宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「灼摩経」

2020年01月29日 | Weblog
天狗供養の際に誦すべき経文です。

昭和の時代から 「異境備忘録」を読んで
天狗界が 低次元の界であるとか
霊的な事に熱心になり過ぎると 天狗界に行ってしまうとか
浅はかな解釈をされる事が多くなりましたが

天狗は 神仏からの指令を受けて
地上で 具体的な働きをする存在でもあり

「国体守護の天祐の保有」と 言い表される事もありますが、
守護のために 地上で活動したり 戦ったりするのは
天津神や国津神のレベルではなく 
山人界や天狗界のレベルの存在であり

天狗に供養を捧げる事で
自己や一家のみならず 国全体の守護が上がるのではいかと考えられます。


「天狗に関わったら 死後に天狗界に入ってしまう」と教えている指導者もいますが、
霊的な脈管が開通して 玄胎の基礎ができている人の場合
多少 天狗との縁を受けても 死後に天狗界に入る事はないと思われます。







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