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Touranとスローライフ

クルマにはほとんど詳しくない、ゴルフ・トゥーランがある生活の記録です。

ホンダのフィット

2007-11-14 | モノ
 ホンダの新型フィットのカタログが届いたので、パラパラと見てみました。
 一言でこのクルマをいうと、もうこれは工夫のかたまりという感じですね。
 Aピラーを削るようにして視界を広げたり、リアドアを3段階で80度まで開くようにしたり、荷室の下から燃料タンクもスペアタイヤもなくしておそろしく深いスペースを創り出したり・・・。
 さすがはホンダの渾身作、本当に隅から隅まで突き詰めていないところはないくらいに手が入っています。シートにしても、ドアの内張にしても、エアコン調整ノブにしても、のんびりぺろんと油断したようなところは全く見受けられません。 
 これ1台でパーソナルはもちろん、ファミリーでも、あるいはリタイヤ後でも、たいていのニーズに応えられるでしょう。
 パワーアップした走りもギクシャク感がなくなってなめらかになっているそうですから、コストパフォーマンスはおそろしく高そうです。
 でもねえ・・・。
 このハンドルはいったい何なんでしょう。それとメーター周り。
 そればかりでなく、よく見ると室内が全体的にコテコテなんです。細部までいじり倒した造形を積み上げていったら、結果としてデザイン科の大学生の卒業制作みたいな装飾過剰なものになってしまってるんですね。
 2代目とはいえ、熟成などというものとは無縁ですね。若々しいとは言えるんですが・・・。
 日常的に使うものは、素っ気ないくらいにシンプルなものがいいという、ワタシの好みに合うクルマはもう日本車では出てこないのでしょうか。

Picasso雑感

2007-10-30 | モノ
 シトロエンのC4 Picasso(ピカソ)を見ました。
 今朝で2回目です。通勤途中の同じ場所ですから、たぶん同じクルマでしょう。
 色はイメージカラーの「金色」です。これはホームページで調べたら、「オーアノディゼMe」というらしいです。こういう言い方が好きな人が買うのでしょうか、かなりスノッブです。
 乗っていたのは若い女性です。といってもミニバンですから、ヤング・ママなんでしょう。まあ、せんさくはやめましょう。
 このクルマ、とてもフランス車らしいアバンギャルドな姿をしていて、ワタシは強く惹かれるものがあるんですが、街で見るとクルマというより大きなタマムシみたいな感じです。目立つこと請け合いです。
 こういうクルマを日常的に乗るのには、いろんな意味で疲れるんじゃないかと思いました。バカンスなら最高なんでしょうけれどもね。
 

NOKIAにかこつけて

2007-10-24 | モノ
デザインの話をもう少し・・・。
ワタシは年を取るにつれて、身につけるものや身の回りのものは愛着のわくものにしたいと、強く思うようになってきました。
先が長くはないんだから、しょうもないデザインのものは買いたくない、ましてもちたくない、と。

もちろんデザインの善し悪しといっても個人の嗜好から離れることは難しいです。
「北欧デザインがいい」なんて思っているのも単にワタシの好みに過ぎませんからね。
アールヌーボーやロココが好きな人はそれでいいんです。
ただ、経験的に、本当にいいデザインのものは飽きが来ないということがあると思います。
ワタシが使っていたシャープのケイタイは、機能的にはすばらしいものなんでしょうが、使って傷が付いたりしていくほどに汚くなるだけです。
プラスチックという素材もあるのでしょうが、やはりデザインが大きな原因だと思います。
いつも持ち歩いているモノなのに、愛着が出てこないというのは悲しいことです。

ワタシが思っている、いいモノの要素は、「デザインしていないようで、じつは突き詰めている」ということです。
一見シンプルなんですけれども、本当はトコトン練られているというものがあって、そういうものは長くつきあうとわかるんですね。
ワタシも40を越えるくらいになって、やっとわかってきたことです。
ですから、シンプルなデザインなら何でもいいのかというとそうではありません。
いまの消費社会では、シンプルさそのものが商品にされてしまうからです。
「ユニクロ」や「無印良品」をワタシが疑り深く見ているのはそういう理由です。

それと、これは話が横道にそれますが、モノと長くつきあう上でもう一つ大事なことは、基本性能の確かさですね。
クルマなら、走る、曲がる、止まる、ですか。
ノキアのケイタイは音質がいいことで定評があります。スピーカーとマイクに高性能のものを使っているようです。

北欧もの

2007-10-23 | モノ
 はやいもので、このブログをはじめてから、この21日で丸2年になったようです。
 最初は、ゴルフ・トゥーランねたのみでやってましたが、そのうちに生活全般にわたる独り言のようなものに変わって今日に至るという感じですね。

