ミラレパ尊者は
自分の図像を目にしたり
自分の名前を聞いたり
また 自分の伝記を読む、または聞く
または自分の言葉を読んだり 聞いたり
自分の事蹟を憶念したりする事で
無量の功徳が得られ、
浄土に至る事ができるという言葉を残されています。
以下 ミラレパ尊者が残された「ミラレパ道歌」です。
「色身三昧耶薩た処(しきしんさんまやさったしょ)
法身智慧薩た等(ほうしんちえさったとう)
降射身口意光明(こうしゃしんくいこうみょう)
浸融于彼作開光(しんゆううひさかいこう)
ミラ年邁未起座(みらねんまいまっきざ)
智慧空行諸聖衆(ちえくうぎょうしょしょうしゅ)
由仏法身浄土中(ゆうぶつほうしんじょうどちゅう)
迎降色身之花雨(げいこうしきしんしげう)
現前消融仏像中(げんぜんしょうゆぶつぞうちゅう)
本尊堅住成開光(ほんぞんけんじゅうじょうかいこう)
如斯稀有天花降(にょしけうてんげこう)
入頭及身作庄厳(にゅうとうぎゅしんさしょうごん)
復次本尊融入我(ぶじほんぞんゆうにゅうが)
現前示現此奇迹(げんぜんじげんしきじゃく)
汝等親眼能見此(にょとうしんげんのうけんし)
実具善根之兆也(じつぐぜんこんしちょうや)。」