'ROUND MIDNIGHT

ソウルにジャズ、ボサノバ、シティポップ、そしてビールが大好き(^^)お気に入りの曲やアルバムを紹介しています... ♪

Ronnie Lynn Patterson Trio / Music

2011-01-19 10:01:58 | Jazz

巷での評判が良かったものだから迷わず手にした前作『Freedom Fighters』は、内容がちと高尚過ぎてワタシの手(耳)には負えない感があったものの...

今回はスタンダード集と聞き、再挑戦の「Ronnie Lynn Patterson」の最新作...♪
 
Ronnie Lynn Patterson, Francois & Louis Moutin / Music (Outnote Records, EU, OTN001, 2010)

01. Lazy Bird (John Coltrane)
02. Moon And Sand (Alec Wilder & William Engvick & Mortimer Politz)
03. Evidence (Thelonious Monk)
04. All Blues (Miles Davis)
05. Blues Connotation (Ornette Coleman)
06. It's Easy To Remember (Richard Rodgers & Lorenz Hart)
07. Summer Night (Al Dubin & Harry Warren)
08. Blue In Green (Miles Davis & Bill Evans)

Personnel : Ronnie Lynn Patterson (p), Francois Moutin (b), Louis Moutin (ds)

Produced by Jean-Jacques Pussiau



なんでもこの「パターソン」、生まれは米カンサス州ウィチタらしいけど、ここ数年はフランスを拠点に活動しており、今作もフランスから、しかも「OWLレーベル」のプロデューサーである「Jean-Jacques Pussiau(ジャン・ジャック・プショー)」が新たに立ち上げたレーベルの第1弾リリース作とのこと...(^^)

さてさて内容のほうはというと、「コルトレーン」の「01」からして前作よりもはっきりと聞こえる「唸り声」とともにリズミカルなプレイでやはりワタシはこういった雰囲気が好きやね...(^^)

そして「Vladimir Shafranov」と「Najponk Trio」も良かった「02」は、それら2ヴァージョンとは違った幻想的な(?)趣きでこれはこれで良し...(^^)

また「04」、「05」で見せるブルース感覚はこれまでのイメージになく、ブラック好きのワタシは大歓迎なわけだけど、しかし決して「泥臭さ」一辺倒にはならないところは「ジャレット派」の面目躍如といったところか...(^^)

と今回はリズミカルなブラック・フィーリングあふれる曲が多いなか、彼ならではの「リリシズム」が随所に見え隠れするバランス感覚が絶妙で...(^^)

またフランスを代表するリズム・セクションという「ムタン兄弟」の堅実サポートぶりも見事なもので結果、「音質」面でもかなりのものとなってます...♪

Music  Freedom Fighters  Mississippi



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