ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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不思議なハートの力00075-1回戦対牧野-

2021年05月25日 21時19分21秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00075-1回戦対牧野-

--やっと見れる!神海の剣技(大将戦)--

試合は、浪速剛剣道場が勝ったが、
試合は、最後まで行われる。

(浪速剛剣道場VS枚野海剣館)試合の大将戦。
浪速が赤、牧野が白である。

大将:神海天導(しんかい てんどう)VS相手方副将(名前は、省略する)が始まった。

両者。互いに礼をする。
相手は、神海から2本を取らないといけない。
がむしゃらに突っ込んでくる。
神海は、神経を集中する。
相手の動きが止まる。
スローに動き出す。
神海は、余裕(よゆう)で交(か)わした。
(余裕だ)

(こらぁーーーーあ。
 何をしている。
 我を弄(もてあそ)んでいるのか?
 どんな相手であろうと気を抜かずに、
 全力で向かわなければならない)
イクタスの声が心に響く。

神海は、焦(あせ)った。
(俺は、己惚(うぬぼ)れていた)
隙が生まれる。
相手の竹刀が飛んでくる。
一瞬(いっしゅん)。時間が止まる。
済(す)んでの位置で頭を避(よ)けた。
(間違っていました。
 即(そく)、仕留(しと)めます)
(全力こそ相手への敬意(けいい)である)
イクタスは、武道の一端を告げた。
(はい)
神海は、頷(うなず)き、一歩踏(ふ)み飛んだ。
「バシィーーィ」
「メェェエーーーン」
赤い旗が3本上がった。
もう、神海に隙(すき)も緩(ゆる)みもない。
次の立ち合いが開始する。
「メェェエーーーン」
赤い旗が3本。
神海が勝利した。

浪速が圧勝した。

二階で真菜美(まなみ)と朋子(ともこ)が喜(よろこ)び叫ぶ。
そして、手を命一杯(めいいっぱい)振(ふ)った。

つづく。 次回(喜ぶ朋子、神海の本意は?)

#不思議なハートの力 #不思議なハート #自作小説 #真菜美 #朋子 #神海 #剣道大会


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