株式会社ワン・パブリッシング【代表取締役 松井謙介】の評判は？

株式会社学研プラス（代表取締役社長：碇秀行）と株式会社日本創発グループ（代表取締役社長：藤田一郎）の共同出資により2020年7月1日に設立されたのが「株式会社ワン・パブリッシング」です。
学研プラスから定期雑誌などのメディア事業が移管され、さらに先端デジタルテクノロジーとの融合による多様性の高いコンテンツを創出するとして話題になりました。
今回は、そんな次世代型の出版社として躍進を続けている株式会社ワン・パブリッシングについて事業内容や社長である松井謙介氏についてご紹介しましょう。

 

■株式会社ワン・パブリッシングはどんな会社？

株式会社ワン・パブリッシングには、学研プラスより「GetNavi」「ムー」「TV LIFE」といった定期雑誌などのメディア事業が移管されています。
出版事業を継続発展させることはもちろん、デジタルコンテンツ・イベント・eコマースといった分野でも最適なかたちでタイムリーな情報発信を行うべく日本創発グループと協力していくとのことです。
事業パートナーとともに合弁会社を発足させたことで雑誌やオンラインメディアのコンテンツマーケティングがスムーズになり、さらには小冊子・オリジナルのサイト作成/運営・SNS・ARやVRといったデジタルコンテンツの提供などもワンストップで行える体制が組めるようになったそう。
株式会社ワン・パブリッシングでは「まじめに、丁寧にコンテンツを創り、世界を楽しく、より良く変えていく」という企業理念の下、コンテンツを通じて読者や企業のみなさんを囲や未来、さらには異次元の世界にも通じるメディアを目指して成長を続けるとしています。

 

■株式会社ワン・パブリッシングはどのような経緯で設立した？

株式会社ワン・パブリッシングの設立の経緯について、学研プラスと日本創発グループの双方のコメントを確認することができます。
それぞれの視点でワン・パブリッシングの設立に至るまでの想いをみていきましょう。

・株式会社ワン・パブリッシング代表取締役社長：廣瀬有二氏
廣瀬有二氏は学研プラスにて取締役を務めていた人物です。
メディア事業本部の担当者として新設分割したことでワン・パブリッシングが生まれました。
メディア事業とはコンテンツを作って届けるというシンプルなビジネスでありながら、読者やユーザーにフィットした作り方と届け方が変化しやすいものだと廣瀬有二氏は語ります。
多様なコンテンツをフレキシブルに読者やユーザーに届けるには優れたクリエイティブスキルを持つ日本創発グループとの協力が欠かせなかったとのこと。
ワン・パブリッシングでは出版事業で積み重ねてきた信頼性を守りつつ、時代にニーズに適合するパブリッシャーとして良質なコンテンツを提供していくとしています。

・株式会社日本創発グループ代表取締役社長：藤田一郎氏
Webやアプリの制作、ARやVRといったデジタルクリエイティブといった先進技術を活用した質の高いモノづくりが日本創発グループの強みだと藤田一郎氏は語ります。
そのため、学研プラスで展開している「GetNavi」「ムー」「TV LIFE」といった認知度の高いメディアと融合すれば新しい形のコンテンツを読者やユーザーに楽しんでもらえると確信したそう。
さらに日本創発グループの印刷関連事業・マーケティング・セールスプロモーション事業がワン・パブリッシングに寄り添えばより一層、読者やユーザーの期待に応えるコンテンツの提供が可能だと考えているとのこと。

 

■株式会社ワン・パブリッシングの主な発行物は？

2020年7月1日付で決定している株式会社ワン・パブリッシングの主な発行物は次の通りです。

・定期雑誌
◎GetNavi
◎CAPA
◎ムー
◎TV LIFE
◎BOMB
◎POTATO
◎上沼恵美子のおしゃべりクッキング
◎WATCHNAVI
◎歴史群像

・書籍/ムック
◎家庭実用・料理
◎コンピュータ・デジタル
◎芸能・エンタテインメント
◎趣味・歴史
など

・Webメディア
◎GetNavi web
◎CAPA CAMERA WEB
◎WATCHNAVI salon
◎学研キッズネット
◎FYTTE
◎mer
◎TV LIFE web
◎ムーPLUS

