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働かなくても生活できる!?夢のような状況を作り出すためにFIREについて知ろう!

2024年08月27日 | 投資

今の生活から脱却したい、仕事に縛られたくないという方は多いでしょう。
しかし、手放しに仕事を辞められる人はごくわずかです。
とはいえ、ある程度時間をかけることで、働かなくても生活できる状況を作れる可能性は十分にあります。
そんな状況を作るために今注目されているのが「FIRE」です。
今回は、FIREとは何なのか、達成の仕方、リスクなどをご紹介します。
FIREについて気になる方、仕事を辞めても安定した生活が送れるようにしたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。


■FIREって何?

FIREは、「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立と早期退職を意味します。
主に運用益だけで生活できる状態が経済的自立です。
経済的自立ができれば、働くことなく自由な生活ができるということで、欧米では20代~30代といった若い世代からも注目されています。
FIREは、アーリーリタイアと混同されがちですが、お金の運用の有無で見分けることが可能です。
アーリーリタイアは貯蓄してきたお金で、FIREは資産運用による収益で生活することになります。
一見、FIREの方が高難易度に見える方もいるかもしれませんが、実際はアーリーリタイアの方が用意するべきお金が多くなります。
つまり、FIREはアーリーリタイアよりも早く仕事を辞められる可能性が高いと言えるでしょう。


■FIREは誰でも達成できる?

働かなくても生活できるということで、FIREに興味を持った方は多いでしょう。
しかしFIREは「年間支出の25倍の資産」がなければ達成できないと言われています。
毎月の支出が10万円なら、必要な資産額は3,000万円、20万円なら6,000万円、30万円なら9,000万円と、巨額な財産が必須となります。
つまり、多くの資産を持っているという方でない限り、すぐにFIREを達成できる方はごくわずかと言えるでしょう。
毎月の支出が重要になる理由は、生活費を投資元本の4%以内に抑え、資産の目減りを防ぐためです。


■FIREのリスクやデメリット

FIRE達成は難しいものの、自由な暮らしが実現できるというメリットがあるため、多くの方から注目を集めています。
しかし、大きなメリットがある分、リスクやデメリットも生じやすいです。
ここからは、FIREのリスクやデメリットを見ていきましょう。


・4%ルールが破綻する可能性がある

FIREは、生活費を投資元本の4%以内に抑えることで生活を維持していくのが特徴です。
これを4%ルールと言い、FIREの達成を目指す人のほとんどが知っている言葉です。
しかし、この4%ルールは、世界情勢の変化などによって破綻する可能性がゼロではありません。
利回りが不安定になる可能性も十分に考えられるため、運用益が維持できなくなったときのことも考慮しておく必要があるでしょう。


・支出計画が狂う可能性がある

FIREを達成するためには、年間支出の25倍の資産を用意する必要があるため、事前に1ヶ月あたりの生活費を決めなければなりません。
つまり、FIRE達成後、最初に決めた生活費以上のお金を使ってしまうと、支出計画が狂い、FIRE生活が続けられなくなってしまう可能性があるのです。
とはいっても、自分や家族の病気、子どもの海外留学など、支出計画通りにいかないケースは少なくありません。
余剰資金を用意しておくことで解決できることもありますが、いくら必要なのかを明確に算出することは難しいでしょう。


・再就職が困難になる

FIRE生活が続けられなくなったら、再就職をすればいいと考える方は多いです。
しかし、FIRE生活が長いほど、無職の期間も長くなるため、簡単に再就職できない可能性が高いです。
働き口があっても、希望の条件で働くことが叶わないことも少なくありません。
こういったリスクを回避するための対策も考えておく必要があります。
中には、働くことを完全に辞めないタイプのサイドFIREを選択する方もいます。
副業などで一定の収入を確保しつつ、働く期間を伸ばし、4%ルールが破綻するリスクや就職しづらいというデメリットを最小限にするのです。


・老後にもらえる年金額が下がる

会社員には厚生年金がもらえるというメリットがありますが、仕事を辞めると国民年金に移ることを余儀なくされます。
年金額は、厚生年金の方が高くなるため、会社員を続けたときと比べると、老後にもらえる年金額が下がってしまいます。
この事実自体がデメリットであることはもちろん、年金額が低すぎるが故に、不安を感じやすくなることにも注意が必要です。
不安や焦りは、資産運用にも反映しやすく、安定した運用の継続が難しくなってしまうことにつながります。

 


■FIREを達成するために欠かせない3つのステップ

ここからは、FIREを達成するための3つのステップをご紹介します。


・ステップ1.毎月の支出をチェック

FIRE達成のために最も重要となるのが、支出計画の作成です。
何度もお伝えしている通り、FIRE達成に必要な資産額は、年間の支出額の25倍です。
まずは、生活にどれくらいのお金を使っているのかをチェックするために、家計簿を付けてみましょう。
家計簿アプリは、わざわざ計算することなく、毎月の支出を自動的に算出してくれるため、
支出計画を立てる時に便利です。
簡単に記録できる上、収支を可視化しやすいため、節約や資産形成にも役立ちます。
FIRE達成における毎月の支出は、今後のライフイベントなどで必要となるお金も含めたものにする必要があります。
現在の毎月の支出だけでなく、生活の変化について想定した支出計画を立てましょう。
無理なくFIRE生活を続けたいという場合は、ファイナンシャルプランナーを活用するのがおすすめです。
現状の分析やライフイベントに必要な費用についての相談ができるのはもちろん、キャッシュフロー表などの作成にも対応してくれるため、より的確な支出計画を立てられます。


・ステップ2.目標資産額を算出する

FIRE達成に必要な資産額は、「年間支出額×25」で算出できます。
毎月の支出が10万円なら1年で120万円、つまり3,000万円がFIREに必要な資産額となります。


・ステップ3.資産形成を行う

目標資産額が算出できたら、資産形成を始めていきます。
資産形成の方法は、貯蓄と投資の2つです。
多くの場合、FIREを達成するための資産形成は投資によって行われます。
FIRE達成のための資産形成におすすめの投資は、株式投資、不動産投資、投資信託の3つです。
それぞれ簡単に特徴やメリット、注意点をご紹介します。
自分に合ったものを見極め、資産形成の参考にしてみてください。

◎株式投資
購入した株式から配当金や売却益を得ます。
少額から始められるというメリットがありますが、企業の成績悪化や倒産による損失リスクには注意しなければなりません。

◎不動産投資
購入した不動産を運用し、家賃収入や売却益を得ます。
毎月安定した家賃収入が得られるのはもちろん、経済変動や社会情勢の変化によるダメージを受けにくいことから、FIREの資産形成にぴったりな投資方法と言えます。
家賃滞納や空室、自然災害といったリスクが発生する点には注意が必要です。

◎投資信託
資産運用を投資のプロに託す方法です。
投資の知識がなくても運用できる他、少額から始められる、リスク軽減に欠かせない分散投資ができるといったメリットがあります。
ただし、短期間で大きな利益が得られない、元本割れの可能性があるなどのデメリットもあります。

 

今回は、FIREの意味、リスク、達成するためのステップをご紹介しました。
FIREには自由な生活が手に入るという大きな魅力がありますが、リスクも伴います。
FIREを目指す場合は、リスクとその対処法、しっかりとした計画を立てることがとても重要です。
ご紹介した対処法や資産形成方法を参考にしながら、ぜひ検討してみてください。


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