gooブログはじめました!オカルトとは元来は「隠されたもの」という意味に由来する表現で、見たり、触れたりは出来ない

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Sさんという人物がいる。

2010-11-08 23:32:22 | 日記
Sさんという人物がいる。
Sさんは、高校時代から心霊スポット探検や、怪談話などが大好きで、親友の方と私設オカルトサークルなんかも設立している。親友のFさんとは、お互い社会人になって独立してからも、年に2~3回は会い、怪談話をし、近況の心霊スポットへと赴く。
 高校時代から、Sさんはよく金縛りにあっていた。彼は強者で、金縛りにあうと、「ふんっ!!ふんっ!!」と体に力を入れると解けるのだという。
 そんなSさんの独り暮らしの家でのつい最近の話である。

 ある夜、彼はいつものように床についた。なんとなく寝苦しい夜であったのか、彼は、なかなか寝付けずにいた。
その時、彼は見覚えのある感覚に襲われる。金縛りだ。彼は金縛りにあうとき、前兆を感じるのだという。耳鳴りのようなものが来て、ぞわぞわぞわっと、半ばゆっくりと金縛りになるのだという。

 私にとって金縛りとは、かなりの恐怖体験だったのだが、彼は馴れっ子になっていた。いつものように解こうとするのだが・・・・・解けない。「ふんっ!ふんっ!」ってやっても解けないのである。

 暫くもんどり打っていると、ただならぬ気配を感じる。何か聞こえる。

・・・・・・・・・・・・・「?」

 なにやらブツブツ・・・誰かがブツブツ言っているような・・・・。

・・・・・・・・・・・・・「??」

 よく聞いてみると、それは「お経」だった。いつもと違う事態に戸惑い、慌てるSさん。しかし体は動かない。

彼は確信した。得体の知れない何かがいる。足元に何かが。

 金縛りにあった人が、口を揃えて言う。金縛りの最中って、何故だか「目」だけは動く。

気配を感じる所、足元に視線を向けてみると・・・・・

 そこには、笠を被った虚無僧(こむそう)が立っていたのである!!!!!!!!

 虚無僧は、音もなく滑るように、それでいてゆっくりとSのもとへ近づき、枕元で止まった。

 笠でこちらからは見えないが、Sさんを見つめる虚無僧。

・・・・・すると、Sさんの首から上が、操られたかのように、意思に反して、ベッドの向かいにあるテレビに向けられたのである!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・ここでSさんは、意識を失った。

 何事もなく、数日が過ぎ、彼が部屋の掃除をしていた時のこと、何の気なしに、テレビの後ろを綺麗にしようと覗き込んだ。
 ・・・・ある異変に気づく。テレビの裏側には、神社で買った御札が落ちていたのである。つい最近まで、テレビの後ろの壁に貼り付けてあった筈の御札が落ちていた。

・・・・彼は全てが分かったような気がした。Sさんは言う。
 「虚無僧は、御札が落ちていることを知らせに来たんだ。」と。

花子さんを訪ねて

2010-11-08 23:27:52 | 日記

花子さんを訪ねて

 
 花子さん・・・・それは、学校などにいるトイレの主。学校によって違うのだが、立ち並ぶ個室の何番目かにそれは潜んでいて、トイレのドアを3回ノック、裏からまた3回ノックする。そして、「は~な~こ~さん!」と呼びかけると、「はぁ~いっ!」と、無人のトイレから返事が返ってくる・・・・・というのが、私の学校の噂だった。

 その当時、小学校低学年だった私は「探検隊」などをアホらしくも結成し、花子さんの噂の解明に必死で取り組んでいたのを覚えている。・・今から考えたら、赤面極まりないアホゥな行為なのだが、放課後、学校に遅くまで残り、トイレで花子さんを召喚するために、トイレのドアというドアを叩きまっくって、奇声を上げて逃げ回っていた。何も出てこないのに。
・・・いやはや、恥ずかしい思い出である。(今してる事もあまり変わらんのだが・・・(苦笑))

 私の知り合いのAさんも、学生時代、母校にこの様な都市伝説があったという。
やはり、やることは皆同じか、このAさんも花子さんの都市伝説を聞き、たった一人で花子さん発見を目指し日夜頑張っていた。
 ・・・・放課後、学校でまことしやかに囁かれる、噂のトイレへ。何番目のドアに「それ」が出現するのかは、だいたい目星がついてる。し~んと静まり返る、寒々とした誰もいない学校の廊下。夕暮れ時に、あたりに誰もいない事を確認したAさんは、早速、召喚の儀式である「ドア叩き」を開始した。