■株式会社ワン・パブリッシングは企画やイベント開催に積極的

株式会社ワン・パブリッシングでは子どもや家族を対象にした企画やイベントを積極的に開催しています。
単独での開催もあれば、他企業とのコラボレーションによるイベントもあり、毎回趣向を凝らした内容が好評です。
その一部をみてみましょう。

・NTTドコモとのコラボ企画「絵画で自由研究」
2024年7月1日から開催しているのが株式会社NTTドコモとのコラボレーション企画「絵画で自由研究」です。
小中学生とその保護者のための教育ポータルサイト「学研キッズネット」の人気コンテンツである「夏休み！自由研究プロジェクト2024」内にて公開しています。
アート体験を楽しみながら自由研究ができるとのことで、野菜や果物で絵の具を作る、スパッタリングやマーブリングといった技法を用いる、といった様々なアイデアが紹介されています。
すべて講師であるイラストレーターが動画で説明しているので誰でも見ながら絵を描ける仕組みになっているそう。

・ASOPPA！と「家族の日」プレゼントキャンペーン
2022年には子どもの遊び情報サイト「ASOPPA！（運営元：株式会社フレーベル館）」とともに家族の日に合わせたプレゼントキャンペーンを開催したこともあります。
「家族の日」とは、子どもを家族が育み、家族を地域社会が支えることの大切さについて理解を深めるために内閣府が定めた記念日。
11月の第3日曜日を「家族の日」とし、その前後1週間を「家族の週間」と定めており、この期間を中心として理解と促進を図るというもの。
ASOPPA！とワン・パブリッシングでは「家族みんなで読書を楽しもう！家族の日プレゼントキャンペーン」と題し、家族みんなで楽しめる絵本や料理本、プログラミングが学べる教育本などをプレゼントする企画を行いました。

 

■株式会社ワン・パブリッシングの企業情報

株式会社ワン・パブリッシングの企業情報をチェックしていきます。

◎社名：株式会社ワン・パブリッシング
◎所在地：〒105-0003東京都港区西新橋2丁目23番1号 3東洋海事ビル
◎URL：https://one-publishing.co.jp/

株式会社ワン・パブリッシング

◎代表取締役：廣瀬有二
◎取締役社長：松井謙介
◎設立：2020年7月
◎Facebook：https://www.facebook.com/ONEPUBLISHING.Japan
◎X（旧Twitter）：https://x.com/ONEPUB_JP
◎Instagram：https://www.instagram.com/onepub_jp/
◎note：https://note.com/onepublishing/

 

■株式会社ワン・パブリッシングの社長は松井謙介

現在、株式会社ワン・パブリッシングの社長を務めるのは松井謙介氏です。
2024年1月に取締役社長に就任したそう。
どのような人物なのか経歴を調べてみました。

2000年　早稲田大学政治経済学部卒業
2000年　株式会社学習研修社入社
2001年　幼児ソフト開発部にて絵本などの編集を担当
2002年　雑誌第一編集部にてGetNavi編集を担当
2010年　GetNavi編集長
2014年　メディアビジネス部メディアプロデュース室/メディアソリューション室室長
2018年　メディアビジネス部副部長
2019年　メディアビジネス部部長
2020年　株式会社ワン・パブリッシング設立　取締役就任
2024年　取締役社長就任

松井謙介氏の社長就任によってメディア事業の強化を行うとのこと。
限られたリソースを有効活用するため、伸ばすべき事業とそうでない事業の洗い出しと再編なども必要だと語っています。
旧来的な出版社からコンテンツ・カンパニーへ変わるために今後も進化し続けるとのこと。

 

■松井謙介はSNSをやっている？

松井謙介氏のプライベートについても調査しましたが、残念ながら詳しいことはわかりませんでした。
SNSについてもアカウントは持っていないようです。

 

今回は学研プラスと日本創発グループの共同出資によって誕生した「株式会社ワン・パブリッシング」の事業内容や社長の松井謙介氏についてご紹介しました。
コンテンツ・カンパニーを目指すワン・パブリッシングはまさに、出版業界をリードする存在になりそうです。