間を過ごしています。

『ものがたりの家』吉田誠治 de 空想を楽しむ ♪

2022-06-16 20:02:50 | 絵本 to 物語
ブログで本について書くときにAmazonのリンクを貼っていますが
その恩恵として、たまに素敵な本と出会うことがあります。

今回の『ものがたりの家-吉田誠治 美術設定集』もそんな1冊!

junaidaさんの本について、Amazonでチェックしている時に
「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」
なんてトコロは結構見るのですが、そこで出会いました。

住んでみたい空想の家を33点が収録されています。

ワタシは存じ上げなかったのですが、その世界では知られた方のようで
物語に出てくるようなユニークな家とその設定を描いて、人気を博した
吉田誠治の同人誌『ものがたりの家』の決定版が登場!!  とのコト。

既刊『ものがたりの家 I・II』に掲載された全作品に加え、新作15作品、
コマ割り絵本、線画、作品解説、メイキングなど、本書初公開となる内容も収録
ページをめくる度に新しい物語が始まるような、見て、読んで楽しい美術設定集 ♪

ワクワクしながら、ページをめくっていくと
「悪戯好きな橋塔守」・「階段堂書店」・「失われた書物の図書館」など
気になるネーミングに、家だけでなく、それぞれの住人も気になります。

ワタシのお気に入りは、ひとめ惚れした「厭世的な天文学者の住処」
岩山の頂に建つ建物で、スペインの19世紀ごろの設定らしいのですが
フランスの聖地「ルピュイ」を思い浮かべてしまいました。

他にも、「物語」が生まれそうな家と住人たちが紹介されていますので
パラパラと眺めるのも良し、じっくり読んでも良し♪の楽しめる1冊かと。。。

図書館で借りているため、土曜日にはお別れとなりますが
また、機会があれば借りたいと思う本だったりします。
蔵書3冊に予約者48名。。。次回はいつになるコトやら?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
なんとびっくり!!明日の【勝手に金曜ロードショー♪】で予定していた
『ルルドの泉で』が貸し出し中。。。

急遽、先月に、ちょっと気になっていて貸し出し中であきらめた
マット・デイモンの『ダウンサイズ』を借りてきました!

マット・デイモンで13cmなら、ワタシなら10cmくらい??
声を出して笑えたら。。。なんて、明日の夜が楽しみです。







スキマ読書『トムは真夜中の庭で』

2022-06-09 09:02:30 | 絵本 to 物語
『赤毛のアン』シリーズが止まっている間のスキマ読書☆彡

『トムは真夜中の庭で』 フィリパ・ピアスを読みました。
古い名作のようですが、去年まではまったく知りませんでした。

実は、昨年の秋に何を思ったのか??
ジブリの「ハウルの動く城」の原作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズの
『ファンタジーを書く: ダイアナ・ウィン・ジョーンズの回想 』を読み。

もちろん「ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔」や他の作品も読んだのですが、
ダイアナが、子ども時代に読んだ作品として、「たのしい川べ」や「トムは真夜中の庭で」
特に「たのしい川べ」の「あかつきのパン笛」の章のコトは何度も書かれてあったので、
「読んでみたいなぁー」と思ったのがきっかけでした。

今回「トムは真夜中の庭で」も、最初はなんとなく退屈な印象でしたが
読み進んでいくと、「時」について、自分なりに考えるコトが多くなり
なんとなく、結末の予想はついたりしたのですが、楽しく読めました。

「時」といいますか、「時空」や「夢」は、この数年の間、ワタシの中で、
ずっと気になっているキーワードなので、サラリと読んでよかったのか??
もっとじっくり読み返してみるのか? 悩ましいトコロです。

昨年の秋から始まった、ワタシの「児童文学の旅」はコレカラもこんな感じで
いろんな作家さんたちの本を参考書代わりにして、継続予定です。

そして、いつか。。。
「読む人」から、「書く」人に変わっていけたらいいな。
なんてコトを考えながら。。。今は、読書を楽しんでいます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
昨日は、図書館で「MOE」の最新号をチェック!

谷川俊太郎さんの巻頭特集よりも、今のワタシに最もタイムリーな
「翻訳70周年 今、もう一度読みたい『赤毛のアン』が気になりました!
どうやら、講談社の抄訳版の赤毛のアンのようです。

ワタシ自身「赤毛のアン」を子どもか、学生時代に読みたかった。と思ったので
今の子どもたちにも読んでもらえたら。。。と思っています。

ワタシ的にうれしかった情報は、junaidaさんの新刊『EDNE』のパネル展☆彡
東京と京都であるようです。
東京は6/3~6/25 二子玉川の蔦屋家電
京都は6/3~6/30 丸善 京都本店

早速、今日の午後、行けたらいいな。なんて、思ってたりして。。。

そして、「MOE」来月号は、junaidaさんが巻頭特集だそうで
そちらも楽しみです♪













junaida 『の』・『Michi』to 物語

2022-05-24 11:09:17 | 絵本 to 物語
雑誌MOEでチラリと見て気になっていたjunaidaさんですが、
お気に入りの立川のPLAY! MUSEUMでの作品展があるコトを知って、
先日、パラリと『の』を読んだ時に、そんな読み方をする本ではないと思いました。

昨日、図書館に予約していた『Michi』を借りに行ったのですが、
一緒に『の』も借りて、贅沢に2冊をパラパラと見て、ほぅーーーと、なりました。

最近は、小説でも映画を観るように映像がイメージして読める本がありますが、
junaidaさんの絵本も、ひとつ、ひとつの絵に「物語」が潜んでいるようで
その物語を読んでみたい。。。 そんな気持ちになります。

絵の中にある「物語」をじっくり、じっくり、時間をかけて書いてみたい。
ふと、そんなコトを思った時に、心の声が「でも、書かないでしょ。」とささやき
「書かないじゃなくて、書けない。。。だな。」と思ったのです。

『Michi』についても、ワタシには『Machi』のようにも見えて、
それぞれのページの「街」にある「道」についての「物語」が読みたくなりました。

欲張りなヒトなので、明日は、ちょっと遠い図書館に予約した本を借りに行くので
junaidaさんの作品集『I'M ME 』を借りてこよう♪と思っています。

今日は、いつものマック de 読書🎵「赤毛のアン」を読了予定。

「赤毛のアン」を読んでいると、アンのコトをウザイと思ってしまうのですが
よく考えると、なんとなく、ワタシと似ているような気がして。。。

この数年、ずっと遠ざけてきた、右脳系?の「想像力」について思うコトもあって
アンとの出会いもいいタイミングだったのかも知れません。

こっそり。。。とでも、junaidaさんの絵本を観ながら「物語」が書けたらうれしい。
そんなコトを思いながら、コレカラの季節を過ごすコトになりそうです。

立川のPLAY! MUSEUMでの『junaida展』
2022年10月8日(土)―2023年1月15日(日)と、かなり先ではありますが、
例年は12月初めに「パーラー江古田」経由で板橋美術館のおたのしみを
今年は、ちょっと早めに東京に行けるといいな。なんて。。。思っています。