ミックスナッツ

イラストCGなどの展示

ゾイド作ろうゾイド②

2005-10-25 11:30:42 | 模型とか

「筆を水で洗える」と言う理由で買い揃えた水性アクリル塗料…
有機溶剤系アクリル(ラッカー)派に移行した後は出番が無かったが
使わないのも勿体無いのでゾイドに塗っちゃおうぜ~!筆塗りで。

~「ラッカー」と「水性アクリル」の違いについて~
ラッカーは乾きが早く、塗料の食いつきが良い。塗膜自体も頑丈。
このためエアブラシで吹いたりするのに重宝する。
一方水性アクリルの方はラッカーに比べて乾きが遅く塗料の食いつきもいまいち。
しかしラッカーのようなキツイ臭いも無く、水で洗えるのでお手軽。

この「臭くない」「水で洗える」といった特性を生かして
工作と色塗りを同時に進めていこうというのが今回の作戦である。

…まぁ怠け者的スタンスではあるのですが、従来のように
「工作」と「色塗り」の工程を完全に分けてしまうと
「工作」中のプレッシャーが大きいと言うか…
「まだだ…まだ塗りにはいけんよ…!」とか「塗りに入ったらもう後戻りできんぞ…」
とか考えてしまって結局完成しなかったりするので。。。

各工程の垣根をなるべく取っ払ってテンションを維持していこう。うん。

~具体的な手順~

①工作
ミサイルを大きくした位ですが…あとはニッパーの跡を消したり
気になるパーティングラインを消したり消さなかったり。

②無水エタノールでパーツを拭き、油分を除去
中性洗剤で洗浄する代わりに。わざわざ台所まで出向かなくて済むのがグッド。

③(サーフェイサーも吹かずに)色塗り
元気がある人はサフくらい吹こう!
ちなみにカラーレシピをば。
{黄土色部分}
XF-60ダークイエロー→XF-57バフと重ね塗り。特に出っ張った部分に
XF-15フラットフレッシュ→XF-21スカイの補色系でドライブラシを。


~ドライブラシとは~


{メカフレームとかの暗緑色部分}
XF-62オリーブドラブにXF-21スカイで派手目にドライブラシ。退色した感じに。
{ミサイルとかの灰色部分}
XF-66ライトグレイにX-2ホワイトを混ぜて明るく。ミサイルは退色させずに新品っぽく。

{スミ入れ}
エナメル塗料を使うのがスミ入れの基本ですが
意外と水性アクリルの塗膜を犯してしまうので、
ホルベインのチューブ入りアクリル絵の具を水で薄めて
面相筆で描き込んで行きました。


~エナメル塗料とは~

④シールとかデカールとかを貼る
シールは水を付けながら貼ると位置が決めやすいよ!
⑤(トップコートも吹かずに)完成
元気がある人はトップコートくらい吹こう!




AFV的な配色のつもりだったけど、出来上がってみたら
もろベアファイター色だったみたいな。
ゴジュラスマークⅡ(限定型)にも応用できそうな。みたいな。

ゾイド作ろうゾイド

2005-10-12 05:38:20 | 模型とか

ゾイドってきちんと作るとめんどくさいんだよなー
複雑なモールドを真っ二つに分割してたりするし…肉抜き穴とか多いし…

とか思った事あるよね!
ならばきちんと作らなければいい。

幸いメカ部の成型色が素晴らしいのでフレーム類は素組みで。
白い装甲部分は見せ場なので我慢して継ぎ目消し&グラデーション塗装を。
プロペラントタンクの肉抜き穴は流石にアレだなぁ…埋めるかなぁ…とか思いつつパッケージを見たら
箱絵にも丁寧に穴が描いてある。。。これは設定上「あるべきモールド」なのか?
いやタンクに穴ってどう考えてもおかしかろう…とか悩んだので
目立たないよう黒で色を塗って灰色決着(ややこしい)に持ち込んだ・・・

ちなみに黒を塗った後にパールを軽く吹けば実に金属っぽい質感になるのでおすすめ!(ありがち)

後はスミを入れてデカールを貼れば取りあえず完成気分だぜ




しかしアレだね。手の継ぎ目位は消したほうが良かったね。。。


おまけ!大迫力ビッグ画像!確かな満足!アラがよくわかる!

