2007年も残すところ、あと2日ですかあ...
というわけで2007年の「ベスト10」でも、と思ったものの、全然用意できてないので(笑)(そもそも買い過ぎなのヨ)...
先日の続きというわけじゃないけれど... 今日は「2007-12-03」に紹介した『Raulzinho / A Vontade Mesmo』にてバックを務めていた「Sambalanco Trio(サンバランソ・トリオ)」が1964年にリリースしたデビュー作を...♪
■ Sambalanco Trio / Sambalanco Trio (Vol. 1) (1964) (Re-issue:Bomba, Japan, BOM24130, 2007)
01. Sambules (2:16) (Cesar Camargo Mariano)
02. Balanco Zona Sul (2:33) (Tito Madi)
03. O Morro Nao Tem Vez (3:45) (Tom Jobim / Vinicius de Moraes)
04. Nos E O Mar (2:18) (Roberto Menescal / Ronaldo Boscoli)
05. Homenagem a Clifford Brown (2:43) (D.Peason)
06. Berimbau (3:58) (Baden Powell / Vinicius de Moraes)
07. Jacqueline K (2:47) (Heraldo Correia)
08. Consolacao (2:37) (Baden Powell / Vinicius de Moraes)
09. O Amor Que Acabou (3:13) (Chico Feitosa / Luiz F. Freire)
10. P'ra Que Chorar (2:29) (Baden Powell / Vinicius de Moraes)
11. Marisa (3:02) (Cesar Camargo Mariano)
12. Sambinha (2:11) (Humberto Clayber / Cesar Camargo Mariano)
・ Airto Moreila (アイルト・モレイラ)(drums)
・ Cesar Camargo Mariano (セザール・カマルゴ・マリアーノ)(piano)
・ Humberto Clayber (ウンベルト・クライベール)(bass)
「Sambalanco Trio(サンバランソ・トリオ)」は、70年代にはアメリカに渡りフュージョン界で活躍する「Airto Moreila (アイルト・モレイラ)」のパーカッシブなドラムス、あの「Elis Regina(エリス・レジーナ)」の2番目の夫となる(79年の『Essa Mulher』は彼の編曲、プロデユース)「Cesar Camargo Mariano (セザール・カマルゴ・マリアーノ)」の躍動感あふれるピアノ、天才職人芸とも言える「Humberto Clayber (ウンベルト・クライベール)」のベースと、ブラジルのジャズ界を代表するトリオのひとつ...^^
スピード感あふれる彼らの代表曲ともいうべき「01」からして、曲、演奏とも申し分なく、「ジャズ・サンバ」の醍醐味を多いに堪能したいところ(^^)
オリジナルは、他「10」「11」の2曲で、前者は「マリアーノ」のピアノが美しいバラード、後者はスキャト入りの心地よいボッサ・ナンバ-...
その間に収められた「02」以降のカバー曲はミディアム系が多く、実に凝ったアレンジが施されていて(特に「06」は数あるカバーの中でも絶品...^^)、思わずウットリしちゃう(^^)
ブラジルのジャズ・トリオ作品もそれなりに聴いてきたけど、個人的に間違いなく「3本指」に入るアルバム...^^
↓画像(中)は、1965年リリースの2nd『Nana』で「Nana」「Reza」「Samba de Verao」など有名曲が多くコレまた間違いナシ。画像(右)は、1965年リリースの3rd『Reencontro Com Sambalanco Trio』で前2作に比べるとブルージーな内容で、コレまたゴキゲン(^^)
最近はAOR系よりもクラブ・ジャズ関係のものを多く紹介して頂いて、色々と勉強になりました。
そうそう、それとブラコン再発情報もココから得ておりました。
「chapter8」と「CONTROLLERS」ももちろん買いましたよ!!
来年もどうぞ宜しくお願いします!!
確かに今年を振り返ってみると、クラブ・ジャズや60年代の欧州ジャズを多く聴いて来た感があります。
あと「80‘sソウル」の再発には嬉しいモノが多かったですね(^^)
まあいずれにせよ、来年も節操無く(笑)幅広く紹介していきたいと思っています。
では、来年もヨロシクお願いいたします(^^)