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Touranとスローライフ

クルマにはほとんど詳しくない、ゴルフ・トゥーランがある生活の記録です。

レール

2008-04-20 | モノ
 ウチのガレージの奥に、鉄道のレールが転がっています。正確にはちゃんと立っていますが、特に使っているわけでもなく、当面使うあてもありません。
 これはワタシの親父が、国鉄に勤めていた知り合いからもらったものだそうです。何かの役に立つから持っておけと。
 同じ理由で今はわが家に来ています。
 そう言われてみると、なんの役にも立たないとは断言できないんですね。なんといっても存在感がありますから。
 しかし、あまりの重たさから家の中に運び入れるのは無理です。庭に置いておいて、せいぜい何かを叩くときの金床(かなとこ)にするくらいの用途しか思い浮かびません。
 でも何を叩くのでしょう。曲がったクギ?梅干しの種?
 まあ、とにかくこの重さを体感すれば、鉄道というものが途方もないインフラなんだということはわかります。
 

桜の座卓

2008-04-04 | モノ
 結婚したときに作ったサクラのテーブルを家を建てたときにリペアに出しました。かなり反っていたのを直してもらうのと、幅を狭くして厚みも薄くしてもらいました。
 1畳くらいもあって重厚だったのをかなりスマートなものにしてもらったわけです。
 しかし、帰ってきたテーブルは何か様子が変です。表面が梨地のようにザラザラして、白い傷がつくと取れません。
 どうやらウレタンを塗られてしまったようです。
 最近の業者は輪ジミなどのクレームを恐れて、頼んでもいないのにウレタンなどの強い塗装をするようです。
 でも、無垢の木にはオイルを塗るくらいがいちばんいいんですね。木肌に直接さわることができますし、木も息ができます。
 オイルが切れてくると誰でも簡単に塗ることができます。オイルは植物性のものであれば何でもよくて、ワタシはオリーブオイルや椿オイルを塗っていました。
 そうして使っていると、年を経るにつれて色はどんどん濃くなり、深みも増してきます。

 サクラといっても、バラ科の本桜にテーブルができるような材は希少で、もしできたとしても目玉が飛び出るほどの値段になるはずです。木目がきれいな山桜ならなおさらです。
 ですから、このテーブルはカバノキ科の樺桜だろうと思います。しかも国産ではなくて台湾かどこかの。
 サクラの特徴はなんといってもその木理ですね。赤みを帯びた茶色の肌目はねっとりと粘りがあって、とても滑らかです。
 日本人は堅くて白っぽい色目の木が好きなようで、ナラなどをよくテーブルにします。ナラは重厚で、きれいな斑(ふ)が出ていたりするんですが、導管が太いために使っているうちに導管に入りこんだ汚れがとれなくなったりしります。
 クリやクルミなどはさらに表面が粗くなります。
 その点、サクラは導管がまったく見えません。ツルツルです。この質感はなんとも言えないものです。

 さて、テーブルはしかたがないので紙ヤスリをかけてウレタンを落とすことにしました。
 120番くらいからかけはじめて、180番、240番、320番と徐々に細かい目にしていく作業は結構骨が折れました。
 なにより、細かい木の粉があたりに飛び散って手に負えません。
 1週間かけて、やっと今夜オイルを塗りこむことができました。

デジカメプリント

2008-02-25 | モノ
 ニコンD50で撮りまくっています。
 ホールディングがよく、室内でノーフラッシュで撮ってもほとんど手ぶれしません。ホワイトバランスもオートで問題ないです。ピントもしっかりきていますし、やはり基本性能はいいようです。
 「並んで並んで、こっち向いて、はいチーズ!」というような撮り方なら、コンパクト・デジカメでもフラッシュを焚けばきれいに撮れるんでしょうが、動きまわる子どもを追いかけながら撮るような撮り方では一眼のものですね。実感です。

