ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

不思議なハートの力00062企てられたアクシデント③

2020年10月23日 21時50分13秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00062企てられたアクシデント③

--企てられたアクシデント③--


神海は、真奈美の後を静かに歩いている。
でも、心は、大通りのコンビニの駐車場に向けられていた。
ちょうど、大型のトラックが休憩中である。
大通りは、学校の校門の前の細い道を暫(しばら)く行き、
十字路を右に曲がったところにあり、
手押しの信号機がついている横断歩道を渡った向かいにある。
運転手は、休憩中で目を閉じていた。
神海は、心の中でサイドブレーキを上げた。
そして、クラッチを前進にいれ、アクセルを踏む。
車は、動き出す。
運転手は、慌ててサイドブレーキを引こうとするが、体が動かない。
信号機が青に変わる。
横断歩道の両側の車は、止また。
そこを大型トラックが突っ切る。
そして、路地に入っり、十字路を左に曲がる。
大型トラックがギリギリ通れる幅しかない。
「ぎゅぅぅ。うぅぅ。」

つづく。 次回(企てられたアクシデント④)


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