電車の大きさを表現するために大きな画像を貼ってみよう

2005-10-08 16:46:42 | Weblog
現代絵画の父セザンヌは、なるべく対象物の実寸に近づけるよう
キャンバスのサイズを選んだという…

セザンヌの考え方に則すのであれば
電車を描くにはある程度の大きさが必要なのではないだろうか。

デカすぎるとか見難いとかいう意見も当然ある事と思う。
しかし絵画においては表現の目的こそが最優先事項であり、
それは「目障りの良さ」だの「整合性」だのといった部分を超えた場所に
存在する、たった一つのルールではないか…とすら思える。

乙は声を大にして言いたい。
決してサイズを間違えた訳ではないと。。。

名鉄8800系

2005-10-07 03:47:01 | Weblog
名鉄8800系 通称「パノラマDX(デラックス)」

…前に描いた電車と比べると随分新しい車両(1984年営業運転開始)ですが…
この車両が登場した時の衝撃は凄まじかった。ホントに。
こいつのせいで乙の電車好きが決定的なものに。。。

凄まじい①~日本初の2階建て前面展望席~

電車好きでなくとも「車両の一番前で景色を眺めたい…」って
思ったことあるよね!あるはず。隠してもだめです。
その願い自体は1961年に登場した「パノラマカー」によって
既に叶えられていたのですが、このDXでは更に
展望席を二階に上げ、「高い視点で景色を楽しむ」といった
要素が加えられました。スキャンダラス!!

          展望席へ上がる階段



          展望席




凄まじい②~とにかく豪華な車内~

80年代レジャーブームの折に登場した観光特急…という性質上、
とにかく豪華。内装が凝ってる。



こんな感じに…ちなみに座席の配置も面白く、2人用・4人用・6人用等に区分され
観光者の様々なニーズに対応。花柄入りガラスで区切られ
プライバシーも確保。エクセレント!!


凄まじい③~白い~

は?とか思われそうですが当時赤1色だった名鉄の中で「白い」というのは
それだけで他の電車とは違う、圧倒的な存在感を放ってました。
又、1次車登場時は2編成しか存在しなかったので
なかなかお目にかかれないレアな車両でもありました。

しかも当時乙は常滑線ユーザー。DXは基本的に犬山-南知多間の運用。
ホントにたまーにしか出会えなかったし、見かけたら1日中興奮してたぜ。ホワイト!!

しかしたった20年で逝ってしまうとは(´・ω・`)。
時代の仇花と言っちゃえばそれまでなんだけど
乙にとっては思い入れの強い特別な車両だったよ。
ちなみに現在のお姿

。・゜・(ノД`)・゜・。

名鉄850系

2005-10-06 05:09:42 | Weblog
ついでに…ではないけど大好きだった電車をもうひとつ。
「いもむし」と同年に誕生した兄弟850系「なまず」。

乙はこの「戦前に流行した流線型デザイン」がヤバイ位好きで
ちびっこの頃からアホみたいに描きまくっていたのです。
おかげでこの絵も下描き無しで描けたよ!パース狂ったけど。

ちなみにこの850系、かなり人気のあった車両で
全廃になる前に1編成が保存・展示されていました。
南セントレアで有名な南知多市の娯楽施設、「南知多ビーチランド」で!

…最終的には塩害のせいで解体されたけど。まぁ「ビーチランド」だしね…

名鉄3400系

2005-10-05 18:55:02 | Weblog
乙は結構電車好きだ。鉄オタと言うほどではないが電車好きだ。

絵の3400系は小学生の頃から大好きだった電車で
「模型化されればいいのに…」とずっと願っていたが
なぜか今年になって突然Nゲージ(約1/150スケール)でリリース!やりィ!

絶対買って「乙の宝物③」とか言って見せびらかすつもりだったけど
どこにも売ってないぜ。これだから田舎は。。。

仕方なく絵に描いて我慢。珍しく不透明水彩だぜ~(覇気が無い感じで)