癌ですか…^^;

健康診断で、癌を発見!癌のことなど何もわからないなか右往左往しながら、完治をめざす戦い。

リハビリに行けない!

2008年06月30日 11時27分25秒 | Weblog
首の中の接合部のところには
チューブが入っていて
そこから、今でも膿のようなものが
出ている。
チューブの先にガーゼをあてていて
最初のうちは、そっから出ているものが
べたべたで、臭いもしていたらしい。
私がガーゼを替えているところを
見たときには、臭いもなかったし
べたべたでもなかった。
看護師の人も、同じように言っていた。

首は確実によくなっている。
気管の穴の異常は、別件だと思う。

穴が詰まると、リハビリのときに
苦しくなって、中止になってしまうそうだ。
リハビリの先生が、痰を吸引してもらってから
来るように言ってたらしいのだが
15時~15時半に受付で
看護師の吸入が遅かったり、時間が
かかったりすると、リハビリへ
行けなくなってしまう。
父は、それを気にしていた。
確かに、自然治癒を待っているので
リハビリへ行かないと
何もすることがない。今は
経管栄養(胃に直接チューブを入れての食事)
だけで、点滴もしていない。
退屈でしょうがないのだろう。

シャワー解禁

2008年06月29日 23時02分44秒 | Weblog
26日に先生に話を聞きに行ったとき
今日から、シャワーの許可がおりた。
と言っていた。

後日、首に開いている穴に
痰のようなものが、固まって
こびりついて、しまうようになった。
ピンセットで、取ったり
ネブライザーを吸い込ませて
こびりついたものを、液状化して
チューブを入れて、吸引する。
ネブライザーとは、喘息の人が
薬剤を経口吸入するために使う。
霧状になって出てきたものを
吸い込む機械のことだ。

その症状は、接合部の化膿と
関係があるかないかは
わからない。
この週末、熱が出たりしてる。
シャワーの許可が出た日
すごく、寒かった。ニュースでは
4月の陽気だと、言っていた。
推測だが、風邪をひいてしまったのでは
ないかと思う。
気管の穴に、こびりついているのは
鼻水のようなものではないのかと…


外科の先生の話

2008年06月26日 23時03分06秒 | Weblog
昨日、偶然逢った耳鼻科の
先生が、再手術があるかもと
話していてたが、外科のO医師は
再手術は、ありえない。
接合部の1部がうまく縫合されて
いないで、炎症をおこしている。
これは、想定内のことです。
と、きっぱり、おっしゃていた。

私が、看護師に電話で話した
雰囲気が威圧的だったのか、
先生方は、しきりに説明が
遅くなったことを、謝っていた。
怒ってなどいなかったのに…

とにかく、今は薬ではなく
自然治癒を待つしか出来ない。
1週間か1ヶ月になるかは、
わからないそうだ。




悪い知らせ

2008年06月25日 16時44分43秒 | Weblog
昨日熱を出した。
と父からメールが来た。
今日、病院に行く予定だった
弟が、耳鼻科の先生の回診に
出くわした。

話を聞くと、持ち上げた胃と喉の部分との
接合が、うまくいってないらしい。
手術前の説明では、その部分の縫合の
失敗は、1000分の1だと聞いていた。
接合部が化膿したり、最悪は腐ってしまう。と
説明されたが、まず、ないだろうという言葉に
そうなった場合のことは、あまり聞かなかった。

7月の10日頃、退院予定なのに
まだ、口から食べ物を入れるテストも
してないので、これで間に合うのかと
心配していたが、やっぱりトラブルが
起きていたのだ。

耳鼻科の話では、再手術の可能性もあると
言ってたらしい。
とにかく、病院に電話して
先生に、確認してくれるように頼んだ。


初めての食事

2008年06月24日 16時42分47秒 | Weblog
20日の金曜日に、点滴ではない
流動食を口からではなく、
お腹に入っているチューブで
直接、胃の中に入れる食事をした。
その液体は、食べ物の匂いが
ちゃんと、している。

昨日、病院に行くと前のと
違う種類の食事だった。
子供が飲む、ミロのような感じだった。

病棟内を、何周も歩けるようになっていた。
胸とお腹から排出している血液のチューブも
なくなっていた。もちろん、尿のチューブもない。
お腹に入っている、食事用のチューブと
点滴用の静脈に入っているチューブだけが
ついている。その点滴用のチューブも
明日には、抜いて、腕からの点滴に
変わるそうだ。

まだ、シャワーを浴びれないので
病室で、自分で2時間もかけて
体を拭いて、疲れたと筆談した。
そこへ、看護師が体を拭きに来た。
自分でやったらしいです。と告げると
勝手なことして、油断もすきもない
と怒られていた。
自分で、トイレに行けるし、
下の売店で、新聞も買いにいける。
検査も、看護師が付き添わなくて
ひとりで、行ってるようだ。
髪の毛を洗いたいと、ダダをこねて
いたが、絶対にダメと言われた。
水のいらないシャンプーを
売店で買ってきてあげて、ちょっと
機嫌がなおった。

日々、進歩している。
喉から、食事がとれるのは
いつなんだろう。



復活

2008年06月21日 10時01分32秒 | Weblog
昨日は、早目に病院へ行った。
手術の時に開けた、胸の穴とお腹の穴から、管が出ていて、そこから血液のようなものが流れ出ていている。
いつも容器の中は、いっぱいだから、何杯目か、わからないけど、少なくとも、3個目の容器がほとんど空の状態で、ベッドにではなく、点滴のポールに付いていた。
容器は、500mlだと思う。

