Succulent plant

さて、コアな諸君はすっかりご存知だと思うけど我が家は分厚い葉っぱの草が氾濫しております。
残念ながら個人的にはあまり興味がないので、特になにも思わないのですが。

先日、実家に行きました。
時間があったので、豊中にあるといわれる、西日本多肉植物のメッカ、といっても過言ではない園芸屋さんにいきました。
そこはプロショップをすっかり通り過ぎ、完全なマニアショップでした。
難解な値段表示（きっとマニアには分かる）を見ながら、ひさびさにこういうしびれるマニアの店に来たなあと思いました。プログレ専門店とかオーディオ専門店とかそんな感じ。
そんななか嫁さんは、こんなにいっぱいあったら全部見きれない、と興奮しながら温室の中をぐるぐる回っておりました。

ぼくも面白くなっていろいろと見て回りました。
基本的には、大きいと高い。珍しいと高い。この二つの組合せで値段が決まっているのはだいたい想像つきますよね。
で、大きい、小さいは、まー見た目で分かるんですが、珍しい、珍しくないは、シロートにはわかんないんですよねえ。
いきなり1万円とか、ころがってます。こんなところに4歳児はぜったい連れてこれません。

店の中で嫁さんと多肉について話をしているときに、一つ気がついたことがありました。
嫁さんはいろいろと研究してしまっておりどうもマニアクラスに片足突っ込んでいしまっているようです。
見た目で属性をあてる、育て方を知っている等なんだかポケモンに異常に詳しい子供を見るような気分でしたが、そんな多肉大好き人間がここには集まってくるようです。
買い物が終わったあと、休憩室とかかれた部屋で出していただいたコーヒーをいただきながら、サボテン、多肉関係書籍（半分ぐらい洋書）が入っている本棚をながめながら、こりゃあほんまもんや、と思いました。
きっと週末、マニアな方々がこの部屋で葉巻を楽しみながらサボテン、多肉談義に花を咲かせているのでしょう。
世の中まだまだ広いですねえ。