わたしの3.11

あの日の記憶　それはお昼頃から始まります。
どうしても、朝　男二人を　送り出したところの記憶がありません。
それだけ、毎日と同じように　仕事に出ていく姿だったのだと思います。

あの頃　我が家はまだ、4人暮らしでした。ミューポンも家にいた頃です。
そしてちょうどあの日　ミューポンは、就職の面接の日でした。

お昼過ぎに「そろそろ、出かけるわ。ちょうどいい頃やろ〜」
そう言って　面接の場所まで、出かけて行きました。

そしてあの時刻が来たんです。
テレビで・・・あとはみなさんの知っておられることばかりです。

でも夕方ミューポンが、面接を終えて　帰って来るまでの時間の長いこと、長いこと。。。

怖いから見ないでおこう！っていう気持ちと　テレビから　目が離れない自分と。
場所はずいぶん離れています。知人がいるわけでもありません。
でも、誰かに・・・・って気持ちだけで　動けずにいました。

そのテレビ放送の中で流れていたんのは・・・
コマーシャルはないですよね。
その代わり　「エーシー」って言う・・・政府広報って言うんですか、あれ。
あればっかりが、何度もなんども流れました。
仁科亜季子さんの　子宮頸癌の検診　だったと思うのですが。。。

内容のことだけじゃなく　あの「エーシー」って響だけが耳元に残って。。。

「異常」とまでは行かなくても　今でも私は　あの音が耳に響くときがあります。
動悸が激しくなったり　イライラしたり　とても不安になったり。。。

こんな私には、何一つできることがありません。
何か・・・って気持ちだけで　でもあの不安がよぎって来るのです。
これが、私の「3.11」なのです。
どうしても、この季節になると　テレビにも放送回数が多くなります。
もっと、もっと苦しい方が　いっぱいおられるはずです。
私のことなど、微々たるものでしょう。でも、苦しい。
この不安から　逃れることはできないのでしょうか。
「忘れた頃にやって来る」そう思うと・・・・・・

間違いなく 親子（笑）

午前中 なにやらごそごそと。。。

で、「余ったから おかん なんかに使わんかぁ〜」って。

我が家の子供達 3人の中で 1番私の血を濃く受け継いだのは〜〜

多分息子でしょ！ 笑っちゃいます。

必要な本物を買うには お高過ぎるから〜〜って、

百均へ通い 必要なものを揃えて 欲しかったものを自分で組み立てたらしい。

手芸用品の中に 色々使えるものがあると 何度も通っていた。

でも、やっぱり余ったものが出てきた。ここまで似てるとは。。。