DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

再開!…忘れた頃に…そして、たぶんまた存在を忘れる…

坂の上の雲 第1部-1 少年の国……思春期はいろいろ焦るよね。そうだよね。

2009年12月06日 | 坂の上の雲
土曜の再放送で見ました。

晩ゴハンが炊けるの待つ間に、思いつくままの箇条書きレビューを。

・2年前、松山に温泉旅行に行ったら、もうローソンに「坂の上」コーナーがあって驚いたことがある。毎週の松山の視聴率を知りたい<野次馬根性
・元薩長(とくに長州)天下な時代で、藩民は努力しなきゃ上に行けない時代だった…という描写は思ってたより薄かったですね。第2話には入るのかな?
・好古が陸軍に入るまでのエピソードがカットされてて残念。当時の「官」というもののいやらしさが面白く感じられるエピソードなのに。やっぱり、話数が足りないなあ。
・人の青春と国の青春(青春のわりには血なまぐさいけど)が交差するドラマ構成らしいので、原作で一番面白かった手作りの軍隊作りな描写がカットされそう。原爆製作シーンがない「太陽を盗んだ男」みたいで残念。
・役者さんは完璧。今の十代タレントより十代らしい。しかし、香川照之と菅野美穂は予想どおりだが、モックンは予想を越えたスゴさ。でも、第3部の頃にはつまらない(いつもの)演技になるんだろうな。
・菅野美穂は昔やってた「いつもの演技」の健在ぶりを発揮。実際の彼女は全然違うキャラらしいですね。でも、「いつもの演技」の彼女は、昔いろいろあった知人に実によく似てるので、「いつもの演技」の彼女を見ると発作的に電話したくなるので「いつも」困る。
・ドラマ「結婚できない男」を見てたとき、秋山好古が結婚してなかったら明治陸軍コメディー「結婚できない男」ができるのにと思うくらい、桑野さんと好古はキャラが似てると思ってたので阿部ちゃんの出演にはかなり満足。
・好古の酒飲み描写はどこまでやるのだろう?最近、いろいろうるさいからカットするかも。心配。
・松たか子が出てきた瞬間に爆笑。いくつの設定ですか?そこは史実無視ですか?やっぱり、原作どおりにある意味一番描けない部分はそれですか?あれだけ読まれた本でも無理ですか?
・この時代の高橋是清がハマちゃんなのはさすがに違和感がありすぎた。
・原作も、前半は小説的なドラマ描写が多いのでうまく引用してましたが、後半はどうするんだろ?とくに陸軍サイド。あ、日本海海戦で終わらせればいいのか。
・最近の「ウェルかめ」。突き抜けた面白さはないが、さりげなく面白くなってきた。全然ドラマチックじゃないドラマ展開が好みだ。

じゃあ、ゴハンが炊けて2話も始まったのでこの辺で
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