癌ですか…^^;

健康診断で、癌を発見!癌のことなど何もわからないなか右往左往しながら、完治をめざす戦い。

日付が変わって

2008年06月12日 11時07分12秒 | Weblog
昨日、家族控え室で、待っていたときに
手術日だったので、何人もの人が
手術室から出て来た。

看護士が出て来て、家族を呼ぶ
医師からの説明、家族が手術室から出る
患者がICUに入る。
家族がICUに入る。

というパターンが何度も繰り返されていた。
父以外の手術は、終わり
私たちも手術室に呼ばれるのを
待っていた。なかなか呼ばれないので
きっと、胃が届かなかったんだ。
形成外科の手術が始まっているんだ。と
思っていた。
控え室の電話が鳴って、ICUに父はいると
聞いて、驚いた。
20時半前に終わっていたらしい。
電話が鳴ったのは、21時を過ぎていた。

ICUに入ると、父の顔を見る前に
別室に案内された。
さすがに先生たちは疲労をかくせないほど
疲れきっていた。
待っている私たちも疲れるが
手術をしている先生は、もっと大変だと
いうことがわかった。
それでも、O医師とA医師は笑顔だった。
O医師は、切り取った食道と喉を
見せて説明してくれた。

切り取ったものは、想像していたより
小さく、全長が30cm位だった。
喉の癌は大きく、その次は胃のそばにある
癌で、他の2つは、早期の癌なので
他の2つに比べると、凹凸がなく
健康なところに比べると、変色しているだけ
のようだ。
一緒に切り取ったリンパ腺を顕微鏡で見て
癌細胞が、7個以下だったら、
何もしないが、7個以上だったら、
抗がん剤治療や放射線治療の追加を
しなくては、いけない。
また、治療か…とちょっとがっかり
結果は、2週間以上後になるそうだ。

それと、胸は胸腔鏡手術をしたが、
お腹は長時間になってしまい
患者に良くないので、腹腔鏡手術ではなく
お腹を縦に10cmほど、切ったそうだ。
予定通りじゃないような…

何はともあれ、手術は成功した
後は、術後の肺炎と接合部が
うまく、繋がるかということだけだ。
先生が仰っていたが、父は血の流れが
すごく、いいそうだ。
接合部は、おそらく問題ないだろうとのことだ。

眠っている父の顔を見て、帰った。
手は、冷たかった。