'ROUND MIDNIGHT

ソウルにジャズ、ボサノバ、シティポップ、そしてビールが大好き(^^)お気に入りの曲やアルバムを紹介しています... ♪

Quintetto X / Novo Esquema Da Bossa

2010-12-16 12:47:06 | Jazz/Bossa Nova

1995年リリースされ2004年にリイシューされながらも、この度はじめて手にしたものなんだけど...(^^)

個人的にかなり「ツボ」にはまる1枚...♪

Quintetto X / Novo Esquema Da Bossa (Right Tempo, 1995) (Schema, Italy, SCCD358, 2010)

01. Diplomacia (Batatinha & J. Luna)
02. Esquema Da Bossa (Piero Vincenti)
03. Senza Paura (Ornella Vanoni & Toquinho) 
04. Luce Del Sud (Francesco De Giosa)
05. C'e Piu Samba (Chico Buarque De Hollanda)
06. Ocean Of Life (Piero Vincenti)
07. Ceu Azul (Piero Vincenti)
08. Eumir (Piero Vincenti)
09. The Jody Grind (Horace Silver)
10. Freio Aerodinamico (Marcos Valle)
11. Brasileiro (Claudio Bertolucci)
12. Balanca Pema (Jorge Ben)
13. Suono Nuovo (Francesco De Giosa)
14. Mentira (Marcos Valle)

Personnel : Francesco De Giosa (g), Piero Vincenti (p, fender rhodes), Anton Giulio Galeandro (fl, hammond), Marcello Piarulli (ab, eb), Fabio Accardi (ds)

Guests : Rosalia de Souza (vo on 01, 03, 04, 10, 11), Derek Bannock (tp on 01, 04, 05, 06, 08, 09), Matt Demerit (ts on 01, 04, 05, 06, 08, 09), Chris Sterain (ts on 01, 04, 05, 08, 09), Enzo Falco (per on 02, 04, 05, 08), Cinzia Farchi (vo on 05, 11), Tiziana Felice (vo on 05), Mariella Carbonara (vo on 05), Sefano Bruno (p, fenfer rhodes on 12, 13, 14)

Produced by Edizioni Ishtar

Artistic Production by Nicola Conte



前述のとおりそもそもは1995年に「Right Tempo」レーベルからアナログ2枚組としてリリースされたものらしく、2004年のリイシュー時に「Schema」に権利が移った(?)ものと推測され、

Webでは「Nicola Conte」がプロデュースとよく書かれているものの、実際のところ彼は「Artistic Production」(ゲストの調整?)とされており、メインのプロデューサーは「Edizioni Ishtar」...(^^)

また「Rosalia de Souza」がメンバーとの表記もよく見かけるけどクレジット上ではゲスト扱いで、上記パーソナルの5人が正式メンバーだと思う一方、よくよく見れば「12」~「14」の録音は1994年とのことで、当時のピアニストが「 Sefano Bruno 」であったと推測されるところ...(^^)

そしてワタシの所有するCDには「01」のヴォーカリストがクレジットされておらず、声からして「Rosalia de Souza」だと思われるので追記した次第なんだけど(他はクレジットどおり)、一方で「03」は明らかに「Rosalia de Souza」ではないと思われるので、このクレジットけっこう怪しいかも...(笑)

内容的にはご覧のとおりブラジルもの7曲に、「ホレス・シルバー」の人気曲「09」、メンバーのオリジナルが6曲といった構成で...(^^)

まずは「Rosalia de Souza」をゲストに「Batatinha」の「01」をサラっと決め、続くピアノの「Piero Vincenti」作「02」は、ピアノ・トリオ+フルートという布陣で演じられる粋でクールなジャズ・ボッサ...(^^)

他「Ornella Vanoni, Toquinho & Vinicius de Moraes」の名演で知られる「03」、「Rosalia de Souza」のスキャットが涼しげなギターの「Francesco De Giosa」作のボッサ・ナンバー「04」、

Chico Buarque」の「05」、ピアノの「Piero Vincenti」作ジャズ・ファンク「06」、これまたフルートの音が涼しげな「07」、「Eumir Deodato」へのトリビュート(?)と推測されるジャズ・ファンク「08」、

High Five Quintet」や「Berardi Jazz Connection」も取り上げていた人気曲「Horace Silver」の「09」は、ファンキーかつサンバ色豊かにキメ、正直言ってこれはめちゃカッコいい...(^^)

その後も「Marcos Valle」の高速サンバ「10」、「Rosalia de Souza」のヴォーカルがこのうえなくフィットする「11」(これはオリジナルわからないけど...^^;)、ブラジリアン・ファンクの雄「Jorge Ben」の「12」とブラジリアン・ナンバーを多数取り上げ、オリジナルの「13」も高速リムショットの音が涼しげなジャズ・ボッサ...(^^)

ラストも「Marcos Valle」の超名曲「14」を、フルートをリードにクールに演じるあたりも実に心憎く、まさに充実の14曲...(^^)

ではオススメの「02」をムービーにて...♪(2010.12.19追加)



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Novo Esquema da Bossa - Quintetto X



Novo Esquema Da Bossa



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