楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

秋めく

2023年10月05日 | 2023年日記
ここのところ雨模様の日々だった。
一雨ふるたびに
朝晩がひんやりと秋めいていく。
今朝はおとんが「寒い寒い」と起きてきた。
善は、長袖Tシャツを出してきた。

駅まで歩いていくと、
木々が連なり芝生の広がるちょっとした小道がある。
野良猫ちゃんもこの小道が好きで
いつも何匹か昼寝をしている。
木々の中に一本、大きな柿の木がある。
枝には、たわわに柿の実がなっていて、
遠くからでも柿色が綺麗に見える。
駅に出るたび、この柿色に秋を感じる。

家のわきに彼岸花が咲いた。
ある日、ひょっこりと顔を出していて、
こんなところに!と驚いた。
彼岸花を見ると、昔住んでいた岡山の川辺を思い出す。
毎年秋になると、川岸の土手に、
一直線に並んで彼岸花が咲くのだ。
土手の緑色と、彼岸花の赤い色が、とても美しかった。

今日も本を読んでいると
急にさーっと雨が降ってきた。
空を見ると、遠くのほうは日が差しているのに
頭上は灰色の雨雲で覆われていた。
きっと通り雨だろうと思ってみていると、
みるみるうちに激しい降り方になっていった。
勢いよく降って、しばらくするとあがった。
空気がまたひんやりしてきた。
今晩も少し冷えるのだろうか。

夏掛けだけではちょっと足りないようなので
みんなのベッドに毛布を置いておこう。
今日はぬくぬくと寝られますように。

10月5日     おかん