'ROUND MIDNIGHT

ソウルにジャズ、ボサノバ、シティポップ、そしてビールが大好き(^^)お気に入りの曲やアルバムを紹介しています... ♪

一番搾りスタウト

2007-10-19 12:49:35 | BEER

コレは美味しいですねえ... ロースト麦芽の芳醇な香りはまさに「オトナ」のためのビール...♪

春から夏にかけては、ホップが新緑の如く爽やかに香る「YEBISU THE HOP」がツボでしたが、これからの季節はずばりコチラ...^^

キリンビール」サンがこの9月19日に発売した『一番搾りスタウト』です。

さてさてこの『一番搾りスタウト』(「スタウト」というコトバを真に受けるなら)、ご覧のように一見「黒ビール」のようですが)黒ビールではなく、名前にもあるとおり「スタウト(Stout)」と呼ばれる種類で、そのスタウトとは...

「1847年にイギリスで原料に砂糖の使用が許可されたことで、ポーター(濃厚でホップの苦味の強い濃色ビール)と同じ製法で原料の一部に砂糖を用いて創られるビール」(ビール酒造組合)

とされており、このスタウトで最も有名な銘柄はあの「Guinness(ギネス)」...^^

ワタクシも大好きな銘柄のひとつで、たまにバーなどでプチ贅沢気分に浸りながらいただくことはあるものの、酒屋サンで買っても1缶約300円と、常飲することはできず(なんたって飲む量がハンパじゃないから...笑)、今回お手頃価格でスタウト・タイプのビールを発売されたキリンさんには頭が下がる思いです(^^)

ではこの「スタウト」、じゃあ「黒ビール」とどう違うの(?)となりましょうが、いずれも通常の麦芽ではなくローストした麦芽を使用(それによりあの黒い色が出るわけ)する点は一緒で、違いは発酵方法にある。

そもそもビールは下面発酵の「ラガー」タイプ(ミナサンが通常クチにされているのはたいがいコレ)と上面発酵の「エール」タイプ(日本でも地ビールにはこのタイプが多い)に大別され、その違いこそが両者の違い...

すなわちロースト麦芽を使い下面発酵で作ったものが「黒ビール」で、上面発酵で作ったものが「スタウト」、

味の違いもズバリ「ラガー」と「エール」の違いで(これは黒ビールとギネスを両方飲んだことがある方なら一目(一飲)瞭然だと思う)、「黒ビール」はスッキリしていて甘め、「ギネス」は苦味が効いていて芳醇...^^

しかしこの『一番搾りスタウト』、はじめにスタウトの原料には「砂糖」を用いると言ったものの、原料を見る限り砂糖は用いられていないようで、麦芽とホップのみの「All Malt(オール・モルト)」タイプのよう(All Malt(オール・モルト)タイプについては「2007-06-01」の記事参照)。

また「上面発酵」とのコトバもないので、ホンモノの「スタウト」であるかは今のところナゾですが、味的には「Guinness(ギネス)」と比べても個人的には遜色ないと思う。

しかしなんつってもギネスには「魔法の玉」があるからなあ(笑)(ギネスの缶にはプラスチックの「玉ッコロ」が入っていて、これがグラスに注ぐとジツにきめ細かい泡を産む^^)。

まあ大きな違いと言えばソレくらいで、これは価格的にじゅうぶんカバーできているというもの(ギネスさんもウカウカしてられませんゾ)...

いずれにせよこれからの季節にピッタリのビールであることにはマチガイないので、機会があればお試しアレ...♪


(追記 - 2007/10/19 18:30 - )

よくよく「キリンビール」サンのサイトを観てみると、『一番搾りスタウト』は、ここで言う「スタウト」ではなく「黒ビール」のようです(^^;)

なんでもロースト麦芽の他に「カラメル麦芽」を使用することでギネスに似た独特の香りを出しているようで、商品名のスタウトは「香味が特に強い」を意味しているとのこと(紛らわしい記事になってしまって申し訳ナイ。そしてちょっとガッカリかも...笑)


↓音楽の話題じゃないんですけど(笑)

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