DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

再開!…忘れた頃に…そして、たぶんまた存在を忘れる…

映画「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」(獨臂拳王大戦血滴子)

2007年10月30日 | 映画感想(アジア)
監督・主演 ジミー・ウォング  1976年 香港映画 

「近所の学校は俺がシメるぜ」的クローズな高校生にこそ見て欲しい映画。
勝負というものについて学ぶものが多いはずだ<おいおい

【ストーリー】
その昔、敵に右腕を叩き切られ、地獄の修行のはてに鋼鉄のごとき左腕を手にいれた男(ジミーさん)がいた…。
彼に弟子を殺された盲目の怪僧、封神無忌は、復讐のため山を下り、町の武術大会に参加していたジミーさんを襲う…
しかし、ジミーさんは封神無忌の想像を絶する卑怯な武術家だったのだ!


ブログで感想を読むと「ジミーさん(主人公)が卑怯で卑劣」と必ず書いてあるこの映画の魅力を、ちょっとDMC信者風に書いてみました。

「時代劇カンフー映画なのに、魂揺さぶるギターとベースでオープニングだなんてイカしてるぜ。しかもその曲が無断使用だなんて、ジミーさんの音楽センスに国境(と著作権)なんて無いんだよ!」

「見習うべき敵の技が一番卑怯な技だけなんてジミーさんの判断力に無駄はないぜ」

「敵を鉄板焼きで苦しめた後、弟子達になぶり殺しにさせるなんて、ジミーさんの戦闘は完璧すぎるぜ!」

「目の見えない老人を惨殺するために、まず老人の聴力を惑わせて恐怖心を煽ってから、刃物でナズタズタに切り刻むなんて、ジミーさんは本物の悪魔だぜ…」

しかし、この武術大会は、主催者の家族からすれば、まさに「そんな悪い武術家達をワザワザ集めてなにが楽しいの!?」でしょうね。

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