HAWKINS! ALIVE!: Coleman Hawkins
マックス・ローチ:ウイ・インシスト!で、いいテナー・サックスだと、感想を述べたのに、他にコレクションがないと云うお粗末さを、露呈したのでありますが、入手しました。邦題は「ジェリコの戦い」。なんか西部劇でインディアンがやられてかわいそうな、気のするタイトルなのですが(本当は旧約聖書の話!!!)、その昔LPで出ていました。入手したのは、もちろんCDです。これも発売が97年ですから、これまた古い。LPで出ていた当時は、モダン・ジャズになる前のテナー・サックスと、触手を伸ばさなかったのですが、これはワン・ホーンで、ずばりコールマン・ホーキンスが聴けます。
"Hawkins! Alive!" Verve(JPN)POCJ-9115 All The Things You Are Joshur Fit The Battle Of Jericho Mack The Knife / It's The Talk Of The Town Bean And The Boy / If I Had You Coleman Hawkins (ts) Tommy Flanagan (p) Major Holley (b) Ed Locke (ds) Village Gate 1962/08/13
♪ズン・ジャカ、ズン・ジャカ、ジェリコー、ジェリコー...♪(これ「ジェリコの戦い」の基本リズム)
やはりモダンではありませんですね。トミー・フラナガン(p) の伴奏がモダンといえばモダン。ロリンズも演奏している「マック・ザ・ナイフ」はというと、素直です。ロリンズのは、音を探していて、これからどうすんのと云う、危うさが面白いのですが、予定調和というのですかね、乱れません。でも音色はロリンズに近い。
「ジェリコの戦い」ですが...わたしには、やっぱり西部劇の挿入歌に聴こえます。アメリカ生まれの曲ですよ、これは...
まあ、これも良し。スイング系のテナーですから、ビッグ・バンドのメンバーでコレクション中にも、あるのかも知れません。
ブログで余分な感想を述べて、自己責任で1850円出費。当分の間、おかずなし!
投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/05/11 ものずき烏 記
(参考)
2005-05-09 マックス・ローチ:ウイ・インシスト!