3001_008人間の本位(両輪)自作小説
ーー仏意ーー
真は、また、調子に乗って徹夜した。
宿業は、乗り越えたと思っていた。
しかし、次の日、1日中寝る羽目になった。
苛(いら)立って眠れない。
しかし、集中できない。
仕方なく薬を飲んで寝た。
(無理は出来ないいか)
翌日、朝から快調だった。
「十一の不思議抄」の残りと「顕体宇宙本尊抄」
を書き写した。
夜の7時に終わった。
(以外に早く終わった。
無理はやめた。
明日、朝早くから書こう)
(仏意か)
真が、無理をしてた理由は
先生のことを思ったからである。
学会の広宣流布とは違うけれども
真の革命の実証を先生に見ていただきたかったからである。
安心して頂たかっいた。
運や運命は、守ってくれないけれど、
仏意は確実に守ってくれる。
真が、いくら馬鹿なことをしても
神仏は、見守ってくれている。
真は、苦笑いした。
つづく。