 さて、デジカメ写真を初めてプリントに出してみました。
 出したのはDPE宅配便というところです。
 普通サイズのL版が1枚12円で、60枚以上で送料無料ということですから、フィルムカメラに比べてトータルで1/2から1/3の値段でプリントが入手できます。
 しかも、たくさん撮った中からいいものだけをプリントできますから、無駄がありません。
 印画紙も富士フイルムのもので、色合いなどの品質もフィルムプリントとまったく遜色ありません。
 ネットで写真データを送ってプリントはメール便で送られて来ましたから、お店に2回足を運ぶ手間もいりません。
 いやいや、これはワタシ的にはすごい進化です。
 なんだかこのプリントサービスをPRしているみたいですが、いいものはいいと評価しておきます。
 繁盛して、なんとかこのサービスが続いてほしいという願いもありますしね。薄利多売で成り立つ商売でしょうから。

デジ一に、はまる

2008-02-22 | モノ
 デジタル一眼レフ・Nikon D50を使ってみて、これは満足感が高いですね。
 とくにD50がどうこうということではなくて、デジタル一眼の基本性能の高さです。
 やっぱり、ファインダーでリアルな絵を見て、ピントを確認しながら撮るというのはストレスがないです。AFも早いですしね。
 ボディをしっかりホールディングできますから、手ぶれ補正機能がなくてもかなり遅いシャッターが切れます。
 とりあえずレンズは、手持AFニッコール24mm F2.8を付けました。
 これはフィルムカメラ換算で36mm相当になっているはずです。CONTAXのT3が35mmですから、違和感なく使えます。
 これでフラッシュを焚かずに室内撮影するとシャッタースピードは1/30を切るくらいになりますが、まず手ぶれはしません。(ISO400で)
 もっとも、これくらいのシャッタースピードになると被写体ぶれが起こりますけれども。
 それはそうと、ワタシはデジカメというのは被写体深度が深いものだと思っていましたが、一眼だと逆に浅いのでしょうか、ボケの効いた写真が撮れます。
 F2.8の単焦点レンズですからボケ味はとてもきれいす。
 美しいボケはメインの被写体を際立たせますから、撮りようによってはなんか急に腕があがったような気さえします。
 これはしばらく「デジ一」にはまりそうですね。
 はまっていくら撮ってもランニングコストが安いのがいいところです。

 写真は、このまえフリーマーケットで買った水瓶です。
 小傷が多いですが、ヒビはありません。たぶん唐津だと思います。

Nikon D50

2008-02-20 | モノ
 先立つものがないにもかかわらずデジタル一眼レフカメラが欲しいとなれば、向かうところは「ネットオークションで中古をゲット!」しかないでしょう。
 狙いは、NikonのD50です。
 これは2005年発売の当時のエントリー機種で、すでに生産は終了しています。いろいろ調べてみると評価は高いようです。
 発色が良くバッテリーの持ちは抜群、ピントや露出は確かで、グリップ感もいい、と。Nikonらしい手堅い作りのようです。
 画素数が600万というのは、1000万画素が当たりまえという現在からすると物足りないと思う人もいるかも知れませんが、普通のL版サイズのプリントだと300万画素で十分ですから、実用上なんら問題はないでしょう。ファイルが大きいとかえってあつかいが大変ですしね。
 Nikonは昨年D40シリーズが爆発的に売れて、Canonを抜いて売り上げトップになったらしいですが、D40はボディにAFのモーターがないんですね。レンズにモーターが内蔵されているものでないとAFが使えません。
 もちろん、レンズキットで買えば問題ないんですが、ワタシのほうは手持ちのNIKKOR(ニッコール)レンズを使いたいときています。
 Nikonの一眼では、デジタルだとフィルム用レンズの焦点距離が1.5倍に延びます。常用していた28-200mmのズームレンズは、一気に42-300mmとなって、運動会などではおおいに活躍してくれそうなんです。
 そういうわけで、ボディにAF駆動モーター内蔵で、評価の定まったD50ということになったわけです。
 折良く、予算内で落札できました。
 なかなかの「美品」のブラックボディです。

