セルフハンター:自分探しの旅ガイド

心の底に眠り続ける本当の自分があなたの迎えを待っている

パートナーと自分探しの旅に出る・・・互いが成長しあうことを助ける最も美しい関係

2015年06月22日 14時07分28秒 | 自分探しの旅ガイド -:理論
パートナー(恋人、夫婦)とは本来、娯楽を共に楽しむだけの関係ではなく、自分探しの旅を共に行い、本当の自分を取り戻してゆくために助け合うという相手である。本当の自分になってゆくことで、本来出会ってゆくべき人たちと出会ってゆき共にさらに深い旅に出ることになる。そうした仲間はソウルメイト、ツインソウルと呼ばれる。

本当の自分を取り戻すには、無意識に取り入れてきた価値観、常識を意識化し、自分で判断して取捨選択してゆくことが必要となる。これは、自分だけで行うことはとても難しく、他者に鏡となってもらうことが有効で、ソウルフレンズやソウルパートナーと協力することで最高の自分探しの場となる。

他者から隠してきた人に見せられない自分(ダークサイド)に立ち向かうことをパートナーと支え合い、心の奥底の牢屋に入れられている本当の自分が解放してゆき育ててゆく。自分のダークサイドに立ち向かうことは一生かけて行う人生で最も難しいことの一つであり、ソウルカップルの愛の絆がそれを可能にする

今の自分を知るには、相手との違いを経験することが必要。日本人は特に違いを嫌がり、柔軟性に欠け、融合してゆく方法をあまり知らない。通常、パートナーとの間の意見や風習の違いは、自分が正しいと言い張り、衝突というネガティブなもののみになりがち。また、無意識に力関係を作り上げて、どちらかの意見に常に従う、無視する、という形なにもりやすい。「違い」に直面してゆかないことで、小競り合いを避けるために深い話を避け、一緒に時間を過ごすことを避け、同じ意見を持つ家族や友人と時間を過ごすことを選ぶようになり、さらに最悪な場合、パートナーの文句を言い合うようになる。自分の風習を変えることとても難しい。また、エゴ(自分中心さ、自己愛、うぬぼれといったもの)がプライドを保つために相手に合わせるのは弱さだというような感覚を覚えさせる。

無意識に、人は目の前で行われていることを、過去の記憶から理解しようとする。同じ経験をしても、人はそれぞれ過去の経験や価値観、自己中心さなどから異なった解釈を行う。つまり、誰もが異なったストーリーを作り、それを信じることで自分の弱点や間違いを守ろうとする。

誰かに自分の間違い、弱点や嘘を指摘されると、反射的に嫌な気分になる。それは、エゴ(自尊心)が傷つくことと、過去に似たような状況を経験し、それがネガティブな思い出として記憶に残っているから。そして、記憶をもとに「この人は私を嫌な気分にしようとしている。彼は失礼な人だ」と無意識に自分の都合のいいように合理化の理解が瞬時に行われてゆき、防衛本能が無意識に引き起こされ、自分のとる悪い態度を合理化する。ふてくされ、さらに相手に怒りをぶつけたり、泣いたりして相手に自分が嫌な思いをすることが続くことを緊急に止めようとする。これは、「今後その話題を持ち出すとめんどうなことになるわよ。私を失いたくなかったらやめておくことね」というような変わりたくない古い自分の無言の反抗と警告。

自分のゴールや優先順位がはっきりしていないと、こうした防衛本能や合理化、感情の暴走を止めることはまず不可能。理由が何であれ、自分の気分を悪くすることが悪いことと判断してしまっているから。そして、自分のストーリーが真実だと頑固に主張し曲げない。

日本人ははっきり言い合うことが下手で、一般的に議論に慣れていないので、意見の衝突がすぐに小競り合いになるか、衝突を避けて深い話は避けるようにする。

「より良さを求めて話し合う」方法を身につけていこう。

小競り合いにならない為には努力が必要。 まず、常に互いを尊敬する。そして、お互いに違いがあることを認めること。そして違いがあることがお互いの成長にとても有利であることを忘れないこと。相手に指摘する時は、粗探しといった相手を下げずむことが目的ではなく、一緒に助け合うことが目的であること。指摘されて、怒りがこみ上げてきたら、「変わりたい、良くなりたい」というゴールを必死で思い出し、相手が助けてくれていることを思い出し、怒りの必要がないことを自分に言って聞かせる

自分の意図、相手の意図を常に探り、できるだけ嘘をつかないように励み、正直であることから信頼を培ってゆくこと。
嘘は直感を育てない。直観力を育てることはとても重要。

相手と接している時、何かひっかかること、自分の感情の大きな動きがあったら、それが空想なのか、直感なのかを確認する必要がある。あなたか、相手か、どちらか、あるいが双方に何かしらの問題があることが事実。(これは、自分の子どもに対してもとても重要。子どもの直観力の育成を両親の嘘が阻む。子どもが「ママ、怒っているの?」としつこく聞いてきて「何もないわよ!さっさとご飯を食べなさい」というような閉ざされた態度をとることで、子どもは自分の直観力を信じられなくなってゆく)

相手の態度への指摘方法としては、悪意や感情を乗せずに、「あなたのさっきの態度は***だと感じたのだけど、どう思う?」聞かれた側は、直ちに否定するのではなく、誰かが指摘してくれているというその機会に感謝し(初めはなかなか感謝できないが、自分が深まるにつれて可能になる)、深く考えてみる。「いちいちうるせーな、おまえの思い違いだ。」というような感情が動いたらそれを自分から隠さずにキャッチする。

ネガティブな感情の動きがあったらそれが最高の自分探しの機会なのだから。どうしてその感情が引き起こされたのかに必ず理由があり、つきつめてゆくことで自分の問題の基盤が見えてくる。詳しくはまたの機会に紹介する予定。

違いがあったら、「自分が正しい!」と勝つこと目的とせず、一緒にできる限り幸せな生活をしてゆくために、よりよい選択をすることを目的としてとことん話し合うこと。

また、雰囲気が悪くなったら抱きしめ合うといったスキンシップを必ずとり、「ありがとう」と笑顔をかわし、わだかまりのあるまま二人がその場を離れないこと。相手と自分とのネガティブな関係のイメージを作り上げないように注意すること。

スピリチュアリティーを学ぶには、インド修行の旅に出たり、高額の瞑想キャンプに出かける必要はない。自分が自分のパートナーと愛情を持ち、互いを助け、支え合う関係になれるように努力をする、これこそが本当のスピリチュアリティーの訓練。

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