調査No.013
(くらがりとうげ)
旧伊勢街道にある、とても狭い峠で。松尾芭蕉の「くらがり」の句で有名なこの場所は、余りに急な坂である為、地元の人から打ち捨てられ、閑散としている。近くには信貴生駒スカイラインも走っているのだが、幽霊が目撃されるのは、徒歩で山道を入っていく方の峠であるという。名前の由来は昼間でも、鬱蒼と茂った木々のため、暗い山越えの道のためであるという。 |
暗峠・・・この峠は、まだ使用されていた古い時代から、怪談話が耐えない。実際、取材になんどか向かったが、あまりに急な坂のため、ミッションの車のクラッチが焼け、嫌なにおいを発したり、原付が走行中エンジンを停止してしまった。 | |
この峠に至るまでは、急な山道を通り、なかば「こんなところを通るのか?」と思ってしまうような、民家の際の側道などを経てたどりつく。 周りの風景は、のどかな田園地帯で、都会を思わせるような無駄な建物は一切無い。 |
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車でたどりつける暗峠は、実際のポイントではないようだ。さらに道を逸れ、山の中へ。 | |
道はさらに山の中へ続く。写真はかなり明るく調整してあるが、昼でも薄暗く、暗峠と名がつくのも頷ける。 夜では、探索はおろか、歩行もままならないようだ。 |