デジタル一眼レフ

2008-02-18 | モノ
 デジタル一眼レフカメラを物色していました。
 いままではコンパクトデジタルカメラを使っていましたが、結論から言うとコンデジでは子どもは撮れませんでした。
 まず、タイムラグが大きすぎるのです。
 コンデジも、レリーズを押してからシャッターが走るまでの時間はだいぶ短くなっていますが、起動やオートフォーカス、ズームの動作に時間がかかりすぎてシャッターチャンスをうまく捕まえることができませんでした。とくに高倍率ズーム機はAFに時間がかかるようです。
 子どもの写真は、ホントにコンマ1秒・2秒の勝負なんですね。動きも激しいですしね。
 もうひとつはピントが来ないということです。
 ピンぼけが多くなるのは、ファインダーではなく液晶ではピントの確認がしにくいこと、ホールディングが悪いことが原因のようです。さらに、動く被写体にAFがついていかないということやレンズが暗いことによる被写体ぶれ(ワタシは基本的にはフラッシュは焚きません)もあります。
 もちろん使い手のテクニックの要素が大きいのですが。
 手ぶれ軽減機能も効果はほとんど実感できませんでした。
 この写真のように、マクロを使って静物を撮るにはとてもいいカメラなんですが。

 実はこれまでずっと、プリントしてアルバムに整理する写真はフィルムカメラで撮っていました。デジタルはあくまでサブ、記録・メモ用という感じですね。プリントしたことはありません。
 いつも使っているのはCONTAXのT3というコンパクト機、運動会などになるとニコンのU2とかF801sとかの一眼レフの出番でした。
 しかし、これにSONYのハンディカム、さらにコンデジというのは、重装備に過ぎます。
 しかも、最近はフィルム写真のコストが上昇傾向です。安いプリントに出しても、トータルで1枚30数円になります。
 その点デジタルは1枚15円くらいでできそうな感じです。2分の1です。それも、自宅からデータを送信して、プリントは宅配という手軽さ。
 そんなあれこれを考えていると、フィルムの方が発色や明暗の描写に優位が残っているとはいえ、そろそろ乗り換えの時期かなと。
 しかし、先立つものがない状況で、どういう選択があるのか・・・。
(この項続く)

コード、どうしてますか?

2008-02-16 | モノ
 こんなものを作りました。
 amazonの下の方の箱です。えー、「コード類収納ボックス」です。
 机の上に電源コードやらUSBケーブルやらACアダプタやらがいっぱいで、コードリールに巻いてもそのリールがまたゴロゴロしてどうにもやぎろしいので。
(「やぎろしい」というのは方言ですかね、「散らかっていて見るに堪えない」というくらいの意味です。)
 最近は、デジカメとか携帯とかには1個1個に充電器やケーブルがついていて結構面倒です。
 ワタシの部屋には充電器だけで4台あります。そしてそのコードがまたなぜか長いんですよね。メーカー側からすると長くてクレームをつける人はいないだろうということでしょうが。
 まあ今回対処しようとしたのはそれらとは別のパソコン関係なんですが、抜本的に状況を改善する方法がないかと考えて、こういう付け焼き刃的な対策をとったわけです。
 箱の中に電源タップやACアダプタやUSBハブが入っています。もちろん長いコードも。
 アマゾンの箱はA4のペーパーを整理するにはちょうどいい大きさなので、書類の一時保存箱として使っていましたが、また違うかたちで有効利用できて良かったです。
 といっても、これはとりあえずのもので、もっとしゃれたものがないか引き続き探索中です。
 これではちょっと貧乏くさいですからね。あくまで試作ということで。

