憂国じいちゃんの広場

日本や世界の出来事についてジャンルを問わず、お互いのスタンスや考えを尊重した上で意見や情報を経験談等を交換する。

民主党政権は三ヶ月でもできることを即刻実施すべきだ、官房機密費の公開や議員歳費法律の改定等

2010-01-13 18:51:30 | Weblog
 昨日も当ブログで述べたが、強まる民主党へのバッシングに対して、小沢民主党幹事長は「みんな文句ばっかり言ってるが、未だ三ヶ月だよ、神様でもないのに何もかもできるハズがない」と釈明している。これには昨日も一理在ると賛同した。ただし、だからと言って、民主党政権の三ヶ月の成果は政権交代選んだ国民にとって、決して満足のいくものでもなかったのは、最近の世論調査で明確だ。
 確かに、昨年中は補正予算修正、今年度予算の編成と期限が有る優先度の高い作業が有ったのも事実だ。それを理解した上で、これぞ政権交代の成果と国民に納得させる成果は、事業仕分けだけだったのではないか。他に予算編成と同時進行でできる民主党らしさを感じさせる政策が有ったと思う。それは、「官房機密費の公開」と「国会議員の歳費関連法案の修正」だ。いずれも民主党がやる気になれば、昨年の国会を通すことができたハズだろう。
 特に「国会議員の歳費関連法案の修正」は、昨年総選挙で当選した議員が、たった一日の勤務で一ヶ月まるまるの歳費が支給されている。この金は当然国民の血税だ。政府は、歳費の国庫への変換は寄付行為になり違法である、としているが、こんなバカな話はない。法律改定すれば良いだけの話だ。少なくともこの2件を実施すれば、民主党への評価は劇的に改善されたろう。
 一方ムダ削減の一貫として、民主党は公務員改革をして給与も減らそうとしている。そのためにも「隗から始めよ」でこの法律改定や、議員歳費、政党補助金、JR無料パス、議員年金これらを先立って改善するか、改善の工程表を明確にすべきだ。一方的に公務員改革や、天下り法人改革のみ進めようとしても、痛みを受け入れる公務員の納得は得られないだろう。
 この議員待遇の改定は、身命を賭して進めるべきだ。民主党が支持を回復するには必須の政策であろう。