海と夕陽と彼女の涙 -公式ブログ-

映画「海と夕陽と彼女の涙」の撮影裏話や最新公開情報などをあなただけにお知らせします。

『海スト』長いタイトル誕生秘話

2006-06-08 21:58:38 | プロデューサー
タイトル長いですよね。最初は「ストロベリーフィールズ」だけだったのですがこれで検索したら何が出ました?ほとんどあの有名な歌ですよね。映画が埋もれて検索できないよーと言う理由でこんな長いタイトルに!本当かな?想像してね

死神参上!

2006-06-08 11:33:17 | 製作委員会
映画館に行くと死神さんが宣伝活動をしていました。
えっ!?スクリーンの中から出てきたの?ほんもの?(ほんものっていうのもオカシイですね)そばには鮭山先生や古本さん、鉄男の子分も・・・寺門アナウンサーも!
街宣車まで仕立て、PR活動をしてくれていました。それにしてもど派手な街宣車なこと!びっくりしました。
彼らには実はもうひとつの顔があります。紀州弁慶伝説保存会という会を結成し、弁慶ご一行なりきりでいろんなところに出没します。このことは後日また書きたいと思います。
この日は「海スト」なりきりで映画館前の広場で活動中!「いちご通信」というチラシを自前で作り、みんなに配っていました。映画の中の鮭山先生はイメージ悪いけど、ほんとはやさしいお父さん。

6月6日 「梅の日」

2006-06-06 19:22:37 | 製作委員会
6月6日は「梅の日」です。今日は紀州から京都賀茂神社に梅を献上。
室町時代、6月6日の五穀豊穣祈願に梅が京都賀茂神社に献上された故事にちなんでのことです。熊野詣の衣装を着た女性がしずしずと歩く後に、もぎたての青梅と梅干がつづきます。
映画の最後にマキが「おやじのつくった梅干の次に好きだった~」と叫ぶその梅干です。
美香の父が勤めている梅干工場の社長の中田さん(実行委員長)も献上の行列の中にいました。裃(かみしも)を着け、時代絵巻から出てきたかのように似合ってました。
梅干は食すれば「その日の難をのがれる」といわれています。血液サラサラ効果もあります。
『梅と夕げと彼女の涙~』なんてバカなこと言ってないで、今日は「梅の日」、三木さんも梅干を食べて血液サラサラにしてくださいね。

田辺市の素敵な面々④

2006-06-04 18:34:37 | プロデューサー
久しぶりにパート4を書きます。田辺市の顔役がとても素敵なレディであった、と言うところまでは随分前に書きましたよね。そこからの話、この「海スト」も製作が二転三転して、スタッフを集めて一度ロケハンしたにもかかわらず、僕が集めてきた1社が急に降りてしまって、製作が危ぶまれる事態になりました。監督「この夏に撮れなかったらこの映画は永遠に撮れなくなるから、どんなに低予算でも取りたい」僕「でも、1社降りた今の予算では危険だ」等のやり取りがあって、最後は地元の人たちと相談を僕がしてくると言うことになりました。そして、田辺に向かうとき僕は内心断ろうと言う気持ちも少しありつつ、向かいました。実は前日、大阪でイベントの仕事をしていて、打ち上げで飲みすぎて電車に揺られたものですから、すごく気分も優れなかったんです(紀勢線は良く揺れるんです)。お会いした、その田辺市の顔役のおばさん(レディ)に状況を話し、製作が難しいことを説明しました。すると、彼女「三木さん、とにかく今回は良い作品になるかどうかは別にして、田辺市で映画が作りたいんです。とにかく私ら1000万用意してるんやから、作ってください。あなたに今やめられたら困るんです。」僕「・・・・(うー胸が悪い、飯は食えんなあー)」彼女「色々有るけどとにかく製作しませんか」と。肝が座ってると言うか、大胆と言うか・・・・・この彼女の言葉は僕には応えました(決して胸が悪いからじゃないですよ^-^)失礼ながら、女の人にここまでの覚悟を見せられて引いたとあっては男が廃る!せっかく育ててくれた親に申し訳がない!お天道様を向いて生きていけない・・・・等、考え覚悟を決め、東京に帰り10日間の間に2社からの出資をお願いして、この映画「海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ」はようやくクランクインへの道のりを歩き出したのでした。本当に、このおばはん(レディ)が居なかったら「海スト」は産声をあげていなかったと思います。そして、僕はこの素敵なレディとの出会いに感謝をしています。改めて、映画プロデューサーをしていてよかったと思いました。映画製作の素晴らしいところは、出会えない人との思いがけない出会いです。人は僕にとっての財産でもあるのです。そして、彼女との出会いにより、田辺市での製作がスタートしたわけですが、ここからまた僕にとっての素晴らしい出会いがあったのです。
それは、次回の楽しみに・・・・・・

『海スト』健闘中!

2006-06-03 22:01:29 | プロデューサー
和歌山公開1週間『ダビンチコード』『海猿』をむこうに『海スト』は大健闘!今日もかなりの観客が来たそうです。これだと明日、日曜日も期待できるなあー。特に田辺市の皆さん、ありがとう!本当にプロデューサー冥利です

ホンダvsダイハツ

2006-06-03 16:41:59 | 製作委員会
夏美たち4人が乗った車が、トラックと衝突する事故シーンの裏話。
画面左から勢いよく走ってくるトラック、これを運転しているのは地元フィルコミの谷口さん。谷口さんは、少し前まで「大塔ダイハツ」で車の営業(ひととおり修理もできるらしいの)をしていました。
一方、夏美たちの乗った車を運転しているのは、用務員古本さん役の垣内さん。写真は撮影に使った車と垣内さん。ちなみに垣内さんは現在「ホンダプリモ田辺」で勤めています。
ホンダvsダイハツ、結末はいかに?(ネタ提供:上田修司さん)


フランス人も案外良い人?

2006-06-02 01:03:57 | プロデューサー
カンヌでの事。夜酔っぱらってに電車に飛び乗る。爆睡してしまい気が付けば知らない田舎駅『あれここ何処や?』何とホテルの駅と違う方向に。困った、もちろんタクシーはいない。しかも仏語駄目、野宿かと思い諦めた。その時一台の車が。見ると若い女性!ジョアンルパンまで行ってくれると言う。フランス人がそんなに親切なことはない、これは僕が素敵だからかな!だめだ!僕の貞操が!と思ったかどうかは知りませんが、とにかく車で30分の道のりをホテルまで送ってくれました。世界はひとつ人類は皆兄弟ですね(笑)嘘のような本当の話でした。