漆のドンブリ

2007-12-11 | モノ
 仁城義勝という漆の作家がいて、これが岡山県の人なんです。
 漆というとなぜだか寒い地方の特産物と思っていましたが、どこということもないんですね。漆自体はほとんど中国産らしいですから。
 で、この人は1年を1サイクルとして、作品を作って全国をまわって展覧会をしているようです。その終わりに岡山であった展覧会に行って、器を買ってきました。
 この人の作品は、ほとんどが漆本来の色のものです。輪島のような真っ黒とか朱とかではありません。しかも、木地を挽いて漆を塗るだけという、とてもシンプルな製法です。
 3回塗られたという漆は、ムラがあって、垂れたようなあともありますが、それを通してみる栃の木地が味わいを出しています。
 話を聞いてみると、とにかく日常使いの器には作為があってはならない、凝った加飾などとんでもないということらしいです。
 用途に自然に応じたかたちというものが、じつは一番美しいのだという「用の美」の考え方ですね。
 深く共感しました。
 長く使えるならと思って、2個求めました。4寸のちょっと大きめのお椀と、6寸のうどんを食べるのにいいくらいのドンブリです。
 漆のドンブリというのは珍しいと思いますが、木の器は熱くならなくていいんですよね。ちゃんと持って行儀よく食べることができます。
 この二つの中間の5寸のものが売り切れだったので、注文をしておきました。三つ重ねておくと、とてもいい感じになるんじゃないかと。

砥部の器

2007-11-26 | モノ
 砥部焼きの器を取り寄せました。
砥部というのは松山市郊外にある焼き物の里です。
 昔から日用使いの雑器を焼いてるところです。有田にも似た白い肌の磁器で、シンプルな柄と相まって、とても使いやすい器だと思います。
 ワタシの家での食器の基本は、この砥部焼きです。
 特に重宝するのは蕎麦猪口で、ざるで蕎麦やうどんを食べるときはもちろん、お茶や牛乳を飲むのもこれを使っています。スタッキングできるのでいつも食卓に重ねて置いています。ガラスほどきれいに洗わなくてもいいのもずぼらな家族には利点です。
 本当は今回の四国旅行で直接窯元に行こうとしたんですが、道後の宿は高くて手が出ませんでした。仕方なく通販にしました。
 写真の小鉢は4寸弱のもので、こういうものはいくつあっても使いでがあって困ることはありません。同じ梅山窯のものがあったので、買い足しました。
 外に赤、内に青の一本線が入っただけの、実にいさぎよいデザインです。

980円携帯の輪

2007-11-22 | モノ
 その昨日書いたワタシのオヤジが、ケイタイを持ちたいと言うものなので、ワタシの名前で買って持たせています。ソフトバンクの子ども用のケイタイです。
 独りで船に乗って海に出るというのは、やはり怖いことのようです。エンジントラブルがありますからね。
 すぐ沿岸ではあるんですが、昔のように櫓(ろ)を積んではいませんから、刺し網漁なんかで夜に出たときにエンジンが止まってしまうと助けの呼びようがありません。
 とりあえず持っておくだけのケイタイ、御守りのようなものです。まあ、帰りが遅かったりしたら家族から呼び出せますから、そういう便利さもありますが。
 その時に、いろいろ調べてソフトバンクの980円ケイタイにたどり着いたんですね。で、これはいいやと、ワタシも今月ドコモから乗り替えたわけです。
 980円のホワイトプランでソフトバンク同士なら1時から21時まで話し放題、ホワイト家族24にすると家族同士は24時間通話料無料!話したいだけ話すことができます。といっても、オヤジと息子が話すことなどないですけどね。いいとこ孫の声を聞かせるくらいです。

 さて、ワタシがどうしてこんなにソフトバンクの宣伝をするのかというと、980円ケイタイにはいわゆる無料通話分がないので、ソフトバンクの輪を増やすことが大切だからです。
 中学生ならみんなでせーのでソフトバンクに入るんでしょうが、ワタシの知人ではとりあえず旧ボーダフォン組が数人見つかったくらいです。
 仕事で使うのではなくて、限られた人とのあいだだけで使うことが多い人にはホントいいケイタイだと思うんですけれどもね。