6月には自身の新作となる『Lifetime』、そしてこの8月には所属する「High Five Quintet」の3作目『Five For Fun』もリリースされ、絶好調の感があるイタリアのテナーマン「Daniele Scannapieco(ダニエル・スカナピエコ)」クン...♪
コチラは、2005年にリリースされたソロ2作目(1作目は手に入らんようやわ...^^;)で、ワタクシは新作の『Lifetime』から遡ってあとで聴いたわけだけど、コレも負けず劣らずカッコイイのよ...(^^)
■ Daniele Scannapieco / Never More (Via Veneto Jazz, Italy, 5820054, 2005) iTMS
01. It Could Happen to Me (D.Deidda)
02. Never More (D.Scannapieco)
03. God Will Provide (S.Bonafede)
04. After the Rain (J.Coltrane)
05. Nose Off (E.Moroni)
06. Few Words (D.Scannapieco)
07. Just an Old Song for Miss Kay (E.Moroni)
08. Fast Mood (D.Scannapieco)
09. Autumn in New York (V.Duke)
10. ...is good... (D.Scannapieco)
Personal : Daniele Scannapieco (ts), Fabrizio Bosso (tp), Dado Moroni (p), Ira Coleman (b), Gregory Hutchinson (ds)
メンバー的には盟友「Fabrizio Bosso」クンの参加が目を惹きますが、彼が参加するのは「01」と「05」の2曲で、他はクインテット編成(うち2曲はストリングス入り)によるもの。
何はともあれ、その「ボッソ」が参加する冒頭「01」のノリノリのハード・バップ・ナンバーがとにかくカッコよくて(^^)、2管によるテーマリフから「スカナピエコ」→「ボッソ」→「モロニ」と続くソロも文句のつけようがなく、「5分38秒」があっという間に過ぎ去っちゃう感じ...(^^)
もうコレだけでも「オーケイ(!)」って感じなんだけど、さすがにそれだけじゃに怒られそうなので(笑)、
続くオリジナルのタイトル曲「02」は、一転してストリングスも絡めたシットリしたバラード・ナンバーとなっており、ここは彼のコンポーザーとしての実力も窺い知れるところ... とは言え創りが少しフュージョンっぽい雰囲気で、個人的にはもうちょっとスウィング感が欲しいかなあ... といったところ...
他、個人的にはボッソが参加する「05」と、「High Five Quintet」でも取り上げていた「06」、スタンダードの「09」あたりがお気に入り...♪
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