ブログ ひまつぶし

バイクとシモネタが好きなへっぽこプログラマのおバカなブログ。

開発環境は自分では決められない

2011-08-24 21:05:19 | 言語・DB・開発その他
Java職業訓練の話で、様々な所が職業訓練を行っているわけなんですけどね。
その職業訓練を選ぶときに「自分の好きな開発環境で選ぶ」方もいらっしゃるわけです。

「自分の好きな開発環境」というのはある意味「自分の得意な開発環境」と言い換えることができるわけです。
ただ、元プログラマとしては「未知の開発環境」にチャレンジしたほうがいいのではないかと思います。
「得意分野」つまり「知っているもの」で開発しても、あまり得るものはなさそうなわけで、「未知の分野」で苦労して経験を積むのが良いキャリアアップとなりえると私は思うのです。

例えば、営業さんが取ってきた案件。
開発言語はJavaでも、使用しているIDE(統合開発環境)は、メジャーな「Eclipse」ではなくて「Oracle JDeveloper」だったりして「使い方わかんねぇよ!!」状態になるのかもしれません。
ここで、「僕の知らないIDEなのでできません」というと、営業さんは仕事を回してくれなくなり、生活できなくなるのです。
派遣プログラマでなくても、受託の会社でもそんなことを言うとクビになるか、干されます。

基本的にプログラマやシステムエンジニアの姿勢は「ああ、これ今まで経験がないのですが、配属までに勉強しておきます」というのが普通だと思います。
そうでないと飯が食えないのです。

だから、自分の知らない技術や開発環境があれば、そこで学ぶのも良いかもしれません。
ただ、あまり未知すぎて、シェアが少なく誰も使わないものを習ってもダメなので、ある程度シェアのある技術や開発環境を学ぶとよいと思います。

本当にプログラマをやってたときは、同じ技術を他のプロジェクトに活かすことはあまりなくて。
プロジェクトに配属されるたびに新しい技術の習得を余儀なくされました。

例えば。
C言語使い切れないのに、C言語でDOSのファンクションコールを扱うプログラムを解析して改造したり。

C#知らないのに、C#の現場に配属されたり、しかもStrutsのView(JSP)の部分をC#のWindowsFormで作らなければならなかったり。
普通にJSPでいいじゃん。C#からJavaのサーブレット呼ぶなんて初めてでしたよ(その部分のライブラリは別の人が作った)。


だからね。
配属前に自分の得意分野の知識を伸ばしても、ありえない設計の開発や、自分の知らない技術を扱うプロジェクトに配属されているだろうと思うので、自分の知っている技術ではなく、自分の知らない技術をどんどん補っていくほうがいいかなと思うのです。


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