0025_魔物の誤解⑥(十字の痛み)裕也日記
場所も行き方も有る。後は決行するだけ。
日曜日、いつものように礼拝が始まった。
裕也は、歌っていた。
(ようし。俺の声。神様の住む宇宙に響け)
「神は善い行いを導き うぅぅ う」
裕也は屈み込む。
メンディア「裕也。どうした?」
(ぎゃぁあああ)
女性の悲鳴。心の声?。
(がぁうぅ)
裕也の声。右足の甲を押さえている。
メンディア(え 女の子の悲鳴?どうしてぇ)
裕也の足に剣の影が見える。
光が集まり、裕也の足に吸い込まれるようにつく。
剣の影が薄くなり消えていく。
裕也「大丈夫です 続けてください」
舞台から外れ、教会の後ろの空いてる席に座った。
まだ、痛みは続いているが、最初ほどの痛みは無い。
メンディアも歌を止め、裕也の隣に座っていた。
メンディア「裕也。大丈夫?」
裕也「なんとか」
メンディア「女性の悲鳴がしたよ」
裕也「こころの声。みんなには聞こえてないよ」
女性の心の声(ありがとう。楽になりました。)
メンディア(確かに聞こえる)
女性は少し訳を話した。
(聞こえるわよ。
いつも元気のよい声が聞こえてたの
この人なら救ってくれるかなぁて
いつも思ってました。
私は生まれたときから
足の甲に剣を突き刺すような
痛みを感じてたの
今日は、あまりに痛いので
声を主に助けを求めたの
重なってごめんあさい)
メンディア「分かる
私も手に痛みを持ってるもん」
女性(ごめんなさい
また
ありがとう)
女性の声は止んだ。
裕也は靴を脱いで足の甲を見てさすっている。
(傷は無い。不思議だなぁ)
裕也「これは、早く方を付けなければならない
十字架の痛みの原因を成す相手と…」
つづく 次回(ミディアム)
場所も行き方も有る。後は決行するだけ。
日曜日、いつものように礼拝が始まった。
裕也は、歌っていた。
(ようし。俺の声。神様の住む宇宙に響け)
「神は善い行いを導き うぅぅ う」
裕也は屈み込む。
メンディア「裕也。どうした?」
(ぎゃぁあああ)
女性の悲鳴。心の声?。
(がぁうぅ)
裕也の声。右足の甲を押さえている。
メンディア(え 女の子の悲鳴?どうしてぇ)
裕也の足に剣の影が見える。
光が集まり、裕也の足に吸い込まれるようにつく。
剣の影が薄くなり消えていく。
裕也「大丈夫です 続けてください」
舞台から外れ、教会の後ろの空いてる席に座った。
まだ、痛みは続いているが、最初ほどの痛みは無い。
メンディアも歌を止め、裕也の隣に座っていた。
メンディア「裕也。大丈夫?」
裕也「なんとか」
メンディア「女性の悲鳴がしたよ」
裕也「こころの声。みんなには聞こえてないよ」
女性の心の声(ありがとう。楽になりました。)
メンディア(確かに聞こえる)
女性は少し訳を話した。
(聞こえるわよ。
いつも元気のよい声が聞こえてたの
この人なら救ってくれるかなぁて
いつも思ってました。
私は生まれたときから
足の甲に剣を突き刺すような
痛みを感じてたの
今日は、あまりに痛いので
声を主に助けを求めたの
重なってごめんあさい)
メンディア「分かる
私も手に痛みを持ってるもん」
女性(ごめんなさい
また
ありがとう)
女性の声は止んだ。
裕也は靴を脱いで足の甲を見てさすっている。
(傷は無い。不思議だなぁ)
裕也「これは、早く方を付けなければならない
十字架の痛みの原因を成す相手と…」
つづく 次回(ミディアム)