酸素も取れている。
真っ直ぐ歩いて部屋から出て、またベッドに戻って来る。練習を1回だけやったそうだ。
昨日の父は、ボードを使って、いろんな話をした。
前日の夜に、O医師がいらして、話をした。とか、看護師に頭が悪いのがいる。
リハビリに20日間位かかるから、毎日のように病院に来なくていい。と書いていた。
手術が終わって最初の頃は、手足が動かなかったり、記憶喪失になってしまったのか…
と思うほどだったが、本当に良かった。


また部屋の移動

2008年06月20日 14時53分34秒 | Weblog
昨日、病院に行く前に
個室が空いたので移ります。
と連絡が来た。

大部屋は4人部屋なのだが
すごく狭い、点滴やら
たくさん、ついてるから
よけい狭く感じる。
お見舞いに行っても、
居場所がない。
個室が空いてよかった。
看護師(今まで、看護士と思ってたが)も
大部屋の人より、個室の人の方が
退院が早いんですよ。と
差額ベッド代が、かかるので
早く退院しようとする為だそうだ。

昨日は、立って歯磨きと髭剃りを
自分で、やった。
酸素がまだ取れていないので
部屋は、出ていない。
お腹とわき腹(胸の方)の抜糸をした。
抜糸といっても、ホッチキスみたいな金具を
専用の工具で外すらしい。
レントゲンの検査が急に入って
撮影のときに、首が切れたようで
しきりに、左側が痛いと訴えていた。

検査の人は、流れ作業で何人もの人を
検査しているので、雑にもなるんだろう。
前に内視鏡の検査をしたときも、
喉にぶつけたから、血が出るかもと
言われた。と父が、怒っていた。


一般病室へ

2008年06月18日 16時56分35秒 | Weblog
昨日、入ってた部屋は
ナースステーションの前で
目の離せない人や、ICUから
出てきたばかりの人が、
入る部屋だった。

栄養の点滴の他に
右末梢から、ブドウ糖を入れていた。
血栓防止用にと、手術前から
履いている、ストッキングを
暑いからと、嫌がっていた。
酸素を入れて呼吸をしていた。

今日、その部屋へ行くと
父が、筆談で
となりにうつる
と、書いた。
まもなく、看護士が来て
隣の一般病室に移ると言われた。

昨日は父の担当の看護士がいなかったが
今日は、いたのでいろんな質問に
答えてくれた。
看護士から、今日ベッドの横で
立つ訓練をしました。
と、聞かされた。
もう、立つのかと驚いた。
人間は、すごいもんだ!
首の縫合にホッチキスみたいなのを
使っているが、両端1個ずつ、外したらしい。
酸素は、まだつけたままだったが
機械を見て、ほぼ100%呼吸できてるようなので
明日には、外せるとも言っていた。
何はともあれ、まず歩行訓練だそうだ。
リハビリの先生が作るスケジュールを
明日から、始めることになった。

父は、ICUでの目がさめてからの1泊と
ナースステーションの前の部屋の1泊
うるさくて、眠れなかったそうだ。
今日は、一般病室だけど4人部屋だ
眠れるかな。


ICU 脱出

2008年06月17日 16時58分56秒 | Weblog
今日病院から、
調子が良いので、ICUを出ます。
と、電話が掛かってきた。
病院からの連絡は、驚く。
看護士さんも、
病院から電話なんて、びっくりしますよね。
と、笑っていた。

外科病棟で、待っていると
父がベッドごと、上がってきた。
いろいろな処置が終わって
病室に入ると、昨日より
さらに、元気そうだった。
ICUでは、表情などなかったが
今日は、笑っていた。
さらに、部屋が暑いとばかりに
嫌そうな表情までしていた。

声が出ないので、なにか言いたくても
伝わらなくて、困っていたが
ベッドの背もたれを、あげて欲しかったのが
やっと伝わった。
ホワイトボードを持っていて、
筆談をしてもらおうとしたが
まだ、手に力が入らないので
字は書けなかった。
でも、帰るときには
じゃーね。と右手を上げていた。


ICU5日目

2008年06月16日 16時37分16秒 | Weblog
今日、ICUに行ってきた。
入口まで迎えに来た看護士が
もう、人工呼吸器取れてますよ。
と、にこにこと、言っていた。

中に入ると、ベッドの背もたれが
上がっていて、父が座るような体勢に
なっていた。

父は目を開けて、私を見て、
何度も、うなずいていた。
しゃべれないので、何も言うことは
できないが、むくみもなく、
手術前の様子と変わらない。
目を開けた父だった。

今まで、先生から手術は成功した。
何も問題はないと聞いていても
手術後、目を開けている父を
見ていないので不安だったが、
今日、うれしくて涙が出た。
父も涙ぐんでいて、出口を
指差して、帰りなさいと
言っているようだった。

人工呼吸器と、血圧を安定させる
点滴は、外れていた。
明日は、耳鼻咽喉科のS医師が
喉の様子を見てくださることに
なっているらしい。

これから、まだ大変な事は
たくさん、あるけど
とにかく、良かった。と
ホッとした。