・・・・・目的のドアの目の前にそっと立つ。

・・・・・「トン!・トン!・トン!」・・・・・・・・・表から3回ノックする。

・・・・・「トン!・トン!・トン!・トン!」・・・扉を開けて裏から4回ノックする。(Aさんの学校では、こういうやり方なのだ。)

・・・・・固唾を飲み、ゆっくりとドアを閉める。緊張感が感覚を鋭敏にするのか、静まり返ったトイレ内は無音過ぎて耳なりがする。・・・・・背筋に冷たい汗が流れる。

そして、Aさんは勇気を振りしぼり、大声で叫ぶ。

「は~な~こ~・・・・・・・!!!」

 言い終わるかどうか、すんでのところで、閉められたドアの内側から、

ドッ!ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ドッッ!!

 すさまじい勢いでものすごい数のノックがなり響いたのである。
Aさんは、半泣きになりながら、猛ダッシュで廊下を駆け抜け逃げ帰ったという。

 今、当時を振り返ってAさんは言う。
人からすれば、くだらない都市伝説でも、生涯で一番怖い思いをした、と。

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お婆さんのラジオ

2010-11-08 23:25:26 | 日記
お婆さんのラジオ

 結構昔、Kさんが語っていた話である。

その家は、父・母・弟2人、お婆さんに、Kさんを足して6人家族だった。
 
 広い玄関、平屋の母屋、2階建ての離れと広い敷地の結構余裕のある家だった。

弟2人は仕事やなんやらで、家を留守にしがちだったという。


・・・・・・その人のおばあさんが亡くなって暫く経ってからのこと・・・・・


 Kさんと兄弟が久しぶりにそろったある日、離れにあるKさんの部屋で、みんなで話に華を咲かせていた。

・・・・そうしていると、なんとなく・・・・ただなんとなく、亡くなったお婆さんの話になった。

なにやら隣の部屋から、気配がする。・・・・・言葉でうまく表現できないような何か。

「前から、あの部屋、何かいるような気がする・・・・・」それは、その場にいる皆が、以前から感じていた事だった。

お婆さんがあの部屋に今でもいるんじゃないか!?・・・皆でそういう話をしている時だった。

 すると、突然!!!!!!!!!!!!!!!!!

隣の部屋で、お婆さんの愛用するラジオが鳴り始めたのである!!!!!!

 皆、突然の出来事に固まるしかなかった。

 堰を切って、弟が、ラジオを見に行った。止めようと、慌てて、ラジオをまさぐる。が・・・・・

ラジオにスイッチは入っていなかった。・・・いや、それ以前に電池が入っていなかったのである。

調査No.0015-相坂トンネル

2010-11-08 23:22:10 | 日記
調査No.0015-相坂トンネル
 トンネルの天井のアップ。コンクリートがまだ無かった時代のトンネルなので、ほとんどの部分がレンガで造られている。
 さらにトンネルを進んで撮影。赤丸印の中に、私は、怒った男性の顔があるように見えるのだが・・・。

 皆さんも、よ~く見てみてください。
 トンネルの側にあったガレキ。左上の写真は壊れた灯篭か?
 トンネルを抜けたところ、道の脇の草むらを撮影。

   ・・・・?  白いモヤが写りこむ。
           

 この写真は、トンネルを抜けたところで撮影したものである。この日、霧やモヤはなかったのだが、モヤ状の何かが写りこんだ。

 この付近は、姥捨て山伝説があり、このすぐ側の池にも殺人や自殺のウワサがあるようだが・・・・。

 そういったモノの集積したものが、この写真に写りこんでいるようにも思えるのだが・・・。

 久々に背筋の凍った相坂トンネル取材だった。(終)

トンネルの入り口。レンガ造りの相当古いものだ。

2010-11-08 23:19:20 | 日記
調査No.0015-相坂トンネル
 トンネルの入り口。レンガ造りの相当古いものだ。

 このトンネルのウワサは、「人影が見える」、「話し声が聞こえる」などだ。実際に幽霊の姿を見た、という情報には、乏しい。

 そういえば、先ほど、我々の感じたものも、気配のみであった。
 トンネルの側にあった由緒書である。

事前にキャッチしていた情報どおり、大正10年の建設物であった。

 もともとは、相坂-谷山・須加院間の険しい山道を改善するためにつくられたトンネルであったようだ。

 トンネル内部へ入ってみる。

とても狭い。すごい圧迫感だ。
 上の写真は照明を当てて明るくしているが、実際は右の写真程度の明るさだ。

             さらにトンネルの奥へ進む。撮影しながら歩くと結構長く感じる。

壁に浮き出てきるシミなども、幽霊に見えてくる。