Igor Prochazka Trio / Bumpy

いつだったか「Twitter」にて「#nowplaying Lack of Intelligence ♪ by Igor Prochazka Trio from Easy Route」とツブやいたところ...

「Thanks for listening !」と丁寧にお返事をくれ、フォローまでしてくれたチェコ出身、スペイン在住のピアニスト「Igor Prochazka」サン...（^^）

その後も「Twitter」を通じて何度かやりとりがあるという、とってもフレンドリーな彼の2008年『Easy Route』に次ぐ新作が到着...♪

（彼のTwitterアカウントは「jazzigor」、そしてFacebookアカウントは「Igor Prochazka」）

■ Igor Prochazka Trio / Bumpy　(Self Release, Spain, JM0002CD, 2010)

01. I Remember Web　(Christian Perez)　(08:50)
02. Consolidation　(Igor Prochazka)　(04:34)
03. Trio Gafas　(Igor Prochazka)　(04:46)
04. We Will Be With You Shortly　(Christian Perez)　(09:21)
05. Follow-Up　(Igor Prochazka)　(06:38)
06. A Froggy Day　(Igor Prochazka)　(05:10)
07. Spirata　(Christian Perez)　(07:27)
08. Die Gedanken Sind Frei　(Folk Song)　(05:34)
09. Ten Years Later　(Igor Prochazka)　(04:03)
10. Bumpy　(Christian Perez)　(04:01)

Personnel : Igor Prochazka (p), Christian Perez (b), Diego Gutierrez (ds)

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メンツ的にはドラムスのみ前作（Federico Marini）と違っており、前作の重たくキレがあるベースが大好きなワタシとしては「Christian Perez」の参加は嬉しいところであり（^^）、

前作同様、今作も1曲を除きすべて「イゴール」と「クリスチャン」によるオリジナルということで、コンポーザーとしての自信も窺えるところ...（^^）

（そして内容に入る前にこのアルバム、ピアノとベースのアタック（この言葉で適切かどうかわからないけど、要は各フレーズへの入りのキレの良さとか力強さ）がカギなので、部屋でならある程度の音量で、若しくはヘッドホンにてお聴きいただいたほうが魅力が分かりやすいと思う...^^）

そんな中でまずは、欧州らしいリリカルさの中にもそれとなくブルース・フィーリングが漂う「01」からしてマイ合格ライン到達...♪

跳ねるリズムに「イゴール」のピアノが気持ち良さそうに踊る「02」、

8ビートと4ビートが交錯し（？）少々戸惑いながらもあくまで旋律はメロディアスな「03」、

バラードながらもベースが存在感を示す「04」、

そしてストレート・アヘッドなハード・バップ・ナンバーが「05」、「06」と続き、とりわけ「06」は楽曲、演奏ともに当作のハイライト間違いナシ...（^^）

ラストのタイトル曲もアグレッシブなベースにピアノがメロディアスに絡みスリリングさ満点...（^^）

前作は8ビート曲が印象的だったものの、ストレートなジャズ的視点ではちと決定力に欠ける嫌いがあったものの、今作はまさにストレート勝負で挑んだ力作と言えましょう...♪

そして前作同様ジャケット（↓）にもアーチストとしてのセンス（ジャズ・ファンは往々にしてこう言うのを嫌う傾向にあるが...笑）を感じさせます...（^^）

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