 さて、先日来、一人で盛り上がっているNOKIAはフィンランドの電器メーカーです。ですから、そのケイタイは北欧デザインということになります。
 北欧といえば、あとノルウェー、スウェーデン、デンマークを入れた4カ国を指すようです。
 クルマでいえば、ボルボとサーブがスウェーデンですね。
 ボルボは、以前は実用一点張りのデザインでしたが、最近はかなり挑戦的なデザインのものも出してきていますね。
 一方、サーブはいまだに保守的なデザインを守っているのではないでしょうか。モデルチェンジをしたのかどうかもわからないような。
 このサーブに代表されるような、地味、実用的、息が長い、シンプル、などというのが北欧デザインのキーワードかなと思います。
 もう少しプラスのイメージでいうと、落ち着きがある、趣味がいい、という感じですかね。
 派手さはないですが、飽きが来ないということで、最近じわじわと人気が出てきているようです。
 で、ここからが本題なんですが、今日届いたのが「スウェディッシュ テキスタイル スタンド」です。スウェーデンのデザイナー、モナ・ビヨルクのデザインによるものらしいですが、はじめて知る名前です。
 家具・インテリアで有名なものはデンマークのものが多いです。ウチにもストーブとペンダント・ライトがあります。
 あとはノルウェー製のものがあれば、4カ国制覇なんですけれども、ノルウェー製のものって、実はほとんど思いつかないんですよね。

NOKIA 705NK

2007-10-19 | モノ
 新しいケイタイとして、NOKIA(ノキア)の705NKという機種を買いました。
 この機種にした理由はカメラです。
 ワタシはもともと写真好きだったんですが、ブログをやり出してからは出かけるときはできるだけデジカメを持っていくようにしています。ブロガーはどなたもだいたい同じじゃないでしょうか。
 ところが、ワタシの場合、子どもを撮るのはフィルムカメラなんですね。コンタックスのT3です。メインはあくまこのでT3で、デジカメはメモ・記録、そしてブログねた用です。
 しかし、カメラを2台もって、それにケイタイもカメラ付きというのはちょっと過剰装備なんですよね。ひどいときには、さらにビデオカメラも登場しますからね。
 ですから、使えるデジカメが付いているケイタイがあれば合理的だなあと思っていたんです。いつも充電に気をつけながらデジカメを持ち歩くというような必要もなくなるわけですし。ケイタイはいつも充電して持っていますから。
 そして、撮りたいときにポケットからパッと出して撮れる、と。
 そういうことでいろいろ探したところ、この705NKにたどり着いたんです。
 320万という画素数は、きょうび珍しくもないんでしょうが、このカメラの売りはレンズがCarl Zeiss(カールツァイス)のTessar(テッサー)だということです。
 カメラ好きにはたまらないんですよね、このレンズは。デジカメではソニーがこのカールツァイスを使っていますが、ケイタイではほかにあるのでしょうか。
 それはともかく、カールツァイスは色のりがいいことで有名です。まあデジタルでは画像処理が入るので色についてはあまりわかりませんが、それでもこのボケ味、なかなかいいんじゃないでしょうか。

NOKIA製SoftBank携帯

2007-10-18 | モノ
 ドコモの1年割引の更新が来るので、それを機会に980円でケイタイが持てるというソフトバンクに乗り替えようと考えていました。
 ケイタイは持っているだけで、ほとんど使うことがないのに毎月2500円ほど支払っていて、しかもドコモのサービスはなんかしっくりこないことが多かったんです。
 いちおうナンバー・ポータビリティーでやろうと思っているので、手数料が5千円ほどかかりますが、すぐに取り返せるでしょう。
 しかし考えてみれば、ネットの常時接続もYahooBBの8メガADSLで月2200円ほどの一番安いものです。もう、孫サマサマです。
 今の高度な消費社会では、市場破壊的な戦略的価格設定というのが時々ありますが、そういうものをチョイスして満足できるなら、それに越したことはありません。大きなものは家から、クルマでもありますね軽四とか特に、あとパソコンとかでも。
 ただ、モノの場合は「安物買いの何とやら」ということがありますから気をつけないといけません。その点、サービスの場合はリスクが少ないのでいいですね。
 ワタシと同じように、ソフトバンク同士なら時間によってはかけ放題で980円ということにメリットを感じる人は多いらしく、ソフトバンクは順調に新規契約者を増やしているようです。
 さて、ソフトバンクのケイタイについていろいろ検討した結果、ワタシがいいなあと思ったのがNOKIA(ノキア)製のものでした。NOKIAはフィンランドに本社がある世界最大の携帯電話メーカーです。
 なんと言っても「北欧デザイン」というのが、まずはいいですね。折りたたみ式が全盛の日本製のものとはちがってストレート・タイプです。
 その詳細は、また日を改めて。

漆のお腕

2007-10-14 | モノ
 子ども用に漆のお椀を買いました。少し小ぶりのものです。
 今まではプラスチックのお椀を使っていましたが、やはり木のものは良いですね。まず、手ざわりがちがいます。当然、口に当たる感じもいいですね。それに、木は軽くて、熱いものを入れても熱を伝えません。
 漆の食器などほとんど買ったことがないのですが、これは焼き物よりも見極めが難しいですね。
 漆塗りのものは、使えば使うほど色に深みが出てくるというのですが、表面の漆がはげて下塗りの色が出てくるのも味の一つとされています。
 ですから、こういうムラのある塗りも、粗い仕上げだとは言えません。日常雑器の仕上げ方の一つなのでしょう。
 一般的にはしっかりと仕事をしているものは、お椀1個が1万円くらいが相場といいわれています。ですから、このお椀なんかも1個5、6千円といわれても、そんなものかと思ったりするかもしれません。
 でも、実際はその数分の1の値段でした。たぶん中国製なのでしょうが、ありがたい世の中になったものです。ただ、高い漆製品を買うときには、心しないといけないということでしょう。

Caplio R6

2007-07-03 | モノ
 リコーのキャプリオを使い出して半月以上経ちましたが、なかなかしっくりきません。
 機能が多すぎるのはいいにしても、動作がジーコジーコとひどくぎこちないです。
 さらにAFが遅いうえに合焦しにくいのも期待はずれですね。子どものスナップにはとても使えそうにありません。
 まあ、写りがカリカリに硬いので人物を写すのには元々向かないようです。風景も異様に「うるさい」写真になることが多いです。レンズの解像度が良すぎるのかもしれませんが、たぶん映像エンジンの味つけなんでしょう。
 では、何を写せばいいのかというと、もう静物しかありません。
 ウリの1㎝マクロはダテじゃないです。顕微鏡がわりになるという話は本当のようです。
 で、写真はイギリスの1ポンド硬貨です。
 ワタシの最初の海外旅行、と言っても恥ずかしながら新婚旅行ですが、これを手にしたときには日本との歴史の違いを実感したものでした。

デジカメ購入

2007-06-17 | モノ
 新しいデジカメを買いました。今まで使っていたSONY Cyber Shot U40が修理後も少し不調なのと、マクロを使ってみたいと思ったからです。
 いろいろと検討した結果、RICOH Caplio R6というものを買いました。広角レンズに高倍率ズーム、1㎝マクロに光学手振れ補正など機能満載です。
 さっそくいろいろ撮ってみると、露出やホワイトバランスがよく調整されていて、とてもナチュラルに写ります。青空もきれいに出て、ほぼ見たままに再現してくれるのでたすかります。
 一方、ノイズがやたら目立つのと、かなり硬い調子に撮れるようなのが気になります。まあ、使いながらいろいろ調整していってみましょう。
 さて、リコーといえばGRシリーズという名レンズを持っていて、ワタシもGR1sという銀塩コンパクトカメラを使っていたことがありました。
 たしかに、こってりと色の乗るいいレンズでしたけれども、AFが弱くてピントがなかなか合わず、そのためにしばらくして手放してしまいました。
 このR6もAFの動きが緩慢でどうも頼りないですね。AFが弱いのがリコーの伝統というか、たぶんお金をかけていないのでしょう。 
 ま、3万円弱でこれだけ機能が詰まっているんですから、多少の不満は飲み込んでおきましょう。

ポジ・フィルム

2007-05-17 | モノ
 ポジ・フィルムの現像ができたので、久しぶりにライト・ボックスを出してきて見てみます。
 フィルムはとても小さいので、ペンタックスのフォト・ルーペ5.5倍を使います。
 すると、片目で見ているのにもかかわらず、写真にすごい立体感があります。まるで3Dのようです。
 そして、色はしっとりと落ち着いていて、陰の部分の微妙な光もつぶれずに残っています。
 やっぱり、CONTAXのレンズはすばらしいです。「空気まで写す」といわれる、その描写性能がわかるような気がします。
 しかし、デジカメに押されて、CONTAXのフィルム・カメラ製品は生産中止となってしまいました。
 「良いものは良い」といくら言っていても、時代のすう勢というか、資本の奔流の前ではなすすべもないですね。
 ブラウン管のテレビと同じことです。液晶やプラズマよりも性能が優れていて、しかも安価なのに、「テレビは薄型じゃないと」という空気によって、いまやお払い箱にされようとしています。
 新しいものが必ずしも良いものとはかぎらないということを、頭の片隅に置いておくことも